kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

コルドバンクス塩抜き

2018-02-01 11:54:08 | 整備

<塩は塩でも塩カルです>

いゃ~~楽しいお墓参り、倉敷の旅の後には、お決まりのお片づけが残っているのです。

鈴鹿峠から滋賀県 草津JCまでは、雪中走行でしたから、融雪剤、塩カルの洗礼を浴びたのです。

この時期ですから、高速道には凍結防止の塩カル散布は、致し方無い所ですが。。。

 

一見、大した汚れには見えないのですが。。

バックミラーには、ハッキリとした普段の雨降り汚れとは異成る汚れが付着しています。

チョット舐めて見ようかとも思ったのですが、何とか思い留まりました。

(@_@;)

kenyにしては、珍しく2泊程度のキャラバンですから、帰りました翌日には洗車したのです。

幸いにも風もやや弱く、気温も一桁ですが高目だったようです。

 

まずは、ホースから勢い良く大量の水を出し流しました。

ルーフからガソリンタンク部、ミッション、サイレンサー、エアコン室外機、ホイールと洗い流すのです。

 

フロントホイールは塩カル、ブレーキパット摩耗粉でギトギトに汚れています。

エントランスドアー前にも泥水の痕跡が幾筋も付着しています。

ホースからの水流だけでは、落とせそうも有りません。

ガソリンタンク部のリッドを開きますと、明らかに塩カルの痕跡が確認出来ます。

これですから、雪道は走りたく無いのです。

カムロードの純正部分はまだしも、ビルダーが追加しました金属部の防錆処理は甘いのです。

 

Kenyは特に車検毎にビルダーが追加した部分は可能な限り、アクリル塗装を実施しています。

ガソリンタンクのネック部分にも、塩カル痕跡が付着しています。

ネック部分に付着すると言う事は、少し見えますFFヒーターポンプ、フロアー裏面にも塩カルが付着していると考えられます。

 

ここで注意したのは、自動車メーカーは車外に装着しています電装カプラーには防水タイプを使用しています。

しかし、ビルダー装着の電装カプラーには、防水タイプは少ないようですから、大量の水を掛ける事は要注意です。

簡単なカプラー防水には、グリスを端子部分に塗布しておく方法も有ります。

 

リーフスプリング部には、塩カルの筋が付着しています。

ホースで一通り流した後は、高圧洗車に切替えます。

高圧洗車機は水圧が高いので、ステッカー、再塗装部分ではノズル先を離し水圧が低下するよう注意が必要です。

高圧洗車機では、手が届き難いミッション、ペラシャフト、デフ、リーフスプリング廻りまで洗います。

ここで気を付けたいのはエンジンには直接、高圧洗車は行わない事です。

どうしても大量の塩カル付着、汚れが有る場合は、ACG、コンピューターBox、ヒューズBox等はビニールで防水を図る必要が有ります。

高圧の水でエンジン電装廻りに不具合が起こりますと、やっかいな事に成ります。

また、ペラシャフトのユニバーサルジョイント部にも高圧水は掛けない事です。

ベアリングはシールされているとは言え、水侵入が有りますと短寿命と成ります。

 

リアーホイールはタイヤ部分が相当汚れています。

高圧洗車後は再度、ホースにブラシを付け頑固な汚れを洗い流しました。

洗車後の写真は撮れ無かったのですが、可也綺麗に成りましたよ。

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リアのBSアンテナも、丁寧に水とブラシで洗い流しました。

その後、拭き上げを行いますと、早くも夕闇が迫ります。

洗車後は最後の水切りを兼ね、給油に向かいました。

約半日の大仕事でした。

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しっかりと、塩抜きが出来たので、これでコルドバンクスも満足でしょう。

いゃ~~ホント、楽有れば苦有りですね。

 

これで塩カル被害が、軽微で有れば良いのですが。。。。