<人は何故、旅に出る>
キャンカーの旅、計画時からのウキウキ感、出発時の何か有る期待感、旅の途中の不便さ、出会える知らない土地と人々、う~~ん どんどんテーマが大きく成ってしまいます。
取りあえず、身近の所より考えて見たく思います。
先日、見た高倉 健さんの 「あなたへ」 の中で、ビートたけし扮する、キャンカーに乗った車上荒らしが、ウンチクを捻るには、「帰る所が有るのが旅、帰る所が無いのが放浪」 との事でした。
行き成り、結論じみてしまいましたが、「帰る所が有る」 この辺りが重要なのでしょうね。
帰る所が有るからこそ、人は旅に出るのでしょう。
日常の弛まない繰り返しから来る閉塞感、どうしても感じてしまう重圧感、リタイヤ後はこの重圧感からは、かなり開放された感は有りますが。
リタイヤ後に与えられる、ある程度自由な時間。現役時代には予想も付かない、長期キャラバン。
現役時代に初代キャンカー、「アリスフィールド」で行った、ファミリー北海道10日間キャラバン。
10日間が、アッと言う間に過ぎ去り、帰れない症候群に落ち込みそうでした。
単独での長期キャラバンは、ロードトレックで最長25日間、居住性がかなり改善した、コルドバンクスで27日間と限界は、さほど変わらず。
小生の生活不便さ対応力は、25日前後が精々のようです。
この辺りの対応力の強さは、それまでに蓄積された我慢、閉塞感、重圧に比例するのでしょうか?
気ままなキャンカーの旅は、過去の蓄積された汚れ、垢を洗い落してくれます。
知らない土地、人々、思いがけない花などに出会う度に、素直に綺麗に成る自分を感じさせてくれます。
そんな垢が洗い流された頃、ウォシュレットを探し歩き廻る自分自身に気が付くのです。
少し現実的でしょうか?
帰る所が有る事を思い出させられるのです。
25日の長期間の旅! これが叶うのがキャンピングカーです。不便さを感じ始めると、それは多分、自分自身が洗われた証しなのかも知れません。
そろそろ、帰るとしますか。。。
本日 も読んで下さりありがとう御座います。
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