<40年物のリールが昇天>
今朝の東海は、気温16℃と寒さを感じました。
北海道キャラバンでは、10℃前後に成っていましたから、それに比較しますと、まだまだ暖かいと言わざるを得ませんが、身体が慣れますと、16℃でも寒さを感じるようです。
何故か北の大地の風景を見ますと、気持ちが落ち着きます。
キャラバン後遺症からまだ、抜け切らないのでしょうか?
そんな今日は、秋アジ釣りで活躍してくれました、年代物のリールの整備なのです。
釣りでリールの内部が固着し、苦労したお話はしたと思いますが、自宅に帰り着くまでメンテナンスは出来ず仕舞でしたから、完全に固着しハンドルを回転させる事は出来ない状態でした。
外観は、塩とも錆ともつかない物が付着しています。
取りあえず、ラインを板に巻き取ります。巻き取っていますと、ボビンの中心に近づいて行くほど、ラインに強い曲り癖が付いています。釣り上げる際の強い引っ張り荷重で、ライン同志が押し付けられ曲り癖が付くのでしょう。今さらながら、秋アジの強力な引きを思い知らされます。
ラインを巻き取り後は、ボビンを抜き取ります。
ボビンは、割とすんなり抜き取りが出来ました。
次にケースを締付けているビス 3本を緩めカバーを外します。
内部は白錆が見えますが、40年物にしては、グリスも付着しており思ったより綺麗な印象です。
ここまで分解し、灯油に漬け固着、汚れを落とす事にします。
3日も漬けたでしょうか。しかし、固着状況には変化が無いようです。
取りあえず、更に分解を進めます。
最後に固着部分のギアシャフトを抜こうとしたのですが、ビクともせず抜けません。
仕方なく、ハンマーで叩き抜こうとしたのですが、抜けません。
CRCを塗布し、2度目に更に強く叩きますと、グラっと来ましたので抜けたと思ったのですが。。。。
本体、亜鉛ダイキャストのケースが割れているじゃありませんか!
ガ~~~~ン!!!
たまにこんなチョンボをやるのです。
シャフト部が破損し、陥没、斜めになっているのが、お分かりでしょうか?
ケースを接着するかとも考えたのですが、力が掛る部分ですし、諦める事にしました。
まぁ~ 40年も使いましたから、寿命だったのでしょう。
こんなダイキャスト物は、叩き壊す事が過去にもありましたが、忘れていましたね。これで、また経験を積んだようです。シャフトが軽い固着を起こした時点で、分解清掃、給油を行うべきでした。
整備の鉄則、「短気は損気」 先が短いせいか、つい急いでしまいます。
次回は、ニューリールでも用意出来ますでしょうか。
キャラバン終了後、約20日が経過しようとしていますが、やっと片付けが終わりました。
しかし、気持ちの整理は、まだまだのようです。。。。
本日も読んで下さり、ありがとう御座います。
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よく使う作戦です^^
まぁ次回の為に 大型リール購入で
すると釣れる魚も大型になります(笑)
初めての秋アジ大物を釣り上げたのも、このリールですからね。
まぁ~寿命だったのでしょう。
軽くハンドルが廻る、高級リールにでもしましょうか?^^