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ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST!』

2013-12-27 13:19:44 | 邦楽


ゲームをはじめアニメなど様々なコンテンツでおなじみの「アイマス」のベストアルバム。一時は発売延期ともなったが4ケ月連続リリースが12月で一段落。ディランや浜田省吾も好きだけどそんなんばっかり聴いてるわけではなくこういうのも好き。アニメも観たしゲームもちょこっとやったけど入り口となったのは純粋に曲がいいから。

毎月ひとつのテーマに沿ったアルバムが発売されていった。第一弾は「THE IDOLM@STER HISTORY」その後「SWEET&SMILE!」「COOL&BITTER!」「LOVE&PEACE!」が発売。別にそこまで熱心なファンではないけどこの4枚で代表曲はほぼ網羅できると思う。個人的には漏れた曲はなく好きな曲が全部入っていてうれしい。
アイマスはこの手のコンテンツにしては皆キャラが立っていて比較的人気もばらけている方なのがいいところ。同じ曲であっても誰が歌うか、誰と歌うかで印象が大きく変わる。もう一枚過去に発売されたベストアルバム『THE IDOLM@STER BEST ALBUM ~MASTER OF MASTER~』も持っている。収録曲が何曲かかぶっているが逆に聞き比べられるのがいい。

自分のお気に入り曲は
・隣に…
・チアリングレター
・約束
・眠り姫
・relations
・まっすぐ
他にもいい曲はたくさんあるけどこの辺りは鉄板かな。あずささんと千早の曲に偏ってしまったが他意はない。二人は歌唱力もあるしいい曲も多い。でもあずささんは「ラ♥ブ♥リ♥」みたいな曲も歌えるけど千早は暗い曲ばっかだな。悪く言えばワンパターン。メカご飯になっちゃうし。
気になったのは貴音の参加曲が少ないように思える。まあ別に自分がひいきにしているキャラでないからいいけど。


オリジナル曲のベストアルバムはこれでいいからカバー曲だけのベストアルバムもつくってほしいな。けっこういいカバーも多いんだよな。「遠い音楽」とか「まっくら森の歌」とかオリジナルは知らなかったがすごくよかった。





「今日までそして明日から」

2013-05-12 23:07:20 | 邦楽

ベストアルバムを一枚聴いただけでファンと言うのはおこがましいが割と好きなんですよ吉田拓郎。入口はもちろんハマショーだけどね。
一般にも知られているこの代表曲、シンプルだけどいいね。

私は今日まで生きてみました
時にはだれかの力を借りて
時にはだれかにしがみついて
私は今日まで生きてみました
そして今私は思っています
明日からもこうして生きてゆくだろうと


で、何が言いたいかというと今までずっとこの歌の要である「私は今日まで生きてました」という部分を「私は今日まで生きてました」と勘違いしていたことに気付いた。たった一字の違いなのにこの違いに気付いたとき「さすが拓郎」と思ってしまった。
たったそれだけの話です。


『LONELY MEN』 島田荘司

2013-05-10 21:05:03 | 邦楽

日本のミステリー界の大御所島田荘司先生の作家デビュー前に出した音楽アルバム。コレクション的な感じで購入したため中身にはあまり期待していなかったのだが、今では大好きな1枚となっている。セカンドアルバムが出ていないのが実に惜しい。
作詞・作曲、アレンジ、ジャケット、ギター、、メロトロンを自ら手掛ける多才っぷり。後に作家としてデビューするだけあって歌詞はやはり一味違うかなという印象。小説の中でも音楽に関する描写はちょくちょく出てくる(ジャズやビートルズなど)し、ギター片手にインタビューを受けていたりと音楽も結構好きなよう。

全体的な印象はフォークっぽく泥臭くもあり、都会的で大人なっぽさ、また文学作品のような描写と色々な面をうかがうことがえきる。でも言葉のチョイスはすごくシンプルで気取ったようなところは全然ない。先生の率直な気持ちが前面に出ているのだが、独りよがりにはなっておらず誰でも共感することができる、そんなような詞ではないかと思う。曲も王道的なロックサウンドで私の好み。ギターも上手だな。クレジットを見るとゲストでブレッド&バターがコーラスで参加しているではないか。

「君は最高」
どうでもいいみたいな毎日さ
けれど一つだけは気に入ってる
君が僕のモノでいるってこと
こいつは最高さ 君を抱くと
君は最高 君は最高
すわりごごちのいい イスみたいに落ち着く

この「すわりごごちのいい イスみたいに落ち着く」という部分がとても気に入ってしまった。こういう表現する人は他になかなかいないのではないか。

もう一曲
「地下鉄のカベに」
いつかは旅立とうと
決めたことも忘れたよ
あこがれの東京は
地下鉄のカベに読めるばかり

アルバムのラストを締めるにふさわしいナンバー。とてもいい余韻を残してくれる。

一度サイン会に参加して先生と個室で一対一でお話ししたことがあったが、ものすごく緊張した。一人一人に時間はかかっても丁寧に応対してくれてうれしかった。20分近く話していたけど大御所でそんなサイン会開く人なんてほとんどいないぞ。