<エンジン充電は大丈夫?>
昨日は、途中で終わり、失礼しました。
サブバッテリーからの100A 放電を軽減するのは、車のエンジンを始動し充電状態にする事で、放電 20A前後に減らす事が出来るとの内容でした。
その場合のネガ項目に付いて、今日は考えて見ます。
しかし、この領域は公開データー不足、キャンカーベース車両の仕様、走行充電システム等が千差万別ですので、必ずしも全ての車に当てはまらない事をお断りします。
従いまして、2014年 モデル コルドバンクス限定のお話と言う事でお願い致します。
まず、車両側のオルタネーターですが、小生のコルドバンクスは、ガソリンエンジンです。ルームエアコンを走行中使用する前提で、オプションで130A仕様に変更しています。
エンジン稼働後、電子レンジを使用しますとオルタネーターは、約80Aの発電を行っているようです。
「さとうのごはん」を温める場合、約3分掛ります。最初の約1分は、流れる電流値は小さいようです。
電子レンジの電子を発生する管、マグネトロンでしたか? も自身の温度が上昇すると内部抵抗値が小さく成り、大電流が流れるようです。
約100Aの電流が流れるのは、後半の約2分間です。
オルタネーターは130A仕様、使用発電電流 80Aとすれば容量的には余裕が有ります。時間も2分程度ですし。ただ、容量の50%以上ですから長時間の使用は避けたいものです。
次に充電器は何を使用しているかと言う事ですが、エンジンからの走行充電電流は、オルタネーターの内部で整流され、既にDC(直流)で供給されますから、130Aに対応できていると考えられます。
従いまして、コルドバンクスに標準の「すぐれもの充電器」は、走行充電には使用されていません。
これは、実車で確認しましたから、間違いは無いものと思います。写真の赤丸部の充電緑ランプが不灯状態です。(すぐれもの充電器は主に外部電源接続時に使用する構造)
以上から、オルタネーターでの発電電流は、リレーボックス、走行充電ボックスを経由し直接サブバッテリーに供給されているようです。
走行充電ボックスはサブバッテリーの過充電を監視し、充電電流のカットを行っています。
従いまして、オルタネーター側には特に心配は無いものかと考えられます。
Kenyがソーラーパネルを購入しました、メーカーさんから定期メールが届くのですが、その中でタイミング良くこのお話が載っておりました。
そのメールに依りますと、インバーターが壊れたクレームが3件あり、それがサブバッテリーを充電しながらインバーター使用により破損したとの内容でした。その見解によると充電により脈動が発生し、その変動にインバーターが追従できず破損に至るとのお話のようです。
また、そのお方は、キャンピングカーでの使用において、良く問い合わせがあるが、車両側の条件が分かりませんから、充電しながらの使用は出来ませんと回答しているとの事でした。
この辺りは見解の相違が有るのですが、小生的には、サブバッテリーはダム的な役割があり電圧、電流の変動を吸収してくれる、すぐれものだと思っております。
コルドバンクスのルームエアコンは、走行時使用が前提とされています。その為の130A オルタネーターですし。確かにルームエアコンは、電子レンジに比較すると小電流でありますが、使用時間は長くなりますので、ほぼ同等と考えても良いのかと。
実は、北海道キャラバンで、100Aに気付いた後、エンジン始動し電子レンジを使用して来ました。
システム的には、壊れるハズは無いと自分に言い聞かせながらですが・・・・
インバーターは未来舎 FI-S1503A-12VDC 1500W 100Vですから、12Vでは125Aに成りますから、100Aはクリア出来ています。
裏づけは、弱いとは思いますが、暫くはこれで使用して見る積りです。人柱に成るか、成らないかご期待下さい。
本日 も読んで下さりありがとう御座います。
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