kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

間違わないキャンカー選び ボデー

2016-09-15 12:00:33 | キャンカー考察

<一体成型は、雨漏れに有利>

今年の中秋の名月は秋雨前線、台風の影響で見る事は叶わないのでしょうか?

月は見えなくても、培いました眼力で見るとか。。

 

そんな今日この頃ですが、キャンカーは見えない個所が重要とのお話を進めて来ましたので、この秋のキャンカーフェアーでは皆様の眼力が試される事でしょう。

そんな眼力磨きにお励みの貴兄に、今日は更なる眼力磨き情報なのです。

またまたバンテックセールスのピーアールに成るのかも知れませんが、「CSボデー(Comfort & Safety Body)」に付いてです。

 

小生は過去、2台のキャンカーは雨漏れで悩まされました。

雨漏れの原因としましては、シーラー切れですが、何故シーラー切れが発生するか?と言う疑問が残りますよね。

色々実車を見て考えますと、シーラー自体の劣化もさる事ながら、やはりボデーの剛性不足からくる車体の捻じれが原因のようです。

その上、キャンカーは走行しますから振動、捻じれが同時に入力されますと、シーラーが切れないハズは無いと考えられます。(シーラー切れは剥離を伴う、また原因系では温度による膨張、収縮もある)

そんな環境下では、先日の「ソリッドスクエアフレーム」が重要な働きをするのです。

http://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/45205de72778b49cf726cc8e3c0f4ed0

 

そこで次期キャンカーは、雨漏れしない事が重要な関心事項でした。

CSボデーは、赤線で囲みました部分が、FRP一体成形なのです。

一般的にはルーフ、サイドパネル、リアーパネルを別々に作成組付け、繋ぎ目をシーラー塗布します。

この構造が先程、申しましたように雨漏れの原因に成るようです。

CSボデーは、この部分を一体で加工しますから、繋ぎ目は無くシーラーは不要と成ります。

まぁ~各部ウインドウ、エントランスドアー等は、取付の関係上穴が有り、シーラー塗布が有ります。

この状況は、各車共通ですから避ける事は難しいでしょうね。

 

バンテックセールスでは、この一体成型するボデーは強度的にも優れており、事故の際にも衝撃を緩和し被害を軽減出来ると言っています。

 

尚、このCSボデーは一体成型ですが、リアーパネルは別体のようです。

この赤線で囲んだ部分にシーラー接合が有りますが、これは聞いたお話では、後方より組立時にエントランス内の家具等を搬入する為に別体としているようです。

一番、雨漏発生頻度が高い部分は一体成型ですから、良しとすべきものでしょうね。

この様にキャンカーは、見えない部分が非常に重要なのです。

キャンカー作りの長い歴史と研究から、CSボデーも生まれたのでしょう。

こんな大きなルーフ、サイドパネルを持った一体物の成形はかなり難しいものとの想像が出来ます。

また、CSボデーを輸送の観点で見ますと、まるで空気を運んでいるに等しく、物流コストも掛る手法ですが、拘りが感じられる所です。(生産はタイ?)

 

小生のコルドバンクスは、ガレージ保管で3年を経過し雨漏れは発生していません。

今後、今の状態が何時まで維持出来るのでしょうか?

 

ある意味、Kenyの眼力が試されるのかも知れませんね。

(@_@;)

 



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Vegaを12年乗りましたが、、、 (畠mama)
2016-09-15 21:36:53
前車Vegaも同じく一体型ですよね。
我が家が12年、そして知人に譲って5年が経過していますが、、、
一度の雨漏りも無かったですよ( ´ ▽ ` )ノ
シーラーのやり変えもしていませんし、その術さえ知らなかったです(−_−;)
返信する
Unknown (かおなし♪)
2016-09-15 22:24:35
3年で漏れなしってことは、そんなに早く雨漏りする車もあるってことなんですね。
キャンカーショーで見比べたら、バンテック製は思いのほかコーキング部分が大きくて、なんだかなぁ~と思ったものでした。
それでも継ぎ目が少ないってことは、雨漏りの可能性は低いのですね・・。
個人的にはセキソーボディの継ぎ目がどこのメーカーより一番目立たなくて綺麗に仕上げられてる気がしましたが、師匠の見解はいかがでしょうか?
個人的にはめっちゃ気に入っているのですが・・。
返信する
畠mamaさん (kenyじぃーじ)
2016-09-16 09:52:22
Vegaは合わせて17年間、雨漏れ無しですか!

素晴らしいですよね。(^^
V社キャンカーですと、心配なのはウインドウ部からの雨漏れだけでしょうね。
フロアーが濡れていないか、しっかり確認が必要です。

もしかしたら、ウインドウ部で漏れた雨は外部に排出する構造かも知れませんね。
その時、フロアーが濡れない表面処理がされていますと、フロアー腐りも無く良いのですが。。。
返信する
かおなし♪さん (kenyじぃーじ)
2016-09-16 10:04:37
 いゃ~~流石に鋭い眼力!

しかし、3年には特に意味は無く、小生のバンクスが3年経過時点で異常が無いと言うだけのお話です。
(^^:

V社のコーキングが大きいと感じられたのは、多分リアパネル部でしょうね。
コーキングの幅が約10mmはありそうです。
しかし、幅が広いのは単位面積当たりの変位量は少なく成りますので、パネル本体が変位した場合のタフネスは、狭いコーキングに比較し高く成ります。

セキソーボデーは往年の名車が有りましたね。
最近、フェアーで見かけ無いのですが、次回、名古屋キャンカーフェア―で展示が有りましたら確認して見ます。

まぁ~各ビルダー共にコーキングに付いては、泣き所でもあり、腕の見せ所でしょうね。
返信する
残念ですが (徳永)
2016-12-23 15:49:07
上だけを考えているようですがバンテックセールスはシャーシとの接合部に合板を使用しています。私のskipも同様で合板とコーキングですから2〜3年後は防水が怪しいでしょう(^_^)ゞ

何でも完璧はありませんから小忠実に点検修理が大事でしょう(笑)
返信する
徳永さん (kenyじぃーじ)
2016-12-24 10:45:26
 そうですね~~。
キャンカー製作上、CSボデーとフロアーの接合は避ける事が難しいでしょう。
この点はパネル工法であっても同一ですから、あえて取り上げていません。

V車の良い所は、ベアーシャーシのラダーフレームに
”ソリッドスクエアーフレーム”
”板厚約50mm合板フロアー”
取付で言わば、3層構造です。

またフロアー合板の車外部は樹脂コーティング施工があるようです。
車検時に黒ペイント塗布しようとしたのですが、止めておいたほどですよ。
唯一、FFヒーター配管部に木材部が見えましたので、そこだけはシッカリとペイント塗布をしておきました。

まぁ~他車に比較しますと、相当な差と考えます。

いゃ~V車の誉めすぎでしょうか?
勿論、日頃の点検を行い長期に渡り、気持ち良く楽しみたいと思います。
返信する

コメントを投稿