父 綴ります。
今日で我が家の一番茶製造が終わりました。
一週間ほど遅く始まった今年の新茶製造でしたが、気候の少雨の影響もあって、
芽が不揃いで、長いのもあればやっとさ芽が出ましたねんてのもあって、結局は、減収でした。
ようやく皆さんが摘んで来られた「委託加工のお茶」を、何とかお渡しできる状況になりました。
『順序が逆でしょう』っていつも言われてますが、これから”販売茶”を吟味していきます。
ところで、”日本三大船神事のひとつ、ホーランエンヤ”が明日最終日を迎えます。
1週間前(18日)には、「松江城山稲荷神社の御神体」を東出雲町の「出雲郷神社」まで送る供を。
3日前(22日)には、「出雲郷神社」でのご祈祷中の神を慰めるため”中日祭”。
いよいよ明日(26日)は、「松江城山稲荷神社」へ御神体をお送りする神事の船行列です。
1週間前の船神事では、「大井町のホーランエンヤ櫂伝馬船」に連らなって走る供船の内の、
2番船(伝馬船の上で華麗な踊りを披露する踊り手の師匠達4人が乗船する)の、船頭役を務めさせてもらいました。
何せ10年振りに務める大役です。
水上で、狭い範囲で、前後の船の数々との共演です。
しかも、飾りつけられた船の大きな旗が風を孕んで’帆掛け船’状態。
おまけに、大橋川の汐の流れも船の運行に影響を及ぼします。
でもその日は、曇り空で。
東南東の風が吹いてたもののまあまあの風速。
汐の流れも部分的に強いところもあったけど、難しすぎって状態はまあクリア出来ました。
「松江城山稲荷神社の御神体を乗せた”御座船”」を囲むようにして、
”宍道湖大橋”と”松江大橋”の間。
”松江大橋”と”新大橋”の間。
”新大橋”と”くにびき大橋”の間。
それぞれを3週づつ回って、川沿いで見てる皆さんの目の前で「歌声」・「演舞」・「櫂捌き」。大拍手
私も顔見知りの人を見つけて、「叔父さん元気かいねェ!。頑張っちょうけんねェ!」。
大きな声を出して手を振って。
反対に『公さ~ん!。』って声を掛けてくれる人も。
「有難うございま~す。」って手を振って応えて。
『公さ~ん!。こっち向きないやぁ!』って。写真を撮ってくれる人も。
「ああぁ~。だんだん、だんだん」って左手でグーサイン。
(その度に、『公さん、船の向きが変わったよ!。』『前の船とぶつかるよ!』って乗船の師匠達から、、。)
集中して操船してるんだけど。 ポリポリ(^^ゞ
さあ明日も、午前7時過ぎの出港から、夕方6時過ぎまでの船頭役が待ってます。
無事に、賑やかに、この「神事」がとどこうりなくできます事を祈って、寝ます。