■■王貞治氏【今日は何の日】(コンサルタント日記) 11月4日(金)<o:p></o:p>
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1980年11月4日は、読売ジャイアンツの王貞治氏が現役を引退した日です。ON時代として、ソフトバンクを常勝チームに育成した監督として、彼の功績は大きいです。<o:p></o:p>
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王氏が引退したときは、まだまだ現役で選手を続けられるほどの成績を残していました。日との引き際の美しさというものを教えられた気がしました。<o:p></o:p>
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爾来、人の上に立つときには、引き際を常に意識して、それまでのプランに沿ってやって行こうと心に決めています。<o:p></o:p>
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来年は,経営コンサルタントとして35年になります。内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会理事長として丸8年になります。そろそろ後進に道を譲ろうと考えていますが、幸い候補者は複数いるので気分は楽です。<o:p></o:p>
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もし、私が権力欲が強く、また王氏から無言の教えを感じ取れていなければ、まだまだ理事長という権力の座にしがみついていたかも知れません。<o:p></o:p>
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「禅譲(ぜんじょう)」という言葉があります。中国において、帝王がその位を世襲しないで有徳者にその座を譲るという時に使います。<o:p></o:p>
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その起源は、尭が自分の身内からではなく、舜にその座を譲り、その舜が尭に習い、禹に帝位を譲ったことにあります。<o:p></o:p>
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このことが転じて「天子が皇位を譲る」という意味もあります。<o:p></o:p>
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30年近くも社長をしている人に、「そろそろ禅譲を考えてみてはどうでしょうか」と水を向けたところ、「禅譲」という意味を知っていてにこりとして、それからまもなく社長の座を退きました。<o:p></o:p>
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別のあるサラリーマン社長は、長期借入金の多い会社のため、禅譲したいのですが誰も引き受けてくれません。遂に80歳という高齢になってしまいましたが、いまだに後を継いでくれる人を待っています。<o:p></o:p>
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後継者の育成をしてこなかったことのツケが、ここに出てきています。<o:p></o:p>
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後継者がいなければいないなりの手を打つべきなのに、その手を打とうとせず、ただひたすら待つだけなのです。<o:p></o:p>
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かつては、その業界では冠たる地位を築いていたにもかかわらず、商品が陳腐化、社員、とりわけ技術者が高齢化してきてしまい、崖っぷちに追いやられています。<o:p></o:p>
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王氏も、それ以上現役として留まっていたら、それまでの名声を汚すことになるかも知れないと考えたのかもしれません。<o:p></o:p>
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■ ユネスコ憲章記念日<o:p></o:p>
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11月4日は、「ユネスコ憲章記念日」でもあります。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が1946年に発足したのを記念して制定されました。<o:p></o:p>
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UNESCOというのは、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organizationの頭文字をとっていることはよく知られていますが、UNESCOが何をしているのか、お恥ずかしながら詳細なことを知りませんでした。<o:p></o:p>
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Wikipediaによると下記のように説明されています。<o:p></o:p>
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教育や文化の振興を通じて、戦争の悲劇を繰り返さないとの理念により設立の意義を定めたユネスコ憲章の前文には「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」<o:p></o:p>
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今日では世界の文化および自然遺産の保存・保護活動を推進していることはNHKのテレビ番組でもおなじみです。<o:p></o:p>
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何かを契機に、あることについてひもとくことは知識を広げることに繋がります。知らないことは、Wikipediaを見るだけで終わりにせず、関連するサイトや書籍等を見る習慣が必要なことを再認識するのも良いではありませんか。<o:p></o:p>
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