東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

明治維新から150年、日本の立ち位置、外交・安全保障をどう構築するべきか(「財界」2018.3.27 拓殖大学前総長・渡辺利夫氏)

2018-03-31 | 日本の安全保障
第144回東アジア歴史文化研究会(3月15日)での渡辺利夫氏の講演の後半部分が、以下の記事と重なるところが多く、韓国の主権国家としてはありえない、劣化した現実を見事に表現しておられるので、ぜひお読みいただきたいと思う。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 福沢諭吉が『脱亜論」を書いて133年、日本は再び東アジアの地政学リスクに直面している . . . 本文を読む

米中貿易戦争の主戦場は「胃袋」と「ハイテク」(中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップス 福島 香織)

2018-03-30 | 中国の歴史・中国情勢
2018年3月28日 3月22日、トランプ米大統領は中国への高関税措置に署名した(写真:UPI/アフロ) 屈服させたい米国、切り札残す中国、日本は漁夫の利を 今週、中国人の間に動揺が広がったニュースは、米国が「最低でも500億ドルの対中関税引き上げ」を宣言し、それに対して中国が報復措置を発表したこと。いよいよ米中貿易戦争の開戦の狼煙があがった、という声も聞かれる。これは中国人の経済活動と暮らし . . . 本文を読む

「士魂 福澤諭吉の真実-今こそ明治維新のリアリズムから学べ」拓殖大学前総長 渡辺利夫氏講演レジュメ

2018-03-29 | 歴史の真実
第144回東アジア歴史文化研究会レジュメ 日時:平成30年3月15日 場所:新宿常円寺祖師堂 テーマ「士魂 福澤諭吉の真実-今こそ明治維新のリアリズムから学べ」 拓殖大学学事顧問・前総長 渡辺利夫氏 ●『学問のすすめ』と『福翁自伝』の過剰なる影響 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」 (天賦人権説) 「政府は国民の名代にて、国民の思う所に従い事を為すものなり」 (社会契約説) 「門 . . . 本文を読む

「福澤諭吉が喝破した背信、違約が当たり前の国、韓国」(Hanada 2018年3月号 渡辺利夫拓殖大学前総長)

2018-03-29 | 歴史の真実
3月15日、東アジア歴史文化研究会にて渡辺利夫氏(拓殖大学前総長・学事顧問)に「士魂 福沢諭吉の真実-今こそ明治維新のリアリズムから学べ」のテーマで講演していただいた。後半部分がこの「福澤諭吉が喝破した背信、違約が当たり前の国、韓国」(Hanada 2018年3月号)と重なっているので、転載させていただいた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ . . . 本文を読む

「明治人・福澤諭吉」(明治150年記念シンポジウム 渡辺利夫拓殖大学前総長)

2018-03-29 | 歴史の真実
3月15日、東アジア歴史文化研究会にて渡辺利夫氏(拓殖大学前総長・学事顧問)に「士魂 福沢諭吉の真実-今こそ明治維新のリアリズムから学べ」のテーマで講演していただいた。前半部分がこの「明治人・福澤諭吉」(明治150年記念シンポジウム)と重なっているので、転載させていただいた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「明治人・福澤諭吉」(明治150年記 . . . 本文を読む

金正恩電撃訪中、次はモスクワか(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2018-03-28 | 北朝鮮関係
2018年3月24日から27日、鴨緑江を越えて丹東から瀋陽、そして北京へと長い長い列車の旅。飛行機なら一時間ちょっとの距離も列車だと時間がかかるが、警備の関係からか、それとも「威厳」とかの理由からか。金正恩は、父親をまねて特別列車を仕立てた。 習近平の思惑は「挨拶に来い。そして説明をしろ」とおそらく強烈なブラフをかけたと思われる。中国を抜きにして南北会談、ひきつづき米朝会談。 第一に、南北朝鮮 . . . 本文を読む

それでも安倍3選しか選択肢はない自民、野党は“魔女狩り”で展望は開けぬ 焦点極東外交に移行(杉浦正章ブログ)

2018-03-28 | 日本をダメにする勢力
まさに国会で魔女狩りが始まったかのようである。野党が、希代の詐欺師籠池泰典に勝手に名前を使われた被害者で首相夫人の安倍昭恵や首相秘書官今井尚哉を国会の証人喚問に引き出そうとしているのだ。 26日も民進党の増子輝彦は昭恵の証人喚問を要求した。しかし、首相夫人といえども民間人だ。民間人の証人喚問は過去にもあったが、事は人権問題が絡む。極めて慎重でなければなるまい。 今の野党のやり口は、ことごとく安 . . . 本文を読む

『なぜ中国は民主化したくてもできないのか』石平著(KADOKAWA) 「独裁皇帝」は中国人の歴史的体質に染みこんだ「必然」なのだ

2018-03-27 | 中国の歴史・中国情勢
石平氏の前作『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)と併せ、本書によって『石平・歴史学』の双璧がなった。 本書を読了し、長年の謎がふたつ解けた。 第一は中国における徳川家康ブームというミステリアスな現象の根幹にある、中国人の深層心理の不可思議さがなかなか理解できなかった。 上海でも北京でも広州でも空港の書店には山岡荘八の長編小説『徳川家康』の中国語版が積み上げてある。昆明空 . . . 本文を読む

中国の顔面認識ソフトはすさまじい技術進歩を遂げている 「デジタル・レーニン主義国家」は国民をハイテクで管理しはじめた(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2018-03-26 | 中国の歴史・中国情勢
日本のマイナンバーのデータが中国に流れた。下請け業者が孫請けに中国人の会社に発注したからだ。 全米の連邦職員の名簿やデータは二年前に中国のハッカーに盗まれた。 北朝鮮のハッカー部隊は、中国遼寧省の丹東と瀋陽のホテルを陣取って、世界中にランサムウエアを仕掛け、身代金をビットコインで要求する。 よく考えてみると、北朝鮮の部隊にハイテクを教えたのは、おそらく中国軍だろう。なぜなら二つの都市は北部戦争 . . . 本文を読む

中国「国務院機構改革」は“粛清の準備”か(中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップス 福島 香織)

2018-03-25 | 中国の歴史・中国情勢
2018年3月22日 再任された習近平国家主席と李克強首相。握手の裏では…(写真:新華社/アフロ) 白い人工雪が隠すのは、冤罪官僚の赤い血か… 習近平が国家主席に反対票・棄権票ゼロの満場一致の同意を得て再任された3月17日、北京の上空には季節外れの雪が舞った。中国では春先に雪が降った年は豊作になるといわれ、瑞兆だ。中央メディアは、「瑞雪が約束したかのように北京の街に降りました」と報じ、習近平の . . . 本文を読む

(維新に翻弄された徳川の殿様たち④ 安藤 優一郎)ソフトランディングを目指した福井藩主松平春嶽

2018-03-24 | 日本の歴史
2018年3月23日 政治総裁職に就き、一次は幕政に関与した松平春嶽(写真:アフロ) 福井藩と徳川宗家の微妙な関係 最終回は徳川一門でありながら、高須4兄弟の徳川慶勝とともに明治新政府の一翼を担った福井藩主松平春嶽(慶永)を取り上げる。 文政11年(1828)、春嶽は田安徳川家当主斉匡の子として生まれた。慶勝よりも4才年下にあたる。なお、慶永が実名で春嶽は号だが、一般に知られている春嶽で通す . . . 本文を読む

王岐山氏の歴史認識、日本に“強敵”(産経新聞 矢板明夫)

2018-03-24 | 中国の歴史・中国情勢
3/18(日) 複数の中国の外交筋によれば、17日の全国人民代表大会で国家副主席に選出された王岐山氏が主に担当する仕事は「外交」だ。これまで金融改革や汚職撲滅などで辣腕(らつわん)をふるってきた実力者の王氏は、中国外交の新司令塔として習氏が目指す「社会主義強国外交」を推進する。中国が外洋拡張と地域覇権拡大を図るなか、周辺国と対立場面も増えると想定される。日本にとって“強敵”が登場した形だ。 . . . 本文を読む

「騙されるな、金正恩の瀬戸際外交」(『週刊新潮』2018年3月22日号 櫻井よしこ)

2018-03-23 | 北朝鮮関係
2018.03.22 ドナルド・トランプ、金正恩、文在寅——3人のユニークな国家指導者が繰り広げる外交が米朝首脳会談に結びつき、朝鮮半島情勢が安定するとは思えない。 3人の共通項は、早急に大きな果実を手にしたいという思惑だ。トランプ大統領は秋の中間選挙を前に低いままの支持率を押し上げたい。 金朝鮮労働党委員長の足下では高齢者や子供たちの中から餓死者が出始めている。正恩氏は困窮した経済を脱して . . . 本文を読む

(維新に翻弄された徳川の殿様たち③ 安藤 優一郎)戊辰戦争で帰る場所を失った桑名藩主松平定敬

2018-03-22 | 日本の歴史
2018年3月22日 桑名藩主松平定敬 それでも殿様は箱館まで戦い続けた 第3回は桑名藩主松平定敬を取り上げる。定敬は弘化3年(1846)の生まれで、兄の会津藩主松平容保よりも11才年下である。高須4兄弟でいうと、一番下にあたる。 兄弟が藩主を勤めて政治行動を共にしたことで、「会津・桑名」と括られるのが幕末史の定番の記述だが、桑名藩の歴史は会津藩とかなり違う。会津藩は保科正之が入封して幕 . . . 本文を読む

(維新に翻弄された徳川の殿様たち② 安藤 優一郎)徳川宗家に殉じた会津藩主松平容保

2018-03-22 | 日本の歴史
2018年3月20日 京都守護職を務めたがゆえに幕末・維新の風雲を真正面から浴びた松平容保(近現代PL/アフロ) 子会社の存亡よりも本社の利益を優先 第2回は会津藩主松平容保を取り上げる。容保は天保6年(1835)の生まれで、兄の徳川慶勝よりも11才年下である。高須四兄弟でいうと、3番目にあたる。 会津藩の初代は、3代将軍家光の異母弟で信濃の旧家保科家に養子に入った正之である。23万石の所領 . . . 本文を読む