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kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

冬至前のソーラー

2016-12-16 10:28:43 |  ソーラー Ver. 3

<久しぶりのCSVデーターチェック>

寒波襲来で各地で雪が降っているようです。

そんな寒波も東海までは届かないのか、冬晴れに恵まれました。

この所、晴天と成りますと、つい足が海岸に向かいます。

雲一つ無い日本晴れです。

冬の海も陸風ですから、波も穏やかでのたりのたりの感です。

 

これだけ天候が良いと、久しぶりにソーラー発電状況をCSVデーターで見ようか?

と言う気持ちが湧き起こります。

 

以前もお話しましたが、小生のソーラーコントローラー(以下 コントローラー)には、RS232Cポートからパソコンに発電状況が記録出来るのです。

まぁ~この辺りの機能もSPC-005選択動機の一つでした。

自分のソーラー発電状況を正しく、データーで確認したいですからね。

 

これがその秘密ケーブル?!

白いケーブルは、一般的なRS232Cケーブルです。

これにパソコンが、Windows 8でも使用出来るよう変換ケーブル(黒色部分)を追加しています。

まぁ~当然と言えば当然なのですが、変換ケーブルはケーブルと言えどもソフトを持っているのです。

(@_@;)

これをコントローラーのRS232Cポートと、パソコン側のUSBポートに接続します。

これがKenyの屋根裏部屋です。

パソコン側ソフトを立ち上げ、ポート認識を行います。

久しぶりに使いますと、使用方法を忘れており、データー取りも二度行う体たらくでした。

 

パソコン側の表示はこんな感じです。

日時取り込み、データー保管場所設定、データー取り込み間隔は5秒毎としました。

通信開始です。

 

ここは、ソーラーパネル電圧 65V以上を検出し、定格以上の出力を見たい所ですね。

 

出ました!

瞬間的ではありますが、65.1Vが何とか取れました。

(#^.^#)

ソーラーを取付ている方のパネル発電電圧は、どれ位出ているのでしょう。

この電圧が高い場合、コントローラーがMPPTですと大きな充電電流に変換してくれますから、喜ばしい事ですね。勿論、サブバッテリー容量、コントローラー容量に伴う制約はありますが。

 

若干時間的誤差はありますが、コントローラーのLCDパネル状況です。

パネル電圧 64.7V

サブ充電電流 4.4A

パソコン1台稼働、インバーター120W稼働、シングルサブ充電状態です。

出来ましたら、パネル電圧 65V以上を記録したかったのですが、お話しましたようにデーター取りにミスしたもので、天候の加減もあり記録出来たデーターはこれです。

CSVデーターをエクセルに変換し、グラフはハンド作成です。

赤丸付きの茶色グラフが、パネル電圧です。

太陽光の変化に伴い、刻々と電圧が変化しているのが確認出来ます。

最高電圧  64.9V

平均電圧  64.5V

測定時の天候、サブ充電状況、サブ使用状況により変化はします。

しかし、160Wパネル 3枚 直列接合でこの電圧ですから、かなり優秀かと思います。

パネル電圧が64Vも有りますと、夏場の高温時のソーラー発電効率低下時に於いても、充分な充電が可能です。

 

充電電流は右側縦軸の目盛で読み取ります。

平均4.5Aの充電電流です。

 

サブはほぼ満充電(電圧的には低い)ですし、アブソーブモードですから、4.5A程度ですね。

これがバルクモード(MPPTモード)ですと25~26Aは行きますからね。

(#^.^#)

先日来、LCDモニターのみでのお話でしたが、CSVデーター取り込みで、ウンチクの一端でも分かり安く成ったのかと思うのですが、如何でしょうか?

 

冬場れの海は、あくまで静かです。

空には白い雲が、静かに浮かんでいます。

 

この美しい地球は、孫子の代、更にその先までも残さないと。。。

 


ソーラー容量注意事項

2016-12-14 10:52:58 |  ソーラー Ver. 3

<ソーラーは、お天道様とサブ次第>

久しぶりの雨も今朝には、上がったようです。

師走も折り返し地点を過ぎ、街中の慌ただしさも除序にヒートして来たような。。

 

そんな今日は、ソーラー機器設定時の注意事項に付いてのウンチクです。

前回、ソーラーパネルは定格以上の出力をする場合が有ると説明しました。

小生の単結晶シリコン ガラスタイプの例です。

 

【ソーラーパネル定格】

ソーラーパネル(以下ソーラー)は、御存じのように太陽光を受け、電気を生み出してくれます。

ソーラー発電量は、実は太陽光、雲、湿度、気温、オゾンの影響を受け、刻々と変化しています。

そこで、ソーラー定格は一定の光源を使い、雰囲気温度25℃で計測されます。

 

<kenyのソーラー>

1、最大出力動作電圧 17.5V

2、最大出力動作電流  9.14A

 

従いまして

3、電力は  17.5V*9.14A=159.95W

公称電力は、160Wと成ります。

 

4、開放電圧 (ソーラーのリード線を切り離した状態) 21.6V

5、開放電流 (    〃    ) 9.87A

 

6、実機では、160Wソーラー3枚を直列接合しています。

従いまして

7、実機開放電圧 21.6V*3枚=64.8Vと成ります。

 

ここで注意しておきたいのは、ソーラーは定格以上の出力をする場合が有る言う事です。

赤四角内はソーラー出力電圧、電流です。

下記写真は目撃出来た、過去最高電圧です。

66.2V !! (気温 約14℃)

完全にソーラー定格以上の発電電圧です。

有る意味、ソーラーの性能が良い? とも言えそうですが。

因みにこの時のトリプルサブの充電電圧、充電電流です。

充電電圧  14.3V

充電電流  1.2A

 

東海地区では、めったにお目に掛れないのですが、気温が氷点下以下と成る冬晴れ時には、更にソーラーは高出力をするそうです。

寒冷地にお住まいの方で、屋外駐車されている場合は要注意ですね。

 

この状況で重要なのが、先日お話しましたコントローラーの最大入力電圧ですね。

因みに小生のコントローラーSPC-005の場合

最大入力電圧 150V ですから余裕があります。

また、最大入力電流は30Aですが、過去26Aが発電された事がありました。

以上から見ますと、ソーラーとコントローラー容量のバランスは取れていると考えています。

 

通常サブ電圧が、12.0Vを切るまで放電させる方は少ないと思いますが、サブ電圧がある程度高い場合はコントローラーがソーラーに発電を要求しませんから、発電電圧、電流は抑制されます。

従いまして、それほど神経質に考える事は有りません。

 

ソーラー充電状態での電圧、電流です。

充電電圧 14.2V(赤丸)

残量    100%(参考値)

充電電流  0.6A

まぁ~運用実績 1年4ケ月ですから、実績とも言えないのかも知れませんが。。。

万一の故障の際は、信頼国産コントローラーですから修理も1Weekと言う所でしょうか?

海外製だと、2~3ケ月掛ると言うお話も有るようですからね。

今日はソーラーは、定格以上の出力をする場合があると言うウンチクでした。

尚、ソーラー選定はあくまで自己責任でお願いします。

それと電気はあくまで定格を守る事が重要です。

うん? 矛盾が。。。

 

矛盾に負けず、ソーラー充電に出掛けましょうか?!


ソーラーパネル出力とコントローラー容量

2016-12-10 12:44:27 |  ソーラー Ver. 3

<キャンカーの限られたルーフで最大発電?!>

ニュースに依りますと、北海道ではかなりの積雪が報道されているようです。

そんな雪国からの便りを聞きますと、この所の冬晴れ続きは信じられないと共に、有り難いものです。

青空が覗きますと、ついバンクスを引っ張り出します。

例え半日とは言え、留守にしますと炬燵、ファンヒーター、テレビは使いませんからお得かと。。

当然ながらバンクスでは、ソーラー発電でパソコン使用、寒いようならFFヒーターを使用します。

 

FFヒーターは室温が上昇後は止め、その後はお天道様の陽射しだけで充分なのです。

そんな有り難いソーラー発電ですが、今日は少々難解なソーラーパネル出力とコントローラー容量に付いてのウンチクです。

【バンクスのバージョンⅢソーラー仕様】

1、ソーラーパネル出力  480W (160Wの3直列接合 160W*3=480W)

2、コントローラー 福島電機製 SPC-005 

   最大入力電力 360W (12V) 

   取り説の記載内容そのままですが、最大入力電圧、電流とは計算が合わない。

   最後にマトメ有ります。

   最大入力電圧 150V

   最大入力電流  30A

3、サブバッテリー

  合計 400Ah

  スイッチ切替えで、300Ahサブと100Ahサブの2系統有り。

 

【最大入力電力に付いて】

電気の基本は、各機器の定格を越えない事が重要です。

万一、定格以上の電力等が印加されますと、破損、最悪時火災の恐れが有ります。

 

上記内容を御理解の上、keny的ウンチクをお聞き下さい。

また実行するしないを含め、総べては自己責任でお願いします。

ソーラーパネルは単結晶シリコン系パネル前提ですので御注意下さい。

(化合物系の所謂、高性能ソーラーパネルには定格以上出力するパネルが存在するようです)

 

本題です。

コントローラーの最大入力電力は360W。

ソーラーパネルの公称出力 480Wですから、一見しますとコントローラーの最大入力電力をオーバーしています。

しかし、ソーラー発電には実質電力は、0.9掛けに成るとの定説が有ります。

 

従いまして、

480W*0.9=432W

0.9掛けしてもコントローラーの最大入力電力 360Wをオーバーしています。

 

そこで更にコントローラーメーカーへの問い合わせ、ウンチクを捻り、経験則値を当てはめて見ます。

ソーラーパネル 3直列 開放電圧は?

21.6V*3=58.3V

 

同じく短絡電流は?

9.87A (電流は1枚時と同様)

 

これは共にコントローラーの最大入力電圧 150V以下

最大入力電流 30A以下を満足しています。

因みにこの条件時の電力は?

150V*30A=4500Wと成ります。

(何故、コントローラー最大入力電力が360Wとされているかは不明ですが、多分誤記?

30A*12V=360Wですから出力の最大電力かと。。。)

 

また経験則では、サブ残量が60%程度時に最大充電電流は約26Aを記録しています。

参考ですが、コントローラー自体も最大30Aの充電過電流防止機能を持っています。

以上よりコントローラーの定格は満足したソーラーパネル設定、接続が出来ていると考えています。

 

*コントローラーの最大入力容量は

  最大入力電圧 150V以下

  最大入力電流 30A以下  が肝ですね。

国産コントローラーメーカーですと、電話で直接お話が聞けますし、万一の故障時修理も短期間で可能ですからね。

それに国内雇用も守らないと、子供、孫世代が困りますから。

 

今回、まとめて見ますと検討時、問い合わせ時には解らなかった事が整理出来たようです。

またメーカーさんのHPを覗いて見ましょうか。

改訂版 取り説が出来ているかも知れませんね。


ソーラーVer.Ⅲ 費用

2016-12-06 10:14:20 |  ソーラー Ver. 3

<少しづつのVer.UPですが。。>

昨日は、やや雲が多いものの青空が覗いてくれました。

この時期の太平洋岸は、北風が吹くものの晴れ間が続くようです。

 

お天道様が笑顔で迎えてくれますと、足は自然と海岸に向かいます。

やはり広い海を見ますと、心が落ち着きます。

北風が強いせいか、釣り人も2~3人と言う所です。

 

しかし、到着し一番に気が付いたのが、草むらにゴミが捨てられているのです。

何故ゴミを捨てるのでしょう?

一日楽しませて貰った港、海岸なのに。。。

今に立ち入りが禁止され、自分自身、皆さんの首を締める事に成ると思うのですが。。。

年々、海岸付近に降りる道が閉鎖されています。

温暖化と言う熱帯化に気付かない人々と、同じ感覚なのでしょうか?

 

お話が横道にズレました。

 

ソーラーはパネル 1枚、ソーラーコントローラー(以下 コントローラー)PWM制御方式でのスタートでした。

Ver.UPと称しまして、パネルも2枚、3枚と増量しました。

余談ですが、将来パネルの増量をお考えの方は、同一仕様パネルを買い足して下さい。

直列、並列接合に於いて、有利に増量、接合が可能です。

異なる仕様パネルは、接合が出来ない(電気的に電荷が内部に滞留し発火の恐れ)場合が有ります。

 

PWM制御コントローラーです。

現在はガレージにお蔵入りしています。

 

Ver.Ⅲのコントローラーは憧れの、MPPT制御方式に変更しています。

安心の国産品、福島電機製 SPC-005です。

上記写真にはモニターが付いていませんが、オプションでLCDモニターを取付ました。

LCDモニターを組み込んだ現在のコントローラーです。

パネル出力、充電 電圧、電流。

切替えで、延べ発電電力、現状発電 電力等を表示出来ます。

ソーラーを楽しむ為には、LCDモニターを付けますと面白味が倍増すると思います。

また、コントローラーにはRS232Cポートがあり、パソコンにCSVデーターを取り出す事が出来ます。

 

ソーラーパネルは、ガラスソーラー160W品です。

裏面の状況。

ソーラー化に必要な大物は、この2点と成ります。

その他に架台、ケーブル、ボルト、ナットの小物でしょうか。

 

以上、まとめますと

 

約18万円も掛けていたのですね。

(@_@;)

現在ではパネルの価格が下がっていますから、もう少しお安く出来ると思います。

また、上記価格にはLCDモニターは入っていません。

パネル400W、MPPTコントローラー、工賃を含めますと54万円とのお話もあるそうです。

ご自身で快適化を図ると、18万円!

 

さて貴方ならどうします?


ソーラーマウント部 小快適化?!

2016-12-01 09:42:55 |  ソーラー Ver. 3

<同一事象は出ますネッ!>

いよいよ師走入りです。

ブログをやっておりますと、昨年の今頃の振り返りが即出来ます。

昨年の今頃は風邪を引いていたようで、今年こそはとフンドシならぬパンツの紐を締め直している所です。

そんな今日この頃ですが、ソーラーパネルマウントの紐も締め直しが必要なようです。

確か、左側は既にスプリング式半固定にしていたような。。

 

今回はリア 右側のマウントにズレが発生しました。

リア側のマウント部は、走行に依るバウンドでソーラー架台が跳ね上がる所為かズレるのです。

 

見ますと、マウント部が斜めにズレています。

日頃の洗車、拭き取りの際に注意していますと、色々不具合を発見し早目に手が打てますね。

そこで、以前左側マウントに採用しました、スプリング式半固定マウントを適用する事にしました。

 

【使用材料】

1、ステンレスボルト  6mm 80L  (5mmボルトでも可) 1本

2、ステンレスナット   6mm  2個

3、スプリング      2個

 

外装関係に取付ますボルト類は、錆の問題が有りますからステンレスがお勧めです。

マウント裏面の表面を荒らし、接着力を向上させます。

ステンレスボルトを通す穴 6.5mmをドリルで明けました。

事前にステンレスボルト、スプリングを組付け、緩み止めにダブルナットで締めます。

マウント取付面には、両面テープを貼り付けます。

今回、購入しましたスプリングは自由長が長く、柔らか目でしたから架台に巻き付ける用に取付ました。

まぁ~これで暫くは様子見でしょうか。

今年も後、30日ですね。

歳の所為か月日が、早く流れるように感じられます。

 

バンクスもほぼキャラバンには、困らない状態に成ってきました。

これからの快適化は、難しいかも?

特に費用が掛りそうです。。。

 

ボチボチやりましょうか?!