東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

後継皇室問題で自民党が有識者会議の二案を『妥当』 やはり自民党に「現代の新井白石」はいなかった(宮崎正弘国際情勢解題)

2024-04-21 | 皇室関係
皇統後継問題の皇室典範改正をめぐって有識者会議が開かれ、これを踏まえて岸田首相は令和六年(二〇二四年)一月三十日の所信表明演説後の質門に答え、かく述べている。 「有識者会議において悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないとの結論に至った」。 つまり「女系天皇論」という俗論をたしなめたのだ。だがメディアは意図的に、この一歩踏み込んだ発言を殆ど伝えなかった。岸田首相は「悠仁親王殿 . . . 本文を読む

宮崎正弘氏「女性宮家創設は女系天皇を認めるのか」(新日本文化チャンネル桜)

2024-04-18 | 皇室関係
4月17日放映「Front Japan 桜」 宮崎正弘さん「女性宮家創設は女系天皇を認めるのか」(22分から43分あたりまで) 高清水有子さん「小林製薬『紅麹』騒動の余波... 麹・発酵食品まで悪役に!?」(43分〜最後) 下記サイトでご覧になれます。 https://www.youtube.com/watch?v=llG5Um3w-M8 (新日本文化チャンネル桜) . . . 本文を読む

皇位継承で注目される「旧宮家」とは(後編):戦後も続く皇室とのつながり

2022-04-22 | 皇室関係
斉藤 勝久 11宮家51人が戦後に皇籍離脱してから今年で75年。敗戦の混乱の中で一般国民となった旧宮家の人々と、その子孫は、戦後も皇室の親族らが集まって「菊栄(きくえい)親睦会」を開いたり、皇室行事や宮中祭祀(さいし)などに参列したりして、皇室とのつながりを保っている。現皇族が減り続ける中で、「旧宮家の男系男子の皇族復帰」の日は来るのか――。 終戦直後に初の皇族内閣 19 . . . 本文を読む

皇位継承で注目される「旧宮家」とは(前編):「もう一つの天皇家」の歴史をひもとく

2022-04-21 | 皇室関係
2022.04.18 男系男子による皇位継承の維持を選択した政府の有識者会議。「旧宮家の男系男子の皇族復帰」案が、皇族数の確保策として初めて明記されたことで、旧宮家が注目されている。かつて天皇家に跡継ぎがない時には宮家から天皇を出し、明治維新以降も、天皇の皇女(内親王)の嫁ぎ先になり、皇后の生家にもなった。戦後に11宮家51人が皇籍離脱して一般国民となったが、「もう一つの . . . 本文を読む

参院選後、国会で皇位継承の検討開始 「世界史の奇蹟」万世一系の皇統、歴史の伝統から生まれた「君民一体」途切れぬよう判断を

2022-04-19 | 皇室関係
 2022.04.18 昨年12月、安定的な皇位継承のあり方などを議論してきた政府の有識者会議は最終的な報告書をまとめた。これは今年1月、国会に提出された。報告書が示した皇位継承策は、次の3案だ。 (1)女性皇族(内親王・女王)が婚姻後も皇族の身分を保持する。 (2)皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする。 . . . 本文を読む

「養子制度で旧皇族の皇籍復帰を急げ」(『週刊新潮』 2022年1月13日号 櫻井よしこ)

2022-01-16 | 皇室関係
2022.01.13 (木) 令和4年の今年、国際情勢はまた一段と険しくなる。中国では習近平国家主席が終身皇帝としての地位を固め、米国ではバイデン大統領が中間選挙で上下両院での多数を失うだろう。ロシアは事実上中国のジュニアパートナーとなる一方で、プーチン大統領は内外共に強硬姿勢を取るだろう。 中国やロシアの強圧を受けるにしても、米国の後退によって影響を受けるにしても、わが国は波乱含みの国際 . . . 本文を読む

女系天皇を認めると、「圭上皇」が誕生するところだった【倉山 満】

2021-11-08 | 皇室関係
もはや、「国民を敵に回した10分間」としか言いようがない。小室眞子・圭夫妻の記者会見だ。一方的に声明を読み上げて退席。質疑応答の代わりの回答文には、殺伐とした返答が並ぶ。生放送で、民放のスタジオには困惑が広がっていた。「こんなものは記者会見でも何でもない」と。今後、女性週刊誌を中心に井戸端会議が繰り広げられるだろう。暗澹たる気持ちになる。あえて小室圭氏を褒めよう。神経が縄文杉のように図太い。また、 . . . 本文を読む

『なぜ女系天皇で日本が滅びるのか』門田隆将・竹田恒泰共著(ビジネス社)女系天皇は二千年の日本の国体を破壊する策謀でしかない 継体天皇は五代溯り、光格天皇は四代溯って皇位継承という先人の智慧

2021-06-28 | 皇室関係
いまさら小誌読者に父系男系の皇統の重要な意味を説く必要はないだろう。 ところが、世の中を見渡すと軽佻浮薄、テレビ論調の受け売り、女性週刊誌の出鱈目な皇室論に振り回され、「男系」、「女帝」、「女系」の区別が分からないで、男女同権だから、女性天皇は国際的センスだとか、無知をさらけ出す議論が横行している。 いったい何時から日本人はものを考えなくなったのか? もし女系天皇となったら、日本の終わりとい . . . 本文を読む

『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇(すめらぎ)』青山繁晴著(扶桑社) 皇位継承議論が基礎から歪んだのはなぜ? 歴史の教訓にわたしたちは学び直す必要がある

2021-06-21 | 皇室関係
左翼メディアと、GHQが残した洗脳装置=WGIP(ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム)を奉ずる「敗戦利得派」の残党たち、そしてグローバリズム集団が仕掛けているのが「認知戦争」(COGNITIVE WARFARE)と言われるもので、突拍子もない非論理を駆使して、正統な議論の前提を壊し、概念を構成する基盤を交換する策謀(中国のいう「超限戦」)である。 相手の脳幹を取り替える陰謀とも言える . . . 本文を読む

【国家の流儀】皇位継承、伝統を踏まえた「男系継承」を 第2次安倍政権でもできなかった菅政権の決断、支持する世論を大いに盛り上げたい

2021-06-15 | 皇室関係
2021.6.14「立皇嗣宣明の儀」で、天皇、皇后両陛下の前で決意の言葉を述べられる皇嗣秋篠宮さま(共同) 日本は対外的には立憲君主国とみなされている。 現行憲法第7条には、天皇の国事行為として、「八、批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること」「九、外国の大使及び公使を接受すること」が明記されている。この条文に基づいて天皇陛下は、国家元首の役割である「条約への署名や外交文書の認証と . . . 本文を読む

なぜ「女系天皇」は皇室を潰すのか 「皇室そのものの正当性の根拠は消え…内側から解体されていく」との見方も 門田隆将氏特別寄稿

2021-05-26 | 皇室関係
門田隆将氏 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまのご婚約をめぐる最近のメディア報道の過熱ぶりを見ると、改めて、「日本国民の誰にとっても皇室は、敬愛すべき存在であってほしいと願う気高きものなのだ」と気付かされる。これまで「男系」だけで世界に類を見ない長い歴史を紡いできた中で、「女系天皇」を認めてしまえば皇室はどうなるのか。人気作家でジャーナリストの門田隆将氏が、女系天皇の危うさについて緊急寄稿、警鐘を鳴ら . . . 本文を読む

昭和天皇との「佳話」(加瀬英明コラム)

2020-12-24 | 皇室関係
私にとって昭和天皇の存在は巨大なものだった。皇太子として摂政宮となられてから68年にわたる、日本にとってもっとも困難な時代に国民と苦楽を倶にされたからだった。 陛下はあの時代の大多数の日本国民と同じように、愚直なほど真面目であられた。最良の日本人を一身に体現されておられたから、慕われた。 天皇皇后両陛下が、昭和46年にヨーロッパを行幸啓された。その時にお召機がアラスカに給油のために降りると、ニ . . . 本文を読む

知られざる一世一代の儀「大嘗祭」とは何か(谷田川惣 著述家、皇室評論家)

2019-12-15 | 皇室関係
1990(平成2)年に使用された大嘗宮=皇居・東御苑 今年5月に今上天皇陛下が皇位を継承され、平成から令和への御代替わりが行われた。本稿を書いている10月から11月にかけては、まさに一連の皇位継承儀礼の真っただ中で、重要儀式も相次ぐ。 平安時代以降、皇嗣が皇位に就くことを践祚(せんそ)といい、皇位に就いたことを内外に示す儀礼を即位という。今回は5月1日の践祚直後にまず「剣璽等承継(けんじとう . . . 本文を読む

女性宮家の創設とは「制度化された道鏡」に他ならない(倉山満 憲政史家)

2019-12-03 | 皇室関係
ブータンの民族衣装姿で弓技場を訪問された眞子さま=2017年6月3日、ティンプー(共同) 女性宮家創設を目論む者がいる。あえて、自分で書いていて不快な表現をする。世情語られている女性宮家が実現したら、こんな声が出てもおかしくない。 「佳子さん、口説こうぜ!」「愛子さん、落とそうぜ!」 女性宮家創設を目論む人たちに聞きたい。それでいいのか? ここで言う女性宮家とは何か。手っ取り早くたとえさせ . . . 本文を読む

大嘗祭 〜「安国と知ろしめせ」との聖なる使命(国際派日本人養成講座) 天照大御神が「安国と知ろしめせ」と委任されて地上に下されたニニギノミコトの使命を新天皇が継ぐ儀式が大嘗祭だった

2019-11-18 | 皇室関係
■1.新嘗(にいなめ)とは「産屋の忌み」 11月14日(木)~15日(金)にかけて大嘗祭(だいじょうさい)が行われた。5月1日に行われた「剣璽等継承の儀」と、10月22日の「即位礼正殿の儀」によって、天皇の位の継承は済んでいるはずだが、これらに加えて大嘗祭を行う意味はどこにあるのか? 実はそこに我が国の文化伝統の深い「根っこ」が秘められている。 稲の収穫儀礼として毎年、秋に行われるのが、新嘗祭 . . . 本文を読む