冬から春にかけてはインフルエンザにはじまって、花粉だ、黄砂だ、PM2.5だとかでマスクをつける機会が多い。乾燥対策にもいい。
以前こんきも(このブログ)で、マスクのつけ方を記事にしたことがあるのだが、いまだに多くの方が訪れてくださっている。これというのは多くの方が、マスクのつけかたに不安を持っていることの裏返しだろうと思う。
ということで、今日はマスクのつけ方講座にします。恥ずかしながら、不肖コロ健も昔は正しいマスクのつけかたは知りませんでした。
対象はご覧のような非立体型マスク。
以前も書きましたが、重要なのはひだ(蛇腹)の向きです。表裏間違えると、向きが逆になってしまいます。読むのが面倒な方は画像だけでも確認して下さい。
もちろん、ほかに、マスク会社とかが作っているホームページがありますから、見て下さい。
マスクを表から見たところ。
私が指でつまんでいる方が上で、針金が入っています。そして、ひだ
は下を向いています。こちらが表側すなわち外側(ホコリがついて汚れる方)です。
続いて、マスクの形を作ります。針金を中央で折り曲げて、鼻の形に合わせて広げます。マスクの下を引いて、鼻からあごを覆う形にします。
両側のゴムを耳にかけて、鼻、頬、あごに隙間ができないように形を整えて終わりです。
ひだがこの向きだと、上から垂れてくる水分やホコリはそのまま下に落ちます。これが表裏逆だと、ひだの谷間が上を向いてしまい、垂れてきたものすべて引っかかって、ひだの間にたまってしまうことになり、知っている人から見るとおかしな具合になってしまいます。
一度使ったらすぐ捨ててしまうという人はあまりいないと思います。私も、個人で使う場合は何度も使っています。マスクを一旦外してまた使う場合、ホコリやヨゴレの付いている表側を外にしてたたみます。内側は少々匂ってもキレイなのです。
外す時は、ゴムひもを耳から外しましょう。マスクを引っ張って指が滑ると、返り討ちにあいます。
ちなみにこれはウイルス対策に用いる微粒子用マスクN95です。病理の部屋にもありますが、使ったことはありません。これは使わずにそのまま箱に戻しました。
これのつけかたは間違いようがありませんね。
お礼
以前の記事できらきら星さんにいただいたコメントを一部参考にさせてもらいました。
マスクのつけ方は、元細菌検査室の技師さんに確認してもらいました。
ありがとうございました