松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

宝林寺の「紅鮮やかな梅花」を眼に法要。

2020年02月16日 21時59分05秒 | 

父 綴ります。

今日16日(日)は、1月2日に亡くなった叔父の”49日法要”が、

菩提寺の「宝林寺」でありました。

本堂で、”般若心経”・”修証義の第1章、2章、3章”・妙法蓮華経観世音菩薩普門偈・延命十句観音経を唱え。

本尊の焼香・位牌堂での線香立てて供養の儀式を皆でしました。

 

終わりには、「宝林寺」方丈さんによる”法話”を拝聴しました。

今日は、『皆さん、”幸せ”ってなんだって思われますか?。』って設問。

『一番には”健康!”って、いう方が多いかもしれません。でも病気の人でも”今、幸せです”方もおられます。』

『”幸せ!”っていうのは、心が感じる想いではないでしょうか。』

『難儀したり、苦労したり、切なかったりしたからこそ、今の自分の立ち位置に感謝する心が存在します。』

『今の自分や家族を取り巻いている状況を、ふっと立ち止まって見回した時に「有難いなぁ」って感じるのでは?』

『皆さん!。折々に”先祖”に、”家族”に”友人知人”に、そして”自分”に「ありがとう。」っていう気持ちを持ちましょう。

 それが心を穏やかにし、”幸せっ”っていうホルモンが身体を包んでくれるでしょうから。』

 

精進落としの”直会”の食事会は、「宝林寺」の部屋をお借りして”仕出し料理”を戴きながら行われました。

ここ数日は、例年の3月下旬から4月上旬の穏やかな天候です。

ふっと見やった、お寺の”明り取り障子”越しの庭に。

桃色紅に咲く”梅の花”が。

 

 

奥の斜面の緑も、手前にある″南天の葉”の鮮やかな緑も、細かに降る温かな雨が際立てていました。

正に、叔父がつけてもらった「穏風幸法」の戒名どうりの日和でした。

 

夜には、つい先日亡くなった「野村克也監督」の緊急追悼番組が放送されてて見入ってしまいました。

たくさんのエピソードを残し、たくさんの人達を発掘し育て、皆に感謝されて、、。

逝去の前には、本人の口から『いい人生だったぁ。』とのしみじみと実感のこもった言葉があったとか。

(今の私も、ほぼそんな心境になりつつあります。

 でも、やり残した課題も沢山。やりたい事も沢山。心配なことも沢山。

 でも、「有難い」、「ありがとう」ってことも沢山。) ふぅっ・・・。