最近、気がつくと猫背になっていることが多い。
歳のせいで、背筋が弱くなっているせいだろうか。
背をまっすぐに伸ばしていることがつらくて、知らず知らずのうちに、背中が丸まっている。
板の間にでも寝て首の後ろをのばしたくなるほどだが、それはそれで痛くてあまりしたくない。
不肖コロ健、もともと体幹系が弱い。
中学高校のバスケット部で腹筋・背筋を嫌というほど鍛えられた。
今のところひどい猫背ではないと思うのだが、それはその頃鍛えられたおかげだと思う。
なら、今もやればいいのだけどやればやったで体を痛めてしまうし、スポーツをやりたくても時間がない。
この間、テレビで同志社&神戸製鋼で活躍したラグビーの平尾選手がコメンテーターとして出ていたが、大変すばらしい体格、姿勢だった。
彼の場合今でもしばしば体を動かしているのかもしれないが、若い時分の鍛え方が全然違うのだろうと感じた。
要するに、若さの貯金とでもいえようか。
若さの貯金にはいろいろな方法があるだろうが、何を貯金するかはよく考えないといけない。
体ばかり鍛えて、頭の方が空っぽというわけにもいかないし、そのまた逆では年を取ったときに困る。
だが、年を取ってから頭を鍛えるというのもそれはそれで大変である。
ものが覚えられなくなる、というよりは覚えていようという気力がなくなるのだろう。
だから、頭も若いうちにしか鍛えることはできない。
バランスが大事ということだが、私の場合は少々頭の方の鍛え方が足りなかったのだろうと思うと、それはそれで後悔している。