<米大統領選>分断された米国 前代未聞の展開に (毎日新聞)
米大統領選は3日未明(日本時間同日夕)、最激戦地オハイオ州での票集計をめぐる対立の中でブッシュ陣営が勝利宣言を計画するという前代未聞の展開となった。当選者が確定しない異常事態が36日間も続いた前回のフロリダ州の「悪夢」から4年。大統領選は再び両陣営に深い亀裂をもたらした。「赤」(共和党支持)と「青」(民主党支持)の分断が指摘される米国社会。同時多発テロ(01年9月)後初めての大統領選は、お互いの価値観の衝突を致命的なものにした。
9時に家に帰ってきたのですが、まだ大統領選挙の結果が出ていなかったのには意外でした。
これだけの混戦となると、双方気が気ではなかったとは思いますが、最終的にはブッシュ氏が再選を果たすような格好になりそうです。
ですが、今回の勇み足?の勝利宣言計画のように、民主党、共和党の対立が相当に深刻であるという事実が浮き彫りになったように思います。
今回の選挙の最大の焦点は、「イラク戦争の正当性」につきるように思います。
自国の安全(安心)のためなら身勝手も許されると考えるのか、国際社会の一員として一定の自制もやむなしと考えるのか。
9・11テロの恐怖から、テロを倒すという大義名分のために侵略を行ったイラク戦争。その是非が問われた大統領選挙は、その「肯定」という残念な結果に終わりそうですが、「否定」の側も拮抗して存在する事がはっきりしたわけです。この結果を重く見て、これからのイラクの方策、ひいてはアメリカの在り方について、慎重に事を進めていってもらえることを望みます。このままブッシュ氏が勝とうとも、逆転してケリー氏が勝とうとも。
そして、忘れてはならないのは、
「何故、アメリカがテロの標的となるのか?」
詳しい話はまたの機会に。つまりは恨みは買ってはならないと言うことです。
米大統領選は3日未明(日本時間同日夕)、最激戦地オハイオ州での票集計をめぐる対立の中でブッシュ陣営が勝利宣言を計画するという前代未聞の展開となった。当選者が確定しない異常事態が36日間も続いた前回のフロリダ州の「悪夢」から4年。大統領選は再び両陣営に深い亀裂をもたらした。「赤」(共和党支持)と「青」(民主党支持)の分断が指摘される米国社会。同時多発テロ(01年9月)後初めての大統領選は、お互いの価値観の衝突を致命的なものにした。
9時に家に帰ってきたのですが、まだ大統領選挙の結果が出ていなかったのには意外でした。
これだけの混戦となると、双方気が気ではなかったとは思いますが、最終的にはブッシュ氏が再選を果たすような格好になりそうです。
ですが、今回の勇み足?の勝利宣言計画のように、民主党、共和党の対立が相当に深刻であるという事実が浮き彫りになったように思います。
今回の選挙の最大の焦点は、「イラク戦争の正当性」につきるように思います。
自国の安全(安心)のためなら身勝手も許されると考えるのか、国際社会の一員として一定の自制もやむなしと考えるのか。
9・11テロの恐怖から、テロを倒すという大義名分のために侵略を行ったイラク戦争。その是非が問われた大統領選挙は、その「肯定」という残念な結果に終わりそうですが、「否定」の側も拮抗して存在する事がはっきりしたわけです。この結果を重く見て、これからのイラクの方策、ひいてはアメリカの在り方について、慎重に事を進めていってもらえることを望みます。このままブッシュ氏が勝とうとも、逆転してケリー氏が勝とうとも。
そして、忘れてはならないのは、
「何故、アメリカがテロの標的となるのか?」
詳しい話はまたの機会に。つまりは恨みは買ってはならないと言うことです。