こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

室内緑化で職場に癒しを

2022年02月08日 | ガーデニング・菜園・花・緑
 昨日の朝より少し気温は高いものの、それがこの厚い雲のおかげとなると気持ちは複雑。少々寒くてもお日様の光があった方がいいと、クララの気持ちがよくわかる。朝のニュースでは、札幌で大雪のため、列車の運行が滞っているという。関東地方も明後日から大雪の予報で、いよいよ季節の変わり目の荒れた天候が始まるようだ。
 我が家でも花壇の花に不織布を用意したり、寄せ植え鉢を庇の下へと避難させたりの準備を始めよう。一方、病院の植木たちは安全なところにいるのでとりたてて気を使うことはない。

 病院というところは植物があまり歓迎されなくなってしまった。昔は、花束を持ってお見舞いに行くのが当たり前だったし、病院のエントランスには花屋があったとおもうが、今はない。アレルギーのこととかその他もろもろあるのだろうが、寂しいことだ。
 それでも、そういった心配のほとんどない観葉植物や一部の花は廊下やホールに置かれている。そして、私もささやかながら室内緑化を行なっている。鏡検室の入り口、顕微鏡の横、標本棚の上、書庫の上などに置いている。
 顕微鏡から顔をあげた時に緑が見えると、ほっとしてつい触ったり声をかけたりしてしまう。奥にあるのはイケアで買ったペッペロミア(株分けしていま2鉢)。

 水はたりてる?もしかして、多すぎた?

 とかなんとか、呟くともなく話していると、病理医という極端に孤独な仕事にゆとりが生まれるような気がする。
 この子たちをずっと日陰においておくわけにいかないので、医局の私のデスク周りとローテーションさせている。医局のデスクを日中に使うのは休憩時間がほとんどだが、ほとんどの時間を閉鎖空間に缶詰になっている身としては助かる。
 お昼はここで外の緑と、光合成をたっぷりしている室内の緑を見ながら弁当を食べている。
 これまで何度か紹介してきた、1輪ざしから始めた百日草はヤマタノオロチのようになっている。この片割れは我が家で鉢植えとなって寒さに凍えている。
 ちなみにこれが、2019年の9月、私が引っ越してきた時、隣のデスクの先生が置いておいてくれていたもの。すごいでしょう?一輪挿しは、シャーベットのプラスチック容器。
 すぐそばのデスクに座っている外科の部長が、

 これはなんていう名前ですか?

 と聞いてくれたので、ウンベラータという名前を教えてあげた。私が置いている医局の緑、多少はみなさんにも潤いを与えているんじゃないかと自負している。
 このゴムの木はわが家で元気がなかったので、連れてきた。劇的に改善しているわけではないが、新芽が出てきているので少なくとも状況はそれほど悪くはない。
 このツタ(じゃなかったかな?名前を忘れた)は面白い形をしているのだが、鏡検室に置いていたらある時から急に葉っぱがドンドンドン落ち始めてしまい、こちらに連れてきた。落葉の時期だったのかもしれないが、元気なってきたので、そろそろローテーションで戻そうかと考えているが、まだ時期尚早かもしれないと躊躇している。

 今週末は3連休、雪の心配はないが、水遣りのタイミングを考えないといけない。
私も根がつくといいな

ブログランキング・にほんブログ村へ←よろしく!→

PVアクセスランキング にほんブログ村



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小さい花屋)
2022-02-08 19:31:50
はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいています。
お節介かと躊躇したのですが、職業柄コメントしてしまいました。
最後の写真の植物は、ピレア・グラウカだと思います。
お日様が大好きな植物なので、日光不足では葉を落としてしまいます。
今のお部屋が心地よさそうなのでそのままにしておいてあげて下さい。
先生のような植物を愛する方がおられると嬉しくなります。
返信する
Unknown (コロ健 )
2022-02-08 20:16:24
小さい花屋さん、ありがとうございます。ピレア・グラウカですね、ネットで写真を調べたら同じでした。
葉っぱがどんどん落ちてしまった時はもう、本当に心配でした。
このまま、医局の明るいところで育ててあげることにします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。