Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

フォトフレームをネットの窓にする

2009-07-17 22:39:28 | Technology

 店の売り場に行くと、結構なスペースを占有しているフォトフレーム。現在のPCの周辺機器の中で、もっとも勢いのある商品の一つです。デジ一眼の普及など、写真の楽しみを広げる小道具として、幅広い層に人気があるようです。

 以前、「このままだとノートPCを、”ネットも表計算もできるフォトフレームです”と売りかねない」なんて冗談をこのブログでも言ったことがありますけれど、そのうちそれが本当になりかねないくらいフォトフレームも高機能化しています。例えばWiFiへの対応であったり、音声やムービーの再生であったりとか、写真を表示するだけではなくなってきています。

 さて、私もフォトフレームは一つ持っています。と言っても、UFOキャッチャーで取ったプライズ品ですので、画面も小さく、表示も綺麗ではありません。そして何より「画像を転送するのが面倒」でして、結局まともに使わずじまいで今に至ります。今回は、そういう稼働率の下がったフォトフレームを何とか活用していくソフトウェアです。

フォトフレームとネットコンテンツの架け橋『Windows Live FrameIt』を試す マイコミジャーナル

マイクロソフトが提供するオンラインサービス「Windows Live」では、4月から写真やニュースなどのオンラインコンテンツをPC以外の機器へも転送できるWebサービス『Windows Live FrameIt (ウィンドウズ ライブ フレームイット)』(以下、FrameIt)を提供している。Webサービス上で登録したオンラインフォトアルバムやRSSフィードを、無線LAN対応のデジタルフォトフレームで表示させることができるというものだ。

 簡単にまとめるなら、「ネットニュースやコンテンツをフォトフレームで表示できる画像に置き換え、WiFi経由で自動転送できるもの」となります。一度転送さえしてしまえばPCを起動しなくても大丈夫ですので、前夜のうちにニュースを転送しておいて、朝、出かける前にフォトフレームでチェックするという使い方ができるようになります。また、フォトフレームの画像を定期的にネットから拾ってきた物に入れ替えると言うことも可能です。
 特に、前者の使い方は、フォトフレームをニュースビューワーに変えるという面で非常にエポックですね。

 しかしながら、フォトフレームがWiFi対応でないと使えなかったり、情報の更新にはこまめなPC起動が必要だったり、Windows Live FrameItのインストールと設定など、結構敷居の高いシステムです。WiFi対応のフォトフレームを買ってまで使いたいかというとそうでもないですし・・・だから、4月に発表されたにもかかわらず、全然話題にもなっていないのか、と妙に納得したりしますけれど。
 ただ、WiFi対応のフォトフレームを買ってはみたが、いまいち使い切れていないという人には実に魅力的なソフトウェアではないでしょうか。せっかく高い買い物をしたのですから、せっかくだから活用してみてはいかがでしょうか。

 ・・・我が家の”ゲーム機として使われていない”PS3の事ですね。わかります。