連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー「老兵は死なず。ただ消えゆくのみ。神が示すところに従い自己の任務を果たさんと試みた一人の老兵として。さようなら」1951年4月19日。米上下院合同会議で、連合国軍最高司令官(SCAP)として日本を占領統治した陸軍元帥のダグラス・マッカーサーは半時間の退任演説をこう締めくくった。後に第37代大統領となる共和党上院議員のリチャード・ニクソンは演説を聴き、その感激 . . . 本文を読む
「ルーズベルトの戦争責任とOSS」、「GHQ日本改造計画と戦後左翼の正体」と、二回続けて田中英道氏(東北大学名誉教授)に講演していただいた。
なんとルーズベルト大統領は社会主義者であり、スターリンの友人でもあった。そしてそのルーズベルトが創設したOSS(戦略情報局)の構成要員のほとんどが米国共産党、フランクフルト学派(名乗らない共産主義者)であった。そのOSSで1942年前半に日本に対する二段階 . . . 本文を読む
日本人を洗脳する作戦の基本が記された公文書
GHQ(連合国軍総司令部)が日本の占領政策の1つとして行った、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の存在について触れたい。戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付ける宣伝計画である。
日本人で最初にこの言葉を使ったのは、保守派の論客、江藤淳氏である。1989年出版の『閉された言語空間』(文藝春秋)で、GHQの内部文書に基づくも . . . 本文を読む
■1.わずか16文字に隠された歴史のドラマ
聖徳太子は内政と外交の両面で偉大な業績を残したが、外交面での東京書籍版の記述はわずか3行に過ぎない。
「さらに、東アジアでの日本の立場を有利にし、中国の進んだ制度や文化を取り入れようと、小野妹子(おののいもこ)らを隋につかわし(遣隋使)、多くの留学生や僧を同行させました。」
これに比べると、自由社版は4頁を割いて、内政・外交を関連させながら記述して . . . 本文を読む
大東亜戦争を正しい歴史観で英国人が捉え直した
東京裁判は茶番、A級戦犯は東条英機ではなくチャーチルとルーズベルトだ
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戦後、GHQ史観に洗脳された日本人がまだ多い中で、英国人ジャーナリストがついに正史に挑んだ。東京裁判は茶番であり、A級戦犯は東条英機ではなく、チャーチルとルーズベルトだというのは、歴史通なら誰もが知っている . . . 本文を読む
124回目の研究会も間近になりました。前回に引き続いて東北大学名誉教授、田中英道氏に講演していただきます。
OSS(戦略情報局)の要員としてハーバート・ノーマンや都留重人(元一橋大学学長)の存在はかなり知られていますが、マッカーサーに共産主義の脅威を吹き込んだため、近衛文麿を自殺に追いやった張本人でもあります。京都大学名誉教授、中西輝政氏は戦後日本にとって最大の敵はハーバート・ノーマンだとはっき . . . 本文を読む
■1.「我々虐げられてきた在日同胞の権利拡大の始まり」!?
数年前からネットで話題になっている「怪文書」がある。民主党が平成19(2007)年の参議院選挙で大勝した際に、ヤフー掲示板に「スヒョン」という名の在日の人によって投稿されたとされる「スヒョン文書」である。その一部を紹介しよう。
「計画通り民主党が参院選で過半数を獲得。いよいよ始まりますね。自民党独裁弾圧政治の終わりの始まり。我々虐げ . . . 本文を読む
産経ニュース【正論】より転載
2016.4.12
4月1日に女性活躍推進法という耳慣れぬ法律が発効したらしい。「女だって活躍したい」というポスターも見かけた。何にせよ女権の拡張、女子力の向上ぶりは目を見張るものがある。「男に追いつけ」から「男を追い越せ」の段階に入ったのかもしれない。
圧力を増す「差別」撤廃運動
しかし女性弁護士や非政府組織(NGO)の急進的フェミニスト運動家たちが満足する気 . . . 本文を読む
「宮崎正弘国際ニュース早読み」から転載
●「ルーズベルトの衰弱ぶり」
ヤルタ会議の翌月の3月に大統領と会った米軍のウェデマイヤー将軍はルーズベルトの衰弱振りに驚く。2月のヤルタ会議でもルーズベルトには放心の様子が見られたという。脳機能は既に衰弱が始まっていたのであろう。・・・1945年3月私(米軍ウェデマイヤー将軍)がワシントンに到着すると大統領や高官との会見が組まれていた。私はルーズベルト . . . 本文を読む
産経ニュース【正論】より転載
2016.04.08
今、3つの「妖怪」が世界を徘徊し、人々の心を不安にさせている。
その一つはイスラム過激派による「テロの大波」である。二つ目は、冷戦後の世界で急に耳にすることが多くなった大量破壊兵器という「妖怪」である。先週ワシントンで世界の首脳が一堂に会した「核安全保障サミット」が開かれたのも、そのグローバルな脅威に対処するためであった。
そして今年に入っ . . . 本文を読む
(中西輝政氏の内容を参照にしました)
戦後GHQの占領統治下で、進歩主義という美名のもとに進歩的改革の看板を掲げて日本をさんざん荒し回って引き上げていったニューディーラーの罪状について、さらに詳しく調べてみたいと思います。
コミンテルンの謀略によって日本の近代史が大きな歪曲をうけたのは4回あったということです。
第一に、張作霖爆殺事件(と「田中上奏文」)のとき、つまり昭和3年(1928年) . . . 本文を読む
「パナマ文書」は隠し財産の一端か、暴露は謀略か?
アイスランド首相が、たちまち辞任に追い込まれた
奇怪な事件ではないのか。タックスヘブンの「名所」として知られるパナマの法律事務所が入手した「税金逃れの世界の有名人リスト」は世界のジャーナリストらの検証を経て、南ドイツ新聞が最初にすっぱ抜くや、各国の反応がまるでちぐはぐ、しかし48時間も経過しないうちに、アイスランドの首都レイキャビクでは「数千人の . . . 本文を読む
この本書は、1948年4月に出版されたそうですが、戦後まもなく、しかも東京裁判の最中にルーズベルトの戦争責任を追求したものであるため、当然禁書とされてしまい闇に葬られてしまった。3月24日、研究会で田中英道氏(東北大学名誉教授)に「ルーズベルトの戦争責任とOSSの正体」について語っていただいた時、このビーアドの本書の意味を語っておられた。よって、この本書の存在を皆様に知ってほしいため再掲載すること . . . 本文を読む
田中英道氏(東北大学名誉教授)が代表理事をされている日本国史学会で講演会が開催されますので、以下ご案内致します。田中英道氏の基調講演第一回目はは、神話と古代がテーマで語られるそうです。ご関心ある方はご参加ください。
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日本国史学会 公開講演会
【日時】:平成28年4月9日(土)14:00 . . . 本文を読む
東北大学名誉教授・田中英道氏
この度の研究会は、前回に続いて東北大学名誉教授、田中英道氏に「GHQ日本改造計画と戦後日本を蝕んだ左翼勢力の正体」のテーマで語っていただきます。OSS(戦略情報局)が策定した日本改造計画に基づいてGHQの民政局のチャールズ・ケーディス、そしてハーバート・ノーマンらマルクス主義者が中心になって神道指令、日本国憲法、公職追放(30万人)、財閥解体、農地改革など、日本を社 . . . 本文を読む