Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

iTunes Storeで映画の販売・レンタル開始

2010-11-11 19:12:41 | Digital Devices

映画を見るのは好きだが、映画館からは足が遠のいている・・・そんなときの強い味方と言えばレンタルビデオ店。新作・旧作を問わず、手ごろな価格で映画を見られる頼もしい存在です。

私もちょくちょく利用しますが、棚に並んでいる「かつて見たかった映画」を手軽に、そして確実に見る事が出来るのはレンタルビデオならでは。買うまでもないけれど、一度は見ておきたい、という思いを衝動的に実現できるのは良いですよね。

この「衝動的に」というのはちょっとくせ者で、実の所、レンタルビデオ店に行った時点で、ある程度は能動的な部分が含まれているわけです。わざわざ家から出て移動しなくてはいけませんし、見たい映画を探して棚の間をうろうろしなくてはいけません。面倒なことに、見終わったらメディアを返しに、又出かけなくてはいけませんし。

これらの「面倒」をすっ飛ばし、テレビやPCの前ですべてを完結させてしまうのがネットでのストリーミング配信ですが、ようやくそれが本格的に普及し出すかも知れません。
何故って、iTunesの映画配信が、日本でも始まりましたからね。

国内iTunes Storeが映画の販売・レンタル開始、新Apple TVは8800円で今週発売 engadget

アップルが日本のiTunes Storeでも映画のレンタルと販売を開始します。コンテンツパートナーは国外から20世紀フォックス、パラマウント・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズ、国内からアスミック・エース・エンターテインメント、フジテレビ、角川映画、日活、松竹、東映。1000本以上の作品をとりあつかいます。

ここで問題となるのは、やはり価格でしょう。ブルーレイよりチョット劣る720pのレンタルが新作500円、旧作300円から。DVDと同じSD画質なら新作400円、旧作200円からレンタルできます。が、ツタヤやゲオの方が普通に安いですよね。借りに行く手間、返しに行く労力、延長料金の恐怖を考えれば安いもの・・・と考えられるかどうかが大きなポイントとなりそうです。

果たしてAppleの映画配信は成功するでしょうか?やはりApple TV+リビングの大画面TVでこそ真価を発揮するサービスだと思いますので、今後の動向は、やはりそれがどれくらい売れるかにかかってくるでしょうね。

私は・・・利用するとしたら、やっぱりApple TVとセットですかねえ。そして、レンタルしか利用はしないでしょう。購入するほど好きな作品ならブルーレイで買いますからね。