東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

【有本香の以読制毒】 安倍元首相こそが「安保3文書改定」の真の功労者 岸田首相のそれがかすんで見えてしまう 戦後日本最大の変化

2022-12-31 | 日本の安全保障
2022.12/30 「五黄の寅年は荒れる」といわれるが、確かに2022年は大荒れだった。そんな年の凶事を、国内外一つずつあげるなら、世界では「ロシアのウクライナ侵攻」、国内の出来事としては、「安倍晋三元首相暗殺」の衝撃がやはり大きかった。 しかも、安倍氏の他界は、半年近くがたついまとなって一層、その「不在の大きさ」を思い知らされる。 安倍氏が存命だったら…。この半年の間にそう . . . 本文を読む

宮崎正弘『習近平独裁3・0 中国地獄が世界を襲う』(徳間書店) 20年前は「妄想」に思えていたことが、いまや「身近」に感じるから不思議 宮崎氏の著作を読み続けてきたが、その主張はまったくぶれていない

2022-12-31 | 中国の歴史・中国情勢
(評 近藤大介) 数年前、西側諸国の記者たちを前に、中国の王毅国務委員兼外相が、「中国崩壊論を唱える人もいたが、いまや中国より先に中国崩壊論の方が崩壊した」と嘯いた。 そんな中国崩壊論の日本の第一人者とも言えるのが宮崎氏で、20年以上前から約100冊も、類書を世に問うてきた。 それをバージョンアップさせた最新版が本書であり、語られているのは、「連鎖恐慌」「台湾有事」「日中衝突」…& . . . 本文を読む

金融庁、「ステーブルコイン」の国内流通を解禁へ  法定通貨担保型で、発行者は「銀行・資金移動業者・信託会社」に限定(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-12-31 | 日本の事情
金融庁は2023年から米ドルなど法定通貨と連動する「ステーブルコイン」について、海外発行コインの国内流通を解禁するとした。 ステーブルコインは仮想通貨の一種で、価格の安定を目的として法定通貨などにペッグされている資産保全や送金上限を設定し、取り扱いを認めることになる。 ステーブルコインを使った決済が広がれば国際送金が早くて安価になる。流通にあたってはマネーロンダリング(資金洗浄)、ギャング団や . . . 本文を読む

「米国は内戦状態に陥り、イーロン・マスクが大統領になる」 「ドイツとフランスの間の戦争がおこる」とメドベージェフが予言(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-12-30 | 国際情勢
ロシア元大統領のドミトリー・メドベージェフ(安全保障諮問委員会副議長)は、ウラジーミル・プーチンの熱心な部下だ。 その彼が、2023年を大胆に予言してこう言った。 「ドイツとフランスの間の戦争がおこるだろう。米国は内戦状態に陥り、2024年にはイーロン・マスクが大統領になる」と。 . . . 本文を読む

馬淵睦夫『馬淵睦夫が読み解く 2023年 世界の真実』(ワック) 中国の秘密警察は党を守り、英国MI6は国を守る組織だが 米国FBIはディープステーツの尖兵だったのか

2022-12-30 | 国際情勢
はたして習近平の独裁は2025年まで持続するだろうかと最初に意表を突く問いかけ、そしてトランプが再選されれば、世界の危機は回避出来るとする。ということはトランプ再浮上がなければ世界は闇に包まれる? また日本政治は保守政党の再編が急務であり、安倍元首相が撒いた種が芽を吹き始めるから日本は再生されると説かれる。 評者(宮崎)が本書で注視したのはミャンマー国軍の位置づけ、またゼレンスキー大統領はアゾ . . . 本文を読む

ロシア銀行団、700億ドル分を人民元で準備 カタールはガス代金決済に人民元を受け入れ。ガーナは金で支払い(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-12-30 | ロシア・ウクライナ情勢
ドルとの送金取引を制裁されているロシアで通通貨ルーブルは意外と健在であり暴落の危機は去った。ロシアは米ドルを「毒通貨」と言い換え始めた。 ロシアは外貨準備の17%を人民元とした。 これだけでも1800億ドル分に相当する。そのうえロシア企業が人民元建て社債の起債に踏み切った。ロフネフツが150億人民元を起債、POLYUSが46億人民元、ルカルが20億人民元を起債した。 中国とロシアの金融蜜月が . . . 本文を読む

『ウクライナ・ショック 覚醒したヨーロッパの行方』三好範英著(草思社) 世界はすっかり変わってしまった ロシアのウクライナ侵攻はヨーロッパの分裂が原因

2022-12-29 | ロシア・ウクライナ情勢
台湾へ巨額の武器援助。アメリカが供与する兵器にはハイマース、155ミリ榴弾砲、F16戦闘機も含まれる。これまで中国の顔色を窺ってアメリカが『出し渋って』いたハイテク兵器だ。 12月17日に議会をパスした台湾への武器供与は、さらに追加で5億ドル! それもこれもウクライナ戦争が西側にもたらした衝撃への反作用と言える。 日本も、ウクライナ侵攻を目の当たりに防衛意識が高まった。 財務省が「出し渋り . . . 本文を読む

「統合司令部」とは何か?(鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 2022年12月27日号)

2022-12-29 | 日本の安全保障
16日に閣議決定された安保3文書に、統合司令部の常設が明記されている。すでに防衛省には統合幕僚監部が常設されており、なぜ新たに統合司令部が必要なのか? 理解に苦しむところであろう。 米国では大統領に直属して統合参謀本部があり、統合的運用はこれだけで実現しているのである。日本の場合、統合幕僚長は防衛相の補佐に忙殺されて部隊の指揮まで手が回らないので、各部隊の一元的な指揮を執る統合司令官が必要だと説 . . . 本文を読む

中国に猖獗する新型コロナ。死者が毎日5000人 四月に120万人が死亡すると医学研究所は予測を「上方修正」(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-12-29 | 中国の歴史・中国情勢
異様な光景が中国の都市部に出現した。 ゼロコロナ政策を緩和した途端、武漢肺炎(Covit19)の新型が蔓延し、一日五千名の死者。すでに中国全土で2億5000万人が罹患し、わけても山東省青島では毎日49万から53万人が罹患している(2022年12月25日の各紙)。 オミクロン株より感染力のつよい新型は[BFセブン・バイアット]という(『ザ・タイムズ・オブ・インディア』、12月24日)。 12月 . . . 本文を読む

【日本の解き方】 日本の労働生産性なぜ低下? 本質はGDPの伸び悩み、解決法は適切なマクロ政策(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

2022-12-28 | 日本の事情
2022.12/28   日本生産性本部が19日に発表した2021年の労働生産性の国際比較によると、日本は経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中27位で、比較可能な1970年以降最低を記録したという。 労働生産性とは何か。OECDでは、就業者1人当たり、あるいは就業1時間当たりの成果として計算している。成果については付 . . . 本文を読む

韓国政局、2022年の回顧 今年の韓国はまさに狂乱の一年(宮崎正弘国際情勢解題・投稿から転載)

2022-12-28 | 韓国の歴史・韓国情勢
5月にアカの文在寅政権が退陣、検事出自で政治はずぶの素人・尹錫悦に大統領のポストが転がり込みました。尹が当選できたのは、ライバルの李在明・民主党候補があまりにもスキャンダル塗れだったので、有権者は尹は李よりはマシで、しかも検事上がりだから文政権の旧悪を徹底的に掃除するだとうと期待したからです。 今になって見るとどっちもどっちでサギ師の代わりに暴走族を選んだのでないか、後悔しています。 尹は李に . . . 本文を読む

IMF・世銀体制からの解放」とアフリカ諸国は暗号通貨を位置づけ エルサルバドルがビットコインの使用を議会で可決(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-12-28 | 国際情勢
ビットコインにもっとも前向きなのは、じつはアフリカ諸国である。 旧英国、フランス、ベルギー、ドイツ、そしてイタリアの植民地だったルサンチマンは、戦後、中国に期待し、また一帯一路は中国がアフリカの救世主になるかとの希望の星でもあった。 3年前までの「中国アフリカ会議」は北京に54ヶ国のアフリカ首脳を集め、熱狂的でさえあった。ところが、「借金の罠」に陥ったジンバブエ、ジブチ、ザンビア、コンゴ、アン . . . 本文を読む

バイナンスの顧客たちは、たった3日間で60億ドルを引き出していた 暗号通貨の取引をロシアは禁止した筈だったが(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-12-27 | 世界の潮流
FTXの倒産後、暗号通貨取引で世界一となったバイナンスは、12月12日から14日の3日間で投資家が60億ドルの資産を引き上げたと認めた(サウスチャイナ・モーニングポスト、12月24日)。 バイナンスはドバイなどを拠点とし、シンガポールにも拠点を設けていた中国人経営の企業で、一時は経営危機に陥ったFTXの買収に動いた。 中国政府はビットコインなど暗号通貨の取引を禁止した。このためバイナンスなどは . . . 本文を読む

ゼロコロナ政策は完全に失敗したが 習近平は、この責任を誰におっかぶせるのか?(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-12-27 | 中国の歴史・中国情勢
2022年の年初、習近平は、自信ありげにゼロコロナの「勝利」を誇っていたのではなかったか。そのうえで上海を二ヶ月以上にわたって都市封鎖し、習近平のゼロコロナを実現したとして胡麻擂りナンバーワン李強(上海市書記)が政治局常務委員に二段飛びの大出世を遂げた。 上海市民の評判は最悪、しかし李強が3月の全人代で次期国務院総理となって中国経済の舵取りをするのである。 党大会を終えて、習近平独裁体制が固ま . . . 本文を読む

2022.12.23【イタリア】グローバリズムとの戦い メローニが明かしたフランスの植民地主義 【及川幸久−BREAKING−】

2022-12-26 | ヨーロッパ情勢・歴史
  2022.12.23【イタリア】グローバリズムとの戦い メローニが明かしたフランスの植民地主義 【及川幸久−BREAKING−】いま起こっているのはフランスとイタリヤの対立。それはグローバリズムの問題です。11月28日、マクロンとメローニの植民地主義で対立している。今年、ジョルジャ・メローニ新イタリヤ首相が誕生。メローニの動画が世界的に反響があった。この . . . 本文を読む