ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『クロコダイル・ダンディー』

2020-09-03 21:56:42 | 洋画
アマプラで十分かと思っていたが、U-NEXTに入会してしまった。ラインナップが素晴らしくアマプラ以上にダメ人間製造機かもしれない。じゃあ、アマプラが要らないかと言えばそんなことなく、二刀流が最強だ。
そんな記念すべきU-NEXT一作目はこの作品。当然昨日観た作品の尾を引いている。

中学の時担任の先生とこの映画の話をしたのはとても覚えてる。あの先生は私がリアルであった人物の中で唯一自分より映画に詳しい人であった。先生に勧められた映画はいい映画が多い。

で、その先生に勧められて観たはいいが、そんなに自分の中ではヒットしなかった。正直この手の映画としては地味。「田舎から出てきた男がニューヨークで大暴れ!?」みたいなノリとはちょっと違う。

それでもオーストラリアとニューヨークのギャップは十分に出ているし、ダンディーと言う男の魅力もばっちり伝わってくる。特にチンピラ相手に本物のナイフを見せつけるシーンは最高だ。
ラストシーンの告白だって、そこらの恋愛映画に負けないくらい素敵だ。

ニューヨークって他人に無関心かと思いきや、結構人にやさしい。ダンディー以外の登場人物も魅力がある。
オーストラリアとニューヨークのギャップは出ていると言ったが、それと同時にダンディーのニューヨークへの溶け込み具合も観ていて面白い。

『クロール -凶暴領域-』

2020-09-03 18:49:31 | 洋画
サメ映画はもはや一ジャンルになっていると言っていいだろう。ヘビ映画だって一応『アナコンダ』とか『パイソン』という世に名が知られている作品がある。しかし、ワニ映画となると全然思い浮かばない。『クロコダイル・ダンディー』は名作だが、あれはコメディだしな。サメとヘビとワニの題材の差って一体何だろうか。

変なサメ映画ばかり見ていたせいか、ワニが普通にワニとして襲うことに物足りなさがある。まあ、それは私の問題だとしても物語に動きが少なすぎる。乱暴に言えば、沈みかかった家の地下で水に浸かっているだけの父娘を映しているだけ。で時々ワニがガブリんちょ。
そういえば昔「ガブリんちょ」なんて番組あったね。同時に噛みつきババアみたいな消しゴム玩具の存在も思い出した。

監督は『ピラニア3D』も撮った人だが、どうせならあれくらいバカになってほしかったな。父娘の絆とか変にドラマティックにしなくていいから。
ワニも洪水も人間ドラマも全てにおいて中途半端。

単にしょうもない映画かと思ったら製作にサム・ライミの名が。いや、逆になんか納得かも。