『がんばれ！ベアーズ』

アメリカ人がいかに野球が好きかはこの映画を観ればよくわかる。「cool japan」で野球が取り上げられた時に少年野球にスポンサーがつくとか、シーズンを区切って練習を行うとかあったけど、本当なんだね。

少年野球の映画だけど子供よりも大人の方がよっぽど子供なのが滑稽。監督としてはウォルター・マッソーは優秀かもしれないけど、人間的には割とクズだろ。ライバルチームのヤンキースの監督もかなりクズ。
それでも面白いのはやっぱり野球への愛があるからだろうな。自分も少年野球の出身だけど、連携がバラバラなところとかかなりリアルな下手くそっぷり。それでもとんとん拍子で上手くなっていくのが映画の便利なところだ。

ウォルター・マッソーしか知っている俳優がいないと思っていたけど、テイタム・オニールとかビッグ・モローが出演していて驚いた。サンダース軍曹、あなた少年野球の監督なんかやっていたんですか！？

『天使にラブ・ソングを2』

前作はタイトルに「…」が入っていたけど今作は入っていない。どうでもいいことだけど。

面白いことは面白いけどやっぱり前作に比べるとインパクトが欠ける。高校の再建というちょっとありがちな展開になってしまったのが残念。ハッピーエンドになるのはわかっているけどもう少し工夫が欲しいな。仕方がないこととはいえ生徒中心でシスターの活躍が少なくなってしまったことは残念。

全然気が付かなかったけどジェームズ・コバーンが出演していたんだね。顔はよく知っているはずなのにわからなかった。さすが名脇役（ちょっと意味が違うか）。