キッパー☆ホッパー

まちで見た面白いこと

ブラックカレー

2008-05-27 22:13:27 | カレー
ブラックカレーは、明治22年に三重県津市にオープンした老舗洋食レストラン東洋軒の名物メニューだそうです。
イカ墨を入れたように真っ黒なカレーが物珍しく、母が三越のお取り寄せ便で購入しました。1食分ずつ冷凍になっているカレーをさっそく解凍してお鍋に入れて温めます。キッチンにはカレーのいい香りが漂ってきます。
このカレーは、小麦粉と松坂牛の背脂を3週間焦がさないよう弱火でゆっくり炒め続けてルーを作り、それをベースに1ヶ月もの日数をかけて完成させているから真っ黒なのだそう。
牛肉の産地として名高い松坂市に近いこともあり、具には松坂牛の薄切りが使われています。一口いただくとフルーツのような甘い香りと味が広がり、次にスパイシーなカレーの辛さがやってきます。原材料を見るとチャツネなども入っています。
子どもの頃に食べたおいしいカレーを思い出しました。

あんぱん

2008-05-27 18:00:36 | お菓子・カフェ
築地木村屋の一番人気のあんぱん。1個140円です。
ビールホップを使ったサクッとしたオリジナル皮と「こしあん」が絶妙のハーモニーを醸し出します。
このあんぱんの正式な名前は「築地名物氏罌粟(けし)あんぱん」。これを目当てにわざわざ遠くから買いにくる人もいるそうです。
表面のポピーシードのぷちぷち感がたまりません。あんぱんなのにさっぱりしていておいしいです。
あんぱんはこの他にも数種類あり、どれもおいしそうでした。

築地木村家

2008-05-27 17:55:50 | 築地・銀座・数寄屋橋・日比谷
明治43年創業の築地のパン屋さん。もうすぐ創業100年を迎える老舗ですが、気取らず、庶民的なイメージです。木村屋総本家の分家だそう。近所に住んでいる人や会社の人たちが買っていきます。
創業当時、築地はとてもハイカラなまちで流行の最先端をいっていたはず。そんな築地にできたパン屋さんですから、さぞハイカラなことだったでしょう。
一番の人気商品はビールホップを使った皮でたっぷりこしあんを包んだけしあんぱん。他にもあんぱんのラインナップが多数。またオリジナルのサンドウィッチや焼き菓子・ペストリー類も販売。

宮川食鳥鶏卵

2008-05-27 17:50:56 | 築地・銀座・数寄屋橋・日比谷
築地には看板建築が残っています。築地から銀座方面に向かったところにある宮川食鳥鶏卵店もそのひとつ。
看板建築とは、関東大震災後、商店などに用いられた建築様式。店舗兼住居の木造建築の通りに面した店舗ファサード部分のみをモルタルや銅板で覆っているのが特徴。どんどんなくなっていますが、まちを歩いているときに偶然出会ったりするとうれしいものです。
宮川食鳥鶏卵店の店舗横には作業場があり、たくさんの人たちが鶏肉をていねいにさばいている姿が見えます。