【季節 一口情報】 二十四節気 07 立冬 朝夕の寒さが厳しくなる頃
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「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。
■07 立冬 朝夕の寒さが厳しくなる頃 (年により日付が異なる)
立冬(りっとう)は、二十四節気の一つです。暦の上では、日増しに陽射しが弱まり、朝夕の寒さが厳しくなる頃を指し、立冬から冬が始まります。次の節気であります「小雪」の前日までの期間を指します。
【Wikipedia】によりますと、現在広まっている定気法では太陽黄経が定気法では、太陽黄経が225度のときで11月7日ごろにあたることが多いようです。恒気法では冬至から1年の8分の7(約319.59日)が経過しました。
七十二候 立冬
初候 山茶始開(つばきはじめてひらく) 山茶花が咲き始める
次候 地始凍(ちはじめてこおる) 大地が凍り始める
末候 金盞香(きんせんかさく) 水仙の花が咲く
■ 二十四節気とは
二十四節気は、中国の戦国時代にの頃、季節を春夏秋冬の四季に等区分し、季節を表す暦のようなものとして考案されました。
二十四節気は、一年を四等分し、さらにそれぞれを三等分し、一年を12の「節気」としました。されにそれを12の「中気」に分類し、各々に、季節を表す名前がつけられました。
二十四節気は、機械的に等分したので、季節の現状に近い、太陰暦とも季節感がずれてしまっています。生活上は、不便ですので、暦と季節のずれを補正した太陰太陽暦を用いることになりました。
そこで、日本では、二十四節気のほかに、土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などの「雑節」と呼ばれる、日本独自の季節の区分を採用しています。
旧暦には、これらが記載されていますが、月例であります「1朔日間(およそ29.5日)」が太陽暦とズレるために、二十四節気の日付は、毎年異なってしまうのです。その誤差は、許容範囲といえるのか、四立や八節に加えて、各気各候に応じた自然の特徴がついかされていて、これを「七十二候」としています。二十四節気をさらに約5日ずつに分けた区分です。これらは、農事暦として今日でも使われています。
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