何かとリュック・ベッソンの過去作と比較されている作品だ。共通するのは戦う女性ということ。
世間では何かと評価が高い『レオン』だが、名作だとは思いつつも私はそこまで好きではない。あえて悪く言うならば、少女と殺し屋とのぬるさを感じてしまう。
ところが今作はそういうセンチ路線とは一線を画して、ハードさを貫いている。KGBという国家の機関に所属しながらも、戦うことでしか生きていく術のない女性を力強く描いている。それだけにアクションシーンもかなり様になっている。
じゃあドラマがないかというとそんなことはなく、色々な葛藤もあるし、各組織、人間の策略も張り巡らされている。物語は時間をジャンプして進むが、特に混乱することはなく、そういうことだったのかと種明かし的に観られてサスペンスとしても面白い。そしてやはり女性は強いなという感じて終わるラストも好き。
私としては「いつものリュック・ベッソンじゃん」という一言では片づけられない作品であった。
主演女性は新人のようだが、ルックスもアクションも良かったので、今後に期待。
しかし、結局CIAが3年間考えた計画ってなんだったんだよ。映画の中からは何も考えた形跡がうかがえない。
世間では何かと評価が高い『レオン』だが、名作だとは思いつつも私はそこまで好きではない。あえて悪く言うならば、少女と殺し屋とのぬるさを感じてしまう。
ところが今作はそういうセンチ路線とは一線を画して、ハードさを貫いている。KGBという国家の機関に所属しながらも、戦うことでしか生きていく術のない女性を力強く描いている。それだけにアクションシーンもかなり様になっている。
じゃあドラマがないかというとそんなことはなく、色々な葛藤もあるし、各組織、人間の策略も張り巡らされている。物語は時間をジャンプして進むが、特に混乱することはなく、そういうことだったのかと種明かし的に観られてサスペンスとしても面白い。そしてやはり女性は強いなという感じて終わるラストも好き。
私としては「いつものリュック・ベッソンじゃん」という一言では片づけられない作品であった。
主演女性は新人のようだが、ルックスもアクションも良かったので、今後に期待。
しかし、結局CIAが3年間考えた計画ってなんだったんだよ。映画の中からは何も考えた形跡がうかがえない。