My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

安曇野 耳塚の堂

2010-03-30 17:53:01 | 石仏・道祖神

安曇野 穂高のあたり耳塚のお堂があります、今まで前を仕事で通ることが何回かありましたが、車も留めにくいので立ち寄ることもなかったのですが・・

たまたま車がとめられるので立ち寄りました。

お堂の中は立派な阿弥陀如来様がありました・・・

手をあわせて・・・

前には石仏が数体


これは馬頭観音でしょうか・・・・

石仏は、時代とこの仏に村の人々の祈りがこめられていることと

この仏をめぐっていろいろなストーリーが昔あったのだろうなと感じます。

五木寛之の本で

人間にはなにか得体のしれない暗い重たいものが心の中におりのようにある・・

というようなことを読みました。

最近は年のせいか、すごくわかるような感じがします・・

言葉でいいあらわせないなにか重たいものを感じるときがあります。

そういうものは生きていく中でとても大事なものだとも思います
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寺泊  わが風車

2010-03-30 17:44:20 | 読んだ本

水上勉の短編集を読んでみました。

寺泊

新潟県の弥彦山と日本海にはさまれた港町

寺泊で猛吹雪になったお話・・・

日本海の重い感じの空、そして降る雪 どことなく暗い感じ・・

今はそんな町に泊まってみたいような気がします。

京都でも丹後の方はとても好きです、そして福井越前海岸も好きです

重くたれさがる雲、雪、荒れる海、そして海辺の港町の旅館に泊まる。

何をするでもない、外にはでられず、ゆっくりと日本酒を飲みながら・・

そしてちょこっと町の小料理屋に

中年の和服のおかみさん、客は自分一人・・会話は少なめで・・しばれるね・・

まるで高倉健と倍賞千恵子の駅の世界みたいですが・・妄想はひろがります(笑)

なぜかそんな光景がとてもよく感じてしまいます。

今は・・・

そんな光景は嫌われるのでしょう

暗い ねくら 陰気 じじくさい・・言葉はいろいろいわれるでしょうけど

でも人生の深みはそんなところで熟成されるような気がします。
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木落とし坂

2010-03-29 00:41:08 | 信濃の国だより 1

諏訪から佐久へ向かうのに岡谷から国道を走って・・

たしか下社の木落とし坂てこのあたりかな・・と思いながら走ると ありました。

今年は7年に一度の諏訪大社御柱祭 来月からです

木落とし坂は日本一危険な祭りでのメイン より危険なところです。

お・・・結構な傾斜
ここを大木に乗りながら一気に上から落としていきます

間違いなくけが人続出

木落としたあとは里引きで諏訪大社まで運びます。

日程があえば見に行きたいと思うのですが・・木落としがみられなかっても

里ひきは見たいと思います。

なんといっても7年に一度、去年は7年に一度の善光寺のご開帳

今年は御柱

しかし・・・この傾斜すごいな・・これはほんとにやばいです。
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安曇野 ちひろ美術館

2010-03-28 17:49:48 | 信濃の国だより 1
温泉をでて朝一番で安曇野ちひろ美術館へいってきました。

去年も6月に行ってきまたのですが

京都で一人暮らしする娘の部屋にちひろのカレンダーを買っていってやろうと思ったので

いつまでも、優しい心をもってほしいと親の願いです。

今日はラッキーなことに感謝祭ということで入館料が無料でドリンク券までサービスで

頂きました。

ちひろの絵はいいなあ、

ちひろの絵で東京大空襲 広島原爆 ベトナム戦争のこどもたちを描いた作品はほんとに

素晴らしいです、戦争と子供 考えさせられます。

さすがは、岩崎ちひろの作品です、戦争の悲惨さ、平和への希求を思いのたけを描いた作品はすばらしいです、絵だけでなく彼女自身 活動家でもあったのがちひろの芯の強さを感じます。

女性の人たちがちひろの絵をみて「わ~かわいい~」といいながら絵を見ています。

少々残念な感じもしないでもないですが・・・絵の中にこめられたメッセージを感じとって

ほしいなと思います。

ドリンクサービスなのでホット珈琲を頂きました。

たばこが吸えないのが残念ですが・・・煙のかわりにきれいな空気を吸いながら珈琲を

飲むのもいいものです、サービスとはありがたい。

娘のカレンダーを買いました、木の土台に月ごとのカレンダーです。

下の娘にもポストカードを買いました。

娘が将来の夢のユニセフのポストカードです。


ちひろの言葉で

戦争の悲惨さというのは 子供たちの手記を読めばわかります。

私の役割は

どんな可愛い子供たちが その場におかれていたのかを伝えることです・・・

1967年
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雨の開田高原にて

2010-03-27 00:38:37 | 信濃の国だより 1
木曜日、天気が悪い日に木曽の御嶽の麓の開田高原へ営業で行きました。

伊那を朝8時にでたのですが開田に着いたのは10時すぎ

木曽にはいってからもかなりの時間がかかります。

開田は初めてです、御嶽は今まで3回登りましたがすべて王滝からです。


ちょうどこのあたりで・・・なにかなつかしい感情がわいてきました、とても不思議な感じです。

高原の村、そして天気はどんよりとした そして冷たい雨・・

どこか今まで自分がいていたようなそんな感情です。

そして、路線バス田舎のバスがゆっくり走っていきます、中に乗ってるのは高校生ぐらいの

女の子が一人・・・

その光景を見たときなぜかなつかしい、せつない気持ちになってしまったのがとても不思議

なのです・・・

前世というのは信じないのですが・・・前世にここに住んでいたようなそんな感じがします。




用事は、リゾートマンションとその納入業者 開田高原の一番奥の西野集落へ

立派な昔の旧宅がありました、山下家住宅 1865年当時の家が保存されてます。


開田高原はとてもなつかしい感じがする・・

どうもこころのふるさとといえるのかもしれない

今度はゆっくりと休日に泊まりでこよう
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百寺巡礼 奈良

2010-03-24 17:42:39 | 読んだ本

このシリーズ先に三巻の北陸から読んでしまいました。

でいきなり時代は1000年近くバックして第一巻奈良から読み始めます。

奈良の寺は結構行ったつもりですが

意外といってない・・

この本に出ているだけでも、室生寺 岡寺 当麻寺といってない寺がまだまだ

自分の中では奈良の寺は、薬師寺が最高に美しいと思っています。

なんといっても五重塔 東と西に二つの塔

そして上の部分(どういうかわからない・・)にある天子?の笛を吹く姿はものすごく美しい 天に向かって笛を吹く姿・・・

凍れる音楽といわれる塔

凍れる音楽・・

とても意味が深いようですが、そのイメージを自分なりに薬師寺にいった20年前に想像してみました。

やはり・・室生寺は行かなければならないです、近いうちに行ってみます。

しかし、今から1200年も前にこのような大きな塔やお堂を作る技術というのはほんとにすばらしいものです

もちろん朝鮮半島 百済からの技術者の力が大きいのでしょうが

たぶん今と違って回りは大きな建物はなく、田畑が広がる中にこの塔が今のランドマーク 東京タワーのような

存在だぅたのでしょうか・・・

と当時の姿を想像してみるとなかなかすごい感じだろう。

それと興味があるのは法隆寺、今まで3回ぐらい行ったのですが

最後にいったのは29歳のとき家内と行きました。

今この年にいくとまた違った味わいがあるのでしょう・・

太子伝説はとても興味があります、とてもなぞにみちてる

少し本を読んで見るとします。

やはり寺の美しさ・・・という部分では やはり奈良

京都の禅を中心とした美しさもすばらしいですが

純粋に仏教芸術で見ればやはり奈良でしょうね。

奈良に行きたくなってきました。
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夫婦欅

2010-03-20 00:36:37 | 信濃の国だより 1

生島足島神社の中を歩いていると立派な欅の木が・・・

なにやら夫婦欅とあります、なんでだろうと思いながら・・・

見てみると・・・

鈴を鳴らしてお入りくださいてか・・

中をのぞくとなんと気の根元に 男神!

反対に女神!

偶然の産物とはいえ、この向かい合わせた二つの神

いやにリアルなのです。

ありがたい・・・・
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生島足島神社

2010-03-20 00:33:29 | 信濃の国だより 1

上田の塩田平を走ってたら、とてもきれいな神社があったので立ち寄ってみました。

信州の神社はなにか諏訪神社のイメージがあってどことなく暗い色のイメージがあったのですが

ここはとても明るいお稲荷さんカラーの神社です

ちょうどお宮まいりも方もおられて、ほのぼのとした感じの朝です。


今年は信州は7年に一度の御柱、諏訪の上社 下社の御柱が有名ですが

ほかの神社でもあちこちで御柱がおこなわれます。

この神社でも御柱祭があるようです。

神社の横には歌舞伎舞台がありました。

信州には結構あちこちにあります。

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孤宿の人 (下)

2010-03-18 11:16:08 | 読んだ本

宮部みゆきワールドがいよいよ全開してた下巻でした。

主人公 ほうと宇佐 二人の少女を中心に丸海藩と加賀さまの物語がぐんぐんと急展開していくさまがすごい・・・

読んでいて丸海の情景が目にくっくり広がるようで想像がすごくはたらく描写

丸海は実際の香川の丸亀をモデルにしているのですが

最後はすごいどんでん返しがまってる・・・江戸時代のまだまだ迷信にとらわれていた庶民の感情をうまく利用した策略

ぐいぐいひきこまれました。

主人公が12歳ぐらいの少女というのがとても切ない感じでした・・・

この手のには弱いのです。
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北向観音

2010-03-18 10:21:10 | 百寺巡礼

別所温泉についたらすぐに北向観音へいきました。

ここは信濃三十三か所の客番になってます、ということでお参りをしました

朝から参拝客で多い、というのも別所温泉の中にあるので温泉客が朝からくるというのが

多いんでしょう・・・

ここの観音様は北に向いてます、というのも善光寺の方向にむいて対峙してるということです。

それで善光寺だけお参りしてもこの北向観音と飯田の元善光寺をお参りしないと片詣りになるといわれています。

これで3か所お参りすることができました。

さっそく朱印を押していただきました。

愛染かつら?あ・・あの有名な・・・

はここにあったのか!

北向観音の中の愛染明王をまつってる愛染堂のとなりにあるかつらの大木ということで

愛染かつらというらしい。

たしか昔のTVだったけっなあ

それにしても愛の文字があるけど、愛染明王は戦の明王なんだけどな・・

縁結びにきくとは、ちょい違うような・・・

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丸窓電車

2010-03-17 15:25:49 | 

上田電鉄の終点 別所温泉駅にたちよりました。

上田電鉄は上田から別所温泉まで約30分のみのミニ私鉄です。

この上田電鉄の電車の特徴はなんといっても、丸い窓があるので有名。

鉄道フアンにも人気のある電車です。

旧式の電車が駅の横に静態保存されていました

窓はこんな感じです・・・・

駅もとても、温泉の駅というかわいい感じの駅でした。

昔の電車も丸窓です。

丸窓は上田電鉄の伝統のようです、しかしこの短い路線でよくつぶれずに電車をはしらせてるなあ・・と感心します。

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野沢菜おやきパン

2010-03-17 10:19:27 | 信濃の国だより 1

スーパーつるやの焼き立てパンコーナーで明日のパンでも買うかと・・

物色していたら・・・・

野沢菜おやきパン?? おやきのパン??128円・・・・

試しに買ってみるか・・そして早く食べてみたくなったのでスーパーの駐車場で

さっそく食べてみました。

野沢菜はいっとるぞ・・・まさにおやき・・・

食べてみると、これはいける・・・半信半疑で食べましたが

これはうまい!おやきよりもうまい!軽く野沢菜炒めてるそうで

そしてなにかおいしいたれ?のようなソースのようなのが

これはうまい・・しばらくはまりそうです。

しかし信州ならではのパンですな・・・
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鹿教湯温泉 朝の散歩

2010-03-15 10:30:36 | 信濃の国だより 1

朝早く目が覚めたので、温泉街を歩いてみました。

朝早いので静かな感じで、旅館からは朝ごはんの支度のにおいが漂ってきてます。

ところどころから温泉の煙がでてる朝の町です。

どことなくひなびた感じがいいなあ・・・昭和ぽい

湯のみ場で朝から温泉を飲んでみました・・・・

五台橋を渡ると文殊堂になります、なんでもこの橋がこの世とあの世の境にある橋といわれてるらしいですが・・・

屋根つきの橋はとても日本では珍しいです、屋根付きの橋ときたら、マデソン郡の橋を思い出してみますが・・DVDで見ましたが、なかなかよいでした、メリル・ストリーブの演技はとてもよかった・・まあ・・もうあんなロマンスは自分は死ぬまでないでしょうけど(笑)

文殊堂に朝のお参りです・・

かなり色あせた感じですが、できた当初は結構派手な色彩のお堂だったのではないかなと推測されます。

天井に描いている竜の絵

そして紅色がいろあせた模様、そう紅色が結構使われてるようでできた当初は神社の

ような感じだったんではと・・

隣の薬師堂へも、屋根の茅葺にある苔がとてもいいです。

さてと歩いておなかが減ったので朝ごはんと朝風呂としゃれこみます。

それにしても、仕事で出張で毎週宿泊してたまに温泉へも泊まるのですが・・・

やはり全然違いますね、ほんと一人温泉旅はリラックスします。
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信州の鎌倉 前山寺 未完の塔

2010-03-15 10:27:50 | 信濃の国だより 1
上田の町から別所温泉の方へ広がる土地を塩田平と呼びます、ここは鎌倉時代の建造物が

多く、通称信州の鎌倉と呼ばれてるところです。上田はかなりいったのですが塩田平へは初めていくことになりました。

先に前山寺へ 

真言宗の寺で本尊は大日如来

この寺はなんといっても三重塔が有名です。

とても美しい塔・・・

なるほど・・二層目と三層目が勾欄がない

はりというのか・・とりあえずむき出しになっています。

こんな感じの塔は初めて見ます

けど、未完成さを感じさせない美しさがあるような感じです。

とてもバランスがいい、未完の完成の塔といえます。

山門をでたところに、水子子育地蔵がありました。

水子だけを供養するものかと思ってましたが、そうではなくてほかの地蔵さまと同じく子供のすこやかな成長を見守る地蔵さまでもあるみたいです。

その横あたりにこんな古ぼけた地蔵さまがありました。

これを見たとき、なぜか悲しくなったのはなんでだろうか・・・

無性に悲しくなった、この地蔵さまにこめられてるものが何かそうさせてるのかな・・

というより横の鯉のぼりがとても気になりました。

頭をよぎったのが風車・・・ 賽ノ河原・・・ 

そんなイメージがわいたからかもしれません。
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鹿教湯温泉 河鹿荘

2010-03-14 23:31:58 | 宿いろいろ
娘の大学も決まったし、やれやれ・・・

この土日は予定がない、仕事で振り回されて予定もなく・・・骨休めしたいな・・・

そうだ温泉にゆっくり湯治でもしにいくか・・(まるで老人 笑)

ということで楽天トラベルで探して、できるだけ山の方の温泉、ひなびた感じがいい。

鹿教湯温泉か、以前からなんとなく名前は知ってた、鹿が教えた温泉?

ということで

土曜日から一泊で行ってきました。土曜日は信州の鎌倉といわれてる塩田平の寺を

めぐり、日曜日も寺をめぐり・・・

鹿教湯温泉は長野からだと2時間弱 充分旅行気分が味わえる距離

川沿いの宿、少々昭和のにおいがぷんぷんしますが、この少々ひなびた感じがとてもいいです。

この鹿教湯温泉はこれといった大きな旅館がなく、山の川沿いに多くの中小旅館がある温泉地です

風呂展望風呂と露天風呂があって、夜7時から9時までは女の人専用、それ以外は混浴ということです。

あと内湯が二か所あります。

さっそく露天にいきましたが、先客の中年男性集団でいっぱいで、展望風呂へ・・・

残念ながら、人はだれもいません(笑)ひとりゆっくりとつかりました、温泉も飲んでぽかぽか

残念なのは混浴なのにおれ一人(笑)

しかしこのひなびた感がとても自分は好きなので、こんな時はTVをできるでけ見ないで本を読むことに温泉からあがって、軽くビールを飲んで本を読むとはとても贅沢な時間

そして読む本はこんな・・ひなびた寂しげな本がいい

温泉で読書はいいですね、川の音をききながら本を読むのはとてもいい
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