『天使にラブ・ソングを…』

最近以前観た映画の再見が多いけど面白い映画はいつ観ても面白いと思わせる映画だ。画的にはそんなに映える顔ぶれではないのにね。とにかく観ている最中のワクワク感がたまらない。主演はウーピーだけどこれほどはまり役という言葉が似合うこともめったにないぞ。

ハリポタでマクゴナガル先生役を演じているマギー・スミスが出ているけど、絶対この映画を観てキャスティングを決めたんだろうな。ウーピーの相棒みたいな修道女二人がいるけど、映画では修道女っぽい感じだけど、画像検索するとやっぱり普段はハリウッド女優になっているから恐ろしい。あとボスがヘーヴェイ・カーテルに似ているなと思ったら本人だったでござる。

『エド・ウッド』

好きでも嫌いでもないジョニー・デップとどちらかというと苦手なティム・バートンの作品だけど、大好きな映画なんだよな。エド・ウッドの映画は『死霊の盆踊り』しか観たことなくてエド・ウッド自身には思い入れ自体はないけど。どうせなら『死霊の盆踊り』の制作エピソードも観たかったな。

へぼ監督ながら映画への愛情は負けないみたいな感じだけど、映画の作りは結構いい加減なところが好感が持てる。さらにベラ・ルゴシとの友情もいいね。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もそうだけど世代を超えた友情はグッとくる。ベラ・ルゴシの出ている作品は一本も観たことがないけど本物そっくりだ。

一番驚いたのは『プラン９・フロム・アウター・スペース』をwikiで観られるということ。字幕もないし今のところは観ようとは思わないけど…。他にもwikiで観られる映画はどんなのがあるのか気になる。

『スターシップ・トゥルーパーズ』

『トレマーズ』と同じくメジャーB級映画となっているイメージがあるけど、実は案外金がかかっている模様。こいつが出演していると一気にB級臭くなるというのはあるけど、バーホーベンが監督すると一気にB級臭くなるという貴重な職人監督。

まるでテレビゲームのような世界観と映像。虫けら宇宙人どもを打ちまくる姿は快感。ただ、あれほど技術が進んでいるんならもう少し戦いようはないのかねと思う。あんな犬死にしかないような戦いはないだろ。

なんだかんだで世間への影響力も大きいようで、あの『トップをねらえ』も今作にインスパイアを受けているんだって。