東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

これで日本を守れるのか(加瀬英明のコラム)

2017-08-31 | 日本の安全保障
安倍内閣が大手新聞、テレビ、週刊誌がおもしろおかしく煽った加計・森友学園騒動のなかで都議会選挙が行われ、「都民ファーストの会」に惨敗して支持率が急落したために、4年8ヶ月で3回目の内閣改造による起死回生をはかった。 マスコミが、こぞって「人心一新」という言葉を使った。日本国民は気付いていないだろうが、世界の主要国のなかで、こんなに頻繁に内閣改造が行われる国はない。 満州事変の昭和6(1931) . . . 本文を読む

『中国はなぜ軍拡を続けるのか』阿南友亮著(新潮撰書)

2017-08-31 | 日本の安全保障
西側は中国軍の実力を過大評価していないか 本当は何が目的で、実際にはどのような成果をあげたのか? ******************************************************** 冷徹な分析で一貫した最新の中国軍の分析である。ともすればセンセーショナリズムに流れがちな日本のチャイナウォッチャーの中国の国防力の分析に比べると、本書は徹底的に冷静なのである。なにしろ . . . 本文を読む

バノンは政権を去ったが、トランプ大統領とは接着剤がある(宮崎正弘国際ニュース早読み) 「ルネッサンス・テクノロジー」が俄に注目されているのは何故か

2017-08-29 | アメリカ情勢
ヘッジファンドは数々あれども、収益の実積平均70%というのは、ジョージ・ソロスもジム・ロジャーズも及ばない。まして民主党贔屓のウォーレン・バフェットにしても、そこまで卓越した成績を上げたことがない。 全米のファンドのなかで、「ルネッサンス・テクノロジー」は過去十年のパフォーマンス平均値が38%、なかでも「メダリオン」ファンドは収益率がなんと2478%。ここに資産を預けた投資家は財産がおよそ25倍 . . . 本文を読む

韓国大統領が再び問題化した「徴用工」 日本は過去の経緯踏まえしっかり主張を(櫻井よしこ)

2017-08-28 | 日韓関係
韓国大統領が再び問題化した「徴用工」 『週刊ダイヤモンド』2017年8月26日号より転載 「韓国大統領が再び問題化した「徴用工」 日本は過去の経緯踏まえしっかり主張を」 拓殖大学教授の呉善花氏は、「文在寅大統領で韓国は潰れる」と語る。なぜか。韓国大統領として向かうべき方向を完全に間違えているからだ。文大統領は8月15日、「光復節」の記念式典で「強制動員」について語った。 「(徴用工などの問題 . . . 本文を読む

訪韓拒絶!河野外相、徴用工問題で異例の“実力行使” 安倍首相も抑制的対応要求

2017-08-26 | 日韓関係
2017.8.26 河野太郎外相が、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領による、理不尽極まる徴用工問題の蒸し返しに、毅然とした姿勢を示した。フィリピン・マニラで7日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相に断固抗議したうえ、今月下旬から韓国・釜山(プサン)で開かれる国際会議への招待を拒絶し、出席を見送る方針を固めたのだ。父親の洋平元官房長官は「媚韓・媚中」で国民からあきれられたが、河野氏は期待でき . . . 本文を読む

『韓国・韓国人の品性』古田博司著(ワック) いまこそ「非韓三原則」(助けず、教えず、関わらず)を日本外交の基本とせよ

2017-08-25 | 韓国の歴史・韓国情勢
地形が悪すぎるから品性も悪くなった韓国人 @@@@@@@@@@@@@@@@@@ なにしろ韓国の専門家が言うのだから間違いはない。「非韓三原則」で、これからは韓国に対処せよ、という基本方針を日本の外交方針に据えるのである。すなわち「助けず、教えず、関わらず」という三つの基本姿勢の貫徹である。 韓国人にかぎらず朝鮮人は見栄っ張りで嘘つきだが、法治の概念がない。卑劣という言葉の意味するところが理解で . . . 本文を読む

日本史最大のクーデター「本能寺の変」真実求め50年(明智憲三郎)

2017-08-24 | 日本の歴史
――「本能寺の変 431年目の真実」(文芸社)を書こうとしたきっかけは 明智 きっかけは先祖の起こした事件の真相究明に尽きる。私が20代のとき、ある書籍によって「明智光秀が恨みで織田信長を殺したというストーリーは、後世の軍記物として作られた話であった」という事実を初めて知った。子供の頃からその事実を知るまで、光秀の子孫として後ろめたい気持ちがあった分、その衝撃は大きかった。それ以来、どうして . . . 本文を読む

第138回東アジア歴史文化研究会のご案内(日本史最大のクーデター「本能寺の変」の真実)最終案内

2017-08-23 | 研究会の案内
明智光秀の子孫、明智憲三郎氏の講演『日本史最大のクーデター「本能寺の変」 435年目の真実』は明日となりました。 本能寺の変に関して、国内にはなかった二つの資料が残されています。ひとつはイエズス会宣教師フロイスが書いた『日本史』で、安土城の密室で「彼(信長)の好みに合わぬ要件で、明智が言葉を返すと、信長は立ち上がり、怒りをこめ、一度か二度、明智を足蹴りにした」という。もう一つがヒロンの『日本王国 . . . 本文を読む

ベテラン記者の警告、メディアの驕り(櫻井よしこ)

2017-08-23 | 日本をダメにする勢力
いま読むべき書は廣淵升彦氏の『メディアの驕り』(新潮新書)だと言ってよい。 わが国では加計学園問題で、「朝日新聞」「毎日新聞」「東京新聞」をはじめ、放送法によって公正中立を求められている「NHK」など、いわゆる「主流」の報道機関がメディア史に汚点として残るであろう偏向報道に狂奔中だ。民放各局の報道番組の大半、ワイドショーの殆ども例外ではない。 そんな中、廣淵氏が警告する。「変に使命感に駆られ、 . . . 本文を読む

『シーボルト「NIPPON」の書誌学研究』宮崎克則著(花乱社) シーボルト帰国後、二十年もの歳月をかけて書いた日本紹介本が現代に蘇った

2017-08-22 | おすすめの本・映画
長崎出島のオランダ商館付属医師として日本にやってきたシーボルト 帰国後、二十年もの歳月をかけて書いた日本紹介本が現代に蘇った ***************************************************************************** 稀有な一冊である。評者(宮崎)がこの本に惹かれたのは単に幕末史の側面としてではなく、もうすこし世界史的観点からだった . . . 本文を読む

中国の債務爆発はリーマンショックを超える時限爆弾 英国の「オウトノマス・リサーチ」が早期警戒予報(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2017-08-21 | 中国の歴史・中国情勢
中国のシャドー・クレジット(隠れた債務)はGDPの51%となった。巧妙に不良債権を隠してきた悪知恵も、底が透けて見えてきた。 銀行の不良債権をいかにして隠ぺいしたか。具体的な方法が、このアウトノマスリサーチという英国の金融シンクタンクが暴露した(2017年8月18日)。 第一がWMP(Wealth management Produst)と呼ばれる『理財商品』の一種である。これが典型の不良債権隠 . . . 本文を読む

「三内丸山遺跡で縄文の文明と文化を考る」(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2017-08-20 | 日本の歴史
夏休みの真ん中。国際ニュースを離れて随筆を書きます。今朝、午前6時開門前に靖国神社へ行って参拝を済ませました。 一番乗りもこれで5年連続、それまでは昼前に参拝していたのですが、あの夥しい参拝者の行列に感動する一方で、やはり靜かで、参拝者がすくない早朝が良いと思うようになりました。 開門前、すでに500人ほどの列ができていました。人々が何を祈ったのか、小生は参拝のあと、桜チャンネルのインタビュー . . . 本文を読む

トランプ大統領の上級顧問、首席戦略官バノン、側近たちと激突。ホワイトハウスを去る (宮崎正弘国際ニュース早読み)

2017-08-19 | アメリカ情勢
トランプを支えた首席戦略官、クシュナー、マクマスター、ケリー連合に苦杯 **************************************** トランプ大統領の上級顧問、首席戦略官として一時期はホワイトハウスを牛耳ったステーブ・バノン。左翼メディアが眼の仇にしたほど影響力が強く、四月にはTIMEが表紙にしたほどだった。その彼も8月18日に『辞任』を発表、事実上の更迭である。 北朝鮮問 . . . 本文を読む

日本史最大のクーデター「本能寺の変」真実求め50年、定説への挑戦(明智憲三郎)

2017-08-10 | 日本の歴史
時をさかのぼること天正10(1582)年、智将・明智光秀は謀反を起こし織田信長を自害に追い込む。日本史最大のクーデター、本能寺の変だ。その光秀の子、於寉丸(おづるまる)の血を引くという。 「曾祖父が明治14(1881)年、内務省に系図や短冊、笛などの伝承品を提出して名字を明田(あけた)から明智姓に復姓しました。『将来、子孫が明田を本姓と誤ることがあれば先祖の霊に相済まない』と考えたからだそうで . . . 本文を読む

第138回東アジア歴史文化研究会のご案内(本能寺の変の真実 なぜ明智光秀は織田信長を討ったのか)再掲載

2017-08-08 | 研究会の案内
残暑お見舞い申し上げます。 この度は今までと趣向を変えて、日本の歴史のなかで最も有名な事件、本能寺の変を取り上げます。今から4年前、書店におかれていた『本能寺の変 431年目の真実』(著者:明智憲三郎)を購入し、読み始めてたいへん驚いたことを覚えています。明智憲三郎氏の歴史的考察は今までの概念をくつがえすものでした。 今年3月、織田木瓜紋会(織田信長が築城した安土城再建を目指す会)で本能寺の . . . 本文を読む