<お得で使い出の有るBM-1>
今年の夏至は雨だったせいか、夏至夏至、日照時間が一年間で最長に成ると騒ぎませんでした。
(@_@;)
そんな夏至が過ぎたある日に、BM-1の実力を再度確認?しました。
と言いますのもブログに質問が来まして、BM-1に常時電源を供給するのは、サブバッテリー放電が心配なのですがと言うものでした。
今までBM-1の消費電流(暗電流)は、気にもしなかったのです。
気にしないと言う事は、目立つ電気消費も無いと言う事に繋がると言う所でしょうか。
ガレージ駐車状態、ソーラー充電ゼロ状態でのBM-1状況です。
3日前のソーラーアブソーブモードで、約95~98%程度充電し放置しました。
<トリプルサブ状況>
白いバッテリーモニターがBM-1ですね。
電圧 12.9V
充放電 放電 0.1A
残量計 95%
下の黒色電圧計は、シングルサブの電圧です。
同じく充電無しで、3日間放置した電圧です。
<シングルサブ状況>
電圧 12.5V
シングルサブはモニターの都合で、電圧表示のみです。
鉛バッテリーですと、電圧をモニターしていますと残量も推定出来るように成ります。
丸4年以上使用していますので、劣化が進み、12.9Vは維持出来ないようです。
御存じと思いますが、小生はソーラー装着していますから、ガレージから出し太陽光を浴びますと、即サブの充電が開始されます。
現在は走行中の走行充電は任意で、ON/OFFが出来る快適化を行っていますから、充電混触は有りません。
従いまして、太陽光が出ています昼間は、ソーラー発電、充電が走行中にも行える設定としています。
何時ものポイントに到着時のBM-1状況です。
<トリプルサブ状況>
電圧 14.2V ソーラー充電状況での電圧
電流 充電 3.0A
残量計 95%
この状態では、ソーラーコントローラーはアブソーブモードです。
ここから更に14.5Vまで充電電圧を上昇させ、3時間維持出来ますとフロートモードに遷移します。
<シングルサブ状況>
電圧 14.2V DC-DCコンバーターで充電中。
ここまでで、お気付きと思いますが、kenyのサブは回路切り離しに依り、2系統のバッテリーバンクとしています。
バッテリーバンクとは、バッテリーの群を意味しまして、トリプルとシングルを合わせ2系統と成ります。
シングルサブで小型インバーターを駆動し、パソコン 1台を使用中です。
同時にシングルサブは、トリプルサブを電源として、DC-DCコンバーターで充電中です。
アチラ製のDC-DCコンバーターですが、良い働きをしてくれています。
パソコン、テレビ位ですと、小型インバーターで充分間に合い、消費電力も小さいですから、何かとお得ですね。
本日のKenyes’ Eyeです。
気持ちの良い海風が、静かに窓から吹き込みます。
海を眺めながら、遅めのランチを頂きますと、何故か美味なのです。
そろそろ、ジムに行きましょうか?
<トリプルサブ状況>
電圧 14.3V
電流 1.2A 充電中
サブの充電が進み流れる電流は低下して来ています。
残量計 95%
<シングルサブ状況>
電圧 14.4V かなり上昇して来ました。
トリプルサブより高い電圧が掛っています。
これが、DC-DCコンバーター効果ですね。
ジムで1時間ばかり汗を流し、コルドバンクスに帰って来ました。
シングルサブは、海岸出発時にOFFとしました。
<トリプルサブ状況>
電圧 13.6V
ソーラーがフロートモードに遷移し電圧低下、微電流で更に均等に充電中です。
電流 0.6A
残量計 95%
時間の経過と共に演算が進み、100%表示と成ります。
<シングルサブ状況>
充電OFF状態で、約1.5時間経過していますから、シングルサブの現状実力電圧として良いと思います。
ソーラーコントローラーは、フロートモードですから、インジケーターLEDは点滅状況です。
この状態に成りますと、ソーラーパネルには無駄な発電を要求しませんから、ソーラーパネルも小発電のみ行う状態です。
写真はLED消灯状態。
この様に見て来ますと、ソーラーコントローラーは究極のバッテリー充電器と言えるでしょうね。
最後に成りましたが、BM-1の暗電流は、1.5mA(カタログ値)です。
また、特に残量計は常に充放電に合わせバッテリー残量を演算していますから、自然放電分も合わせ監視が必要と成ります。
従いまして、BM-1の常時電源は必要で、その消費電力は微々たる物と考えます。
赤+線(常時電源線)は、バッテリーに直結しか無いでしょうね。
ところでヤフーニュースにこんな記事がありました。
https://response.jp/article/2017/06/20/296368.html
キャンピングカー向け、サブバッテリー走行充電システム発売…最大140Aに対応
今のところどなたもこのネタで記事を書いてません。
一般のディープサイクルバッテリーと比べて有利なのか、画期的な商品なのか、リチウムイオンと比べるとどうなのか、B/Cはどうなのか、その辺りを解説いただけると嬉しいです。
読みましたがサッパリ理解できません(^^;
参考に記事参照させて頂きました。
記事内容だけでは詳細は分からないのですが、走行充電電圧を昇圧しサブバッテリーを充電出来るようです。
従いまして、当該品は電圧の昇圧器ですから、バッテリーでは有りません。
いゃ~~早とちりは、Kenyに似て来たかも?!
おはずかしい(^^;
でも、電圧の昇圧器って何のためのものですかね?
通常では満充電できない走行充電をパワーアップするためですか?
そうなるとバッテリーが長持ちするのかな・・。
必要あるから開発されたのでしょうね。
実は電圧の昇圧器だったのです。
昇圧器は何の為?
も過去記事に回答が有るのです。
補講が必要なようですね。
標準状態の走行充電は、サブバッテリー充電に要する電圧 14.5Vが供給出来ないのです。
メインバッテリーの状態にも依るのですが、通常13.2V程度の電圧しか無いのです。
再三お話していますように、バッテリー充電には現状電圧より高い電圧を掛けませんと充電は出来ません。
先程の電圧 13.2Vでは、サブは70~80%程度の充電状況でしか有りません。
そこで、今回のような商品が出て来る訳ですね。
詳細が公表されていませんが、オルタネーターで発電した電圧を昇圧(何ボルトかは不明)し、サブ充電が改善されるとの事です。
どの様な昇圧機能か分かりませんが、仮にソーラーコントローラーと同様な充電電圧コントロールが出来ているとするならば、ほぼ満充電が達成出来るのかも知れません。
満充電が達成出来るとするならば、バッテリーの長持ちにもつながるやも知れませんね。
何れにしましても詳細諸元が公表されない限り、様子見でしょうね。
丁寧なご説明ありがとうございます。