松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

防水加工。

2006年02月22日 20時14分55秒 | Weblog
5月頃に新芽を摘んで出来るのが「一番茶」。
梅雨時期に「二番茶」、
夏頃に「三番茶」を摘む産地もあります。

山陰地方は冬の寒さが厳しいので、
1番茶の芽の出が遅かったり、
天候にも左右されやすい(梅雨が長い)等々あって、
我が家では「一番茶」だけを煎茶用に製茶しています。

あとは刈り落としします…。
※秋に伸びた茶葉は「番茶」として製茶します。

農薬や化学肥料を使わない栽培方法は、
自然に優しくて、人にも安全ですが、
手間はすごくかかるし、
草との闘いだなぁと思います。

今日は雨が降る中、ボードの上着を着て、
毛糸の帽子をかぶり、草取りに出掛けました。

土曜から香川へ研修に行かせてもらうものの、
お茶の木の生育が気になります。

うちであと1ヶ月いれば、
もっと草取りもできるし、
3月には3000本の茶の苗が届きます。

いろいろ考え事をしながら茶畑に向かったら、
草刈り機用のガソリンを忘れました。

なので、鍬で地道に草取り。
雨が降る中、風邪も悪化しそうでしたが、
1本100mの幼木園の草とりです。
成園になるまではあと4年位かかるかなぁ。