父 綴ります。
今日16日(日)は、1月2日に亡くなった叔父の”49日法要”が、
菩提寺の「宝林寺」でありました。
本堂で、”般若心経”・”修証義の第1章、2章、3章”・妙法蓮華経観世音菩薩普門偈・延命十句観音経を唱え。
本尊の焼香・位牌堂での線香立てて供養の儀式を皆でしました。
終わりには、「宝林寺」方丈さんによる”法話”を拝聴しました。
今日は、『皆さん、”幸せ”ってなんだって思われますか?。』って設問。
『一番には”健康!”って、いう方が多いかもしれません。でも病気の人でも”今、幸せです”方もおられます。』
『”幸せ!”っていうのは、心が感じる想いではないでしょうか。』
『難儀したり、苦労したり、切なかったりしたからこそ、今の自分の立ち位置に感謝する心が存在します。』
『今の自分や家族を取り巻いている状況を、ふっと立ち止まって見回した時に「有難いなぁ」って感じるのでは?』
『皆さん!。折々に”先祖”に、”家族”に”友人知人”に、そして”自分”に「ありがとう。」っていう気持ちを持ちましょう。
それが心を穏やかにし、”幸せっ”っていうホルモンが身体を包んでくれるでしょうから。』
精進落としの”直会”の食事会は、「宝林寺」の部屋をお借りして”仕出し料理”を戴きながら行われました。
ここ数日は、例年の3月下旬から4月上旬の穏やかな天候です。
ふっと見やった、お寺の”明り取り障子”越しの庭に。
桃色紅に咲く”梅の花”が。
奥の斜面の緑も、手前にある″南天の葉”の鮮やかな緑も、細かに降る温かな雨が際立てていました。
正に、叔父がつけてもらった「穏風幸法」の戒名どうりの日和でした。
夜には、つい先日亡くなった「野村克也監督」の緊急追悼番組が放送されてて見入ってしまいました。
たくさんのエピソードを残し、たくさんの人達を発掘し育て、皆に感謝されて、、。
逝去の前には、本人の口から『いい人生だったぁ。』とのしみじみと実感のこもった言葉があったとか。
(今の私も、ほぼそんな心境になりつつあります。
でも、やり残した課題も沢山。やりたい事も沢山。心配なことも沢山。
でも、「有難い」、「ありがとう」ってことも沢山。) ふぅっ・・・。