1月17日、この日は鈴木林三先生を初めてお迎えして、本年初の月例練習会を豊島区勤労福祉会館で開催しました。先生はNPO法人「基本指圧研究会」顧問ですが、この会設立9年目にしてやっと練習会に来ていただけたこと、まことに感無量です。
2001年7月19日、日本指圧協会の中の同好会として基本指圧研究会を立ち上げました。これは同志とともに浪越徳治郎先生の天才の技を学ぶために、練習の場を確保したくて作った会です。今、その場を使って本物の技術を研く練習会が開催できたことに、たいへん感激しています。
基本指圧研究会の練習会は、現在3種類あります。毎月1回開催している豊島区勤労福祉会館での月例練習会、隔週火曜日の川越練習会、毎月第2第4土曜日のチャレンジ指圧教室です。どの練習会もそれぞれのメンバーの熱心な取り組みには、頭の下がる思いがします。
とくに今回は、基本指圧研究会に初めて鈴木先生が来てくださるということで、日頃の練習の成果を顧問の先生に見て頂こうと、寸暇を惜しんで練習して参加したメンバーもありました。そしてその真剣さが、上達につながるのだとよく分かりました。こういう機会は必要なのだということも!
参加者は40人、人数が多かったため皆1回しか先生に圧し方を見ていただくことができませんでしたが、本物に触れられた感動は次へのステップアップのたしかな原動力になりました。また3種類の練習会が一堂に会したことで、初めて会うメンバー同士おおいに刺激になりました。
ことに、チャレンジのお母さん達の熱心さに驚かれた方々から、
「素晴らしいことですね」
「偉いですね、ぜひ頑張ってほしいです」
等々声をかけていただき大変嬉しく思いました。
練習会終了後、会場を移して懇親会を設けました。この会では、今まで懇親会をしたことがありません。「指圧の仲間同士で飲めるのが嬉しい!」と何人もの方から声をかけられました。実際にかなりの盛り上がりで、時の経つのを忘れるひと時でした。
「鈴木先生、来年もまた来て下さい」
「年に1回と言わずにもっと来て下さい」
「必ずまた来て下さいね」
異口同音の言葉を聞いて、先生も嬉しそうにうなずいていらっしゃるのが大変印象的でした。
学ぶことは実に楽しいこと、学べることはとてもありがたいことです。練習できることが無上の喜びであり、幸せであるとつくづく感じたこの日の集まりでした。「基本指圧研究会」、当初は運営が手探りでとても大変でしたが、今改めて立ち上げてよかったと思っています。
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