東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

敵を誤断するな、誤断したら滅ぼされるのはこちらだ カルタゴはローマの野心を最後まで認識できなかった(宮崎正弘)

2024-05-26 | おもしろいコラム
サルマン・ラシュディは『悪魔の詩』を書いてモハメッドを揶揄したとイスラム原理主義者から判断され、イランは死刑判決を出した。トルコではラシュディ支持派の宿舎が放火され多数が死亡、また日本でも翻訳者の五十嵐筑波大學教授が殺害された。このためラシュディは長きに亘って表舞台にあわれず地下に潜っていた。 三年ほど前からラシュディはテレビに出演するようになり、五月にも「パレスチナの自由国家は『タリバンのよう . . . 本文を読む

オルテガは言った。「大衆が完全の社会的権力の座に登った」「民族や文化が遭遇しうる最大の危機に直面している」(宮崎正弘国際情勢解題)

2023-12-24 | おもしろいコラム
オルテガ・イ・ガセットが残した箴言は現代日本の政治的貧困、経済無策と齟齬、精神的錯綜という惨状を目撃するにつけ、鮮明な教訓として浮かびあがる。 AI(人工知能)が高度化し、人間並みの脳の働きをするようになると人間は機械に支配されるという恐怖が「2045 シンギュラリティ」議論として語られ、一方でそのAI開発競争はきわめて政治的な激突の場にもなった。 AI文明はどこへ向かっているのか。 オルテ . . . 本文を読む

イーロン・マスクと宇宙人(その2) 子供を増やせ、それが文化を守るのだ(宮崎正弘国際情勢解題)

2023-12-21 | おもしろいコラム
12月16日にローマで開催された政治祭典の主賓に招待されたイーロン・マスクは、「日本と同様に、イタリア人はもっと子供を産まなければ存亡の危機に直面する」と警告を発した。 それは「イタリア文化を守るため」だ、とした。なんだか『文化防衛論』風である。 日本の高齢化人口は欧米と並ぶか、超えていて(なにしろ長寿であり、そのうえ「生命は地球より重い」というのが戦後の死生観だから、植物人間でも生かしている . . . 本文を読む

イーロン・マスクと宇宙人、そして「フェルミ・パラドックス」 地球外生命体が存在する可能性が高いが、なぜ人類は証拠を発見していないのか

2023-12-20 | おもしろいコラム
イーロン・マスクと宇宙人! 世界一の金持ち、ビジネス界の寵児、毎日のように世界中のメディアがその動向を伝えるイーロン・マスクは、自らの「スペースX」プロジェクトで、「まもなく火星への無人飛行が実現する可能性がある」と言ってのけた。 閉塞感と絶望感が漂う世界に一筋の希望の光芒か。地獄の黙示録のような米国の実情、ウクライナとイスラエルの戦火のなか、異次元の光彩を放つかのようだ。 奥野健男が三島由 . . . 本文を読む

『変見自在 安部晋三を葬ったのは誰か』高山正之著(新潮社) 中国がまったく興味の無かった「南京大虐殺」をでっち上げたのは米国だ 日本軍人が残虐だったと歴史をねじ曲げた

2023-12-18 | おもしろいコラム
『週刊新潮』巻末のコラム傑作選も本書でシリーズ17弾になる。未曾有の記録、いかにあのコラムの人気が高いかを物語る。 なにしろ倫理、道徳が欠落した、かの極左新聞は「史実をごまかし、陛下まで貶め、しかしながら特定の人には信じられないほどの忖度をする。倫理観も定見もない大メディアが真実を語れる筈がない」。 これが本書の基本スタンスである。「かの極左新聞」がどの新聞からは言うまでもない。 厚顔無恥の . . . 本文を読む

「ユダヤ人」の定義

2023-10-06 | おもしろいコラム
イスラエルの「帰還法」に拠る「ユダヤ人」の定義は「ユダヤ教を信じ、ユダヤ人の母親からうまれたこと」が条件です。 したがってトランプの女婿クシュナーは紛れもなくユダヤ人。ゼレンスキーはカソリックに改宗していますから非ユダヤ人。 ブリンケン、サリバン、ヌーランドのウクライナ強硬路線の三人衆はユダヤ人でありながらユダヤ教を信じていないので「ユダヤ系」となり、キッシンジャーもジョージ・ソロスもそうなり . . . 本文を読む

『泣く男 古典に見る男泣きの系譜』寺田英視著(文芸春秋)

2023-09-28 | おもしろいコラム
底流にわが国の古典の名場面がBGMのように流れる。リズム感が文体に横溢している。 読み終えて、評者(宮崎)は書棚に三島由紀夫の檄文を探した。思い当たる一節があった筈だ。 昭和四十五年十一月二十五日、三島は市ヶ谷台のバルコニーに自衛隊員を集めて最後の演説とともに檄文を撒いた。 こう書かれていた。 「一片の打算もない教育を(自衛隊体験入隊を通じて)受け又われわれも心から自衛隊を愛し、もはや隊の . . . 本文を読む

中国で日本の「女子高生の制服」風ファッションがバカ売れする理由

2021-04-02 | おもしろいコラム
2021-03-25 日本のアニメや漫画などのサブカルチャーは世界に輸出されており、中国でも人気が高い。日本のサブカルチャーの影響により、最近の中国で人気なのは「女子高生の制服」風のファッションだ。中国メディアの快資訊は21日、日本の制服が中国で人気を集める理由を紹介する記事を掲載した。 セーラー服をはじめとする「女子高生の制服」風のファッションは、数年前から中国の女性らに人気が出ていたが、2 . . . 本文を読む

日本人に「靖国参拝」の理由を聞いてみた! 返って来た答えは・・・=中国

2021-04-01 | おもしろいコラム
2021-01-04 毎年、終戦記念日には多くの人が参拝に訪れる靖国神社。特に閣僚の参拝に対して中国や韓国は強く反発するが、一般市民はなぜ参拝に訪れるのだろうか。中国メディアの快資訊は12月31日、靖国神社へ参拝に訪れた日本人へのインタビューを紹介する記事を掲載した。 記事の中国人が最初にインタビューしたのは、鳥居の近くでしばらくたたずんでいた日本人男性だ。毎年、靖国神社に来るのは「父親に会い . . . 本文を読む

世界最強の都市圏はどこだろう? なんと「隣国」(日本)にあった=中国

2021-03-31 | おもしろいコラム
2021-02-01 国内総生産の国別ランキングでは、1位が米国、2位が中国、そして、3位が日本となっているが、都市圏という観点で見た場合のランキングはどうなるだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、「東京圏」こそが世界最強であると強調する記事を掲載した。 記事は、日本や欧米諸国には世界に対して大きな影響力を持つ都市圏が存在していると指摘し、「世界最強の都市圏はどこだろうか」と問いを提起した。 . . . 本文を読む

日本の業者が上海に建設したマンションが「違いすぎた」=中国

2021-03-30 | おもしろいコラム
2021-02-08 日本の住宅事情は中国とずいぶん違う。日本の住宅は住む人のことを考えて設計しているので住みやすく、耐久性に優れているので100年住めるとさえ言われている。では、日本の開発業者が中国で建設したマンションはどうなのだろうか。中国メディアの快資訊は2日、「日本の業者が上海に建設したマンション」を紹介する記事を掲載した。 中国の建物は新しくてもすぐに問題が出てくるものだ。記事は、中 . . . 本文を読む

日本こそ「アジアで最も発展した国」と言える理由、そして中国の差とは

2021-03-29 | おもしろいコラム
2021-03-01 近年日本を訪問する中国人観光客が増加してきたが、これは日本の観光名所に行きたいというだけでなく、アジアの先進国を自分の目で確かめてみたいという気持ちもあるようだ。それほど、最近の中国人は「先進国との差」に関心を持つようになっているということだろう。中国メディアの快資訊は24日、「日本がアジアで最も発展した国」だと言える理由を3つ紹介する記事を掲載した。中国との差がどこにある . . . 本文を読む

スペイン在住の中国人「日本人が中国人より歓迎される理由が分かった!」

2021-03-28 | おもしろいコラム
2021-03-05 海外では特に欧米諸国において日本人の評価が高い。そのため、海外では「日本人だと騙る人」まで出るほどだが、なぜ欧米で日本人は人気なのだろう。中国の動画サイト・西瓜視頻は1日、スペインに住む中国人男性による動画として「欧米では中国人より日本人の方が歓迎されている」と伝え、その理由を紹介している。 この中国人男性は、スペインでよく「日本人か、中国人か」と聞かれるそう . . . 本文を読む

日本人のマナーがこんなにも良いのは一体なぜなのか(中国メディア)

2021-03-27 | おもしろいコラム
2021-02-01 中国メディアの百家号は27日、日本はなぜ「日常生活においても厳しい法律が適用されるのか」と問いかける記事を掲載した。記事は、多くの中国人が「日本人はマナーが良い」と称賛するとしながらも、「日本人のマナーが良い理由は、日本の法律を知れば理解できる」と主張している。 記事はまず、日本では痰を吐く人がほとんどいないが、これは、「痰吐きが軽犯罪として扱われ、罰金が科されるため」だ . . . 本文を読む

これが「差」なのか・・・日本にあって中国にない「基幹技術」とは

2021-03-26 | おもしろいコラム
2021-03-02 科学技術の発展が著しい中国では、日本が優れた基幹技術を持っていることを高く評価し、追いつこうとしているようだ。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「中国がまだ掌握していない日本の基幹技術」を7つ紹介する動画を掲載した。 まずは「半導体技術」で、高い技術が求められるハイエンド製品になればなるほど「日本企業が大きなシェアを獲得している」と伝えた。半導体産業はピラミッド式にな . . . 本文を読む