My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

白村江の戦い 天智天皇の野望 三田誠広

2018-05-14 19:29:57 | 2017年本

三田誠広がデビューしたのはたしか自分が高校2年生の時だったかと思う

僕って何で芥川賞 大学闘争の中での僕の話し・・高校生の時に読んで新鮮だった。

まだそんな空気がわずかに残っていた。大学もあちこちに立て看板だらけだったな

京都大学の立て看板が撤廃したらしい、交差点のところに出してるのが京都市の景観条例かなんなかで

撤去されるとのことだが、立て看板も大学の景観としてはありだろう、まだ自分の時は立て看板を作っていた

チラシもブルーコピーで乾かすやつ 立て看板はやはり文化だわね

はなしそれた

三田さんはここ最近は歴史ものばかりだしておられますね、道鏡 日蓮 菅原道真見果てぬ夢

西行月に恋をする

結構時代小説ででてこないあたりを小説にされています。

この時代の小説は額田大王 井上靖 とか黒岩重吾の天の川の太陽 聖徳太子とか

それほど多くない 歴史的に明らかになってない部分を史実をもとに小説にするのは難しいのだろう

白村江の戦い・・どれほど知ってるのかといわれれば教科書に毛が生えたぐらいの知識しかない。

白村江の戦いはなぜ天智天皇は負け戦に臨んだのか・・あくまで氏の推測の部分はあるけれど

理屈としてはつじつまがあう、なるほど。

小説にでてくる重要な部分は百済と新羅 特に倭国が百済との交流はかなり深いものがあるし

皇族にもあきらかに百済からの流れがある、額田の大王は加羅の王族でもあるとか・・

強いつながりがあるのだという再認識する。

単一民族で日本は純粋たる血という幻想は捨てた方がよいと思う、椎名林檎の歌のようなナショナリズム

いっぱいのまぎれない青い血という認識は大きな間違い

アホウはセクハラ罪はないとね、アホウは阿呆だ

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悪だくみ 森功を読む

2017-12-30 21:44:04 | 2017年本

 

悪だくみ・・・

今年の最後の本になるか、今年は森友に始まり加計で爆発し、今年の漢字は北でなくて 友 だと思う

森友の友 加計孝太郎は安倍の腹心の友 安倍の飯友のマスコミ

なかなかドキュメントはまとめてあり、知らない加計と安倍の裏事情もくっくり、交友関係も明確に

フエードアウトした感があるが、下村は中心人物の一人

どうしようもない交友関係だという感じで吐きそうになるのだが、これほどまで国が私物化されていいのかと

思う、こいつら一部の人間が政治を税金を私物化している。

悪だくみ 昭恵のFaceBookで投稿していた写真だ

安倍と群がる男たち

クリスマスイブ 男たちの悪巧み イエスが泣いている。

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銀婚式 篠田節子 を読む

2017-12-22 19:17:16 | 2017年本

会社の帰り道に八重洲ブックセンターがあるので、週に1回は必ず立ち寄る習慣、

必ず新刊とか見る。銀婚式・・・ちょうどおれぐらいの年齢の男だな・・

家庭も職場も失った。

帯につられて買った。

ものがたりは、証券会社NY本部で忙しくきわめていた高津は、一緒にいった妻との関係が壊れて離婚

会社も破たんする、破たん処理をすませて日本に戻るところから話が始まる・・

再就職先は中小の損保、厳しい現実

再び再就職した東北の新設Fランク大学で講師から教授へ 都落ちの寂寥感に沈む高津のもとにあらわれたのは

学部長秘書の清楚な女性だった・・・そして再婚の道へかとおもいきや・・・

低迷する日本経済の中でもがきながら生きるビジネスマン・・同感する部分がやはりある。

一寸先は闇。あの雪印や・・東芝や・・いきなりくる経営難や廃業・・

おいらはなんとかあと9年間定年まで働けばいいのだが・・

銀婚式て特になにもなかったというかしなかったというか27年がすぎた。

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志の輔の背丈 立川志の輔

2017-12-20 19:57:44 | 2017年本

[parts: 志の輔師匠が毎日新聞1996年から2014年まで毎週金曜日の朝刊に掲載された 立川志の輔のピーピングふしあなから世間からの抜粋コラム本 いろいろと話はあるけど 印象にのこるのは師匠談志との話・・ 談志の落語への執念 NHKハイビジョン番組で10時間ぶっっ通しで談志の落語をやったとか・・ 印象的なのは志の輔師匠がラジオ番組で柳家小さん師匠がゲストで着て頂いたときに緊張してたこと そして志の輔は談志の弟子 小さんは談志の師匠 志の輔にとっては大師匠 談志は落語協会と喧嘩して脱退して小さん師匠の元からでて立川流を創設した・・ 「師匠、私の師匠の談志については今、どうおもわれますか?」 「うん、あれはあれでいいんだ」と一言 これほど小さん師匠が談志に愛情をもっていたかがわかるのです。

 

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日本会議の正体 青木理 を読む

2017-12-19 19:23:01 | 2017年本



日本会議はご存じでしょうか?

いまや、日本を・・政治を陰で牛耳るといってもよいかもしれない団体です。

もともとは生長の家の政治運動の学生運動から出発してる、戦前の美しい日本を取り戻す、もちろんお国の為には血を流せと

いっているのですが

政治連盟と神社本庁を中心とした宗教団体 新興宗教が一体化した運動体として日本会議があります。

何をしてるかというと

まずは憲法改正、アメリカから押し付けられた憲法は改正すると、自民党の憲法草案をみればよくわかりますが

個人より家が、国家が、天皇が上位にきてる戦前の構造です。

道徳教育の推進 美しき国日本 神道を国家宗教として敬う まさに戦前のにせ日本国家像を推進してる団体。

日本会議には政治連盟として政治家が加入してます、顧問は安倍晋三 麻生太郎 自民党の議員の9割は加盟している。

民進党の議員でも松原とか入ってる。

話せばながくなるので、そこそこにしますが・・・

日本の国の国家 美しき国て・・明治から昭和敗戦までの国家を言ってるのです、それ以前の歴史はすっとばしてる

明治より江戸時代の方が美しき日本ではないかと自分は思いますね、たしかに農民は生活は厳しいかもしれないですが

戦にかられることはなかったですからね、大きな戦いもなかったからね。

いまだにおかしいことにいわゆる右翼といわれてる人たちは偽ですね、安倍を支持するということは偽右翼ですね・・

日本の魂はどこにある 日本の主権はどこにある ほんとの右翼ならまずアメリカの支配下から脱却することが一番の

目標になるべきでしょう、沖縄へいってアメリカでていけというのがほんとの日本の右翼的ではないかと思います。

おおいなる矛盾をかかえていますね。

もうひとつヘイトしてる人たちにいつも思うけどそれほど韓国 中国を差別するけど 日本人だ 純血な日本人だというけど

自分のDNAを調べてみてどうなんだろうか、純潔な日本人て?? シベリアからわたってきた、沖縄方面からきた

そして朝鮮半島から来た、多くの帰化人の方がこられた、これが日本人のルーツだから純粋たる日本人の血ということで

あほとしかいえない、これは自分が日本人だという承認欲求からきて差別的発言をして自己弁護する、弱い自分をまともに

たもつために自分より弱いとかいいながら差別する、弱い人間だろう。

日本人はそんなに差別的なのだろうか・・人間は差別的生き物なのだろうか・・それを乗り越えるところに進化がある。
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続下流老人 一億総疲弊社会の到来 を読む

2017-12-04 05:26:36 | 2017年本


ここ数年、気が付くこと・・

働く現場に高齢者の方が増えてきた、明らかに増えている

コンビにでも高齢の方が早朝に店に入っています、近くのミニストップは朝は高齢の女性がシフトで入ってます。

宅配便でくる人も高齢の方が増える、ビルメンテナンス関係の仕事で自分の勤務先も高齢者ばかりです。

ガードマンは100%高齢者 ここ数年であきらかに高齢者で仕事をさせてる方が増えていますよね・・

団塊の世代の大量退職の時期にかさなってるのか・・

構造について詳細は本にに乗ってますが・・

高齢者が年金だけで生活は成り立たないという、国民年金だけでは生活が厳しいのが現状で、夫婦でどちらかが病気に

なった途端に貧困の中に入っていく・・

これほど税金をおさめて、社会保障がない国は先進国では日本だけだろうと思うが

一部の富裕層の老人は余暇を、旅行や趣味やで時間を使い、老後を謳歌している 持つ者の老後

はたや多くの老人は貧困化していく・・

1億総活躍社会 人生100年プラン?なにをいわんや 社会保障はへらすし、その分老人になっても働けよ

という事、社会的格差は現役を退く時代には格差が大きく開く、現役世代よりも大きく開くそれも多く人々が

仕事は低賃金できつい仕事が多い、

おかしすぎる日本、老人がきつい仕事をしないと生活できないこんな国は日本だけだろう。

金がないといいながら法人税は減税し、富裕層にたいしては減税措置をしながら 消費税を引き上げる

そして社会保障は切り捨てられて、無駄な利権がらみに血税が使われる、首相のおともだちや取り巻きには甘い汁を

すわせて、アメリカからは言い値で高い武器を買う ろくでもない国だと言える。

老人格差がひどい、思い切り格差は開く

自分の勤務先は6年前だったか定年が60歳から65歳にひきあがった、65歳までは正社員として働くことができる。

しかしながら自分の世代は年金支給年齢は70歳を超える見込

ということは定年を延長を国として働きかけることになるので70歳定年になる見込み

それでも、恵まれている、ふつうに働けるのだから・・・

60歳で退職して、その後はアルバイトできつい仕事を毎日していくことを考えれば・・

自分の住んでいた住宅地の周りは悠悠自適に見える団塊の世代が多い、奥さんはずっと専業主婦で夫婦二人

で悠悠自適でくらしてるような、平日の昼間のスポーツクラブは高齢の女性でいっぱいらしい・・・・

なんなんだろうね・・・

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海は見えるか 真山仁を読む

2017-12-03 04:54:55 | 2017年本


2年前に真山仁のそして星の輝く夜が来るの続編になる・・

主人公は阪神大震災で被災した小学校教師小野寺、震災で奥さんと娘をなくした。

2011年神戸から小学校の先生の応援にきた小野寺

遠間市が舞台、写真からわかると思いますがモデルが陸前高田市だと思いますが

震災から1年がたち、少し落ち着いてきたと思われるころに、震災直後とは違う課題が

出てきた、それに向かい合う小野寺 通称 まいど先生

両親、祖母 妹もなくし、一人ぼっちになった大樹、神戸の親戚に引き取っていかれるのだが・・

どうしてもあと1年卒業までこの小学校でいたいと、里親として1年間小野寺が一緒に住むことに

なった、それまでは一人、体育館で避難場所で生活していたが、閉じることになり行き場がなくなったからだ。

大樹の落ち着いたとおもってたがPTSDに悩まされる・・

テーマ 海はみえるか・・ 津波でやられてしまった遠間市、その海岸日本の海岸100選にえらばれた松原海岸

高い防潮堤を計画していた、7mから15mの防潮堤、松原海岸は防潮堤でなくなる・・

松原海岸をまもろうと運動する人々

防潮堤ができれば、そこは海が見えるのか・・海が見えないということは津波が見えない 引き潮も見えない

防潮堤をこえてくる津波がきたらどうする・・海はみえるのか!

6年たった今でも復興とは程遠いと思う、政府に真剣さがないとしかいえない、なにはともあれ震災復興

東京五輪を復興五輪といいながら利権のためだけに五輪をやるというあさましい国そこに東北はない、福島はない。

東京五輪には反対、そんなことに金を使う余裕がこの国にはないはず、福一がきっちり廃炉ができて避難地域が

本当になくなった時までどれだけかかるか・・そもそも廃炉ができるのか・・

しつこいようだが復興を口実にした東京五輪には大反対です、おどらされてるアスリートもどうかと思いますが・・・
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自分を休ませる練習を読む

2017-11-28 21:50:47 | 2017年本


新聞広告でこれ読もうとためらわず八重洲ブックセンターで買ってさっと読んだ。

東京大学名誉教授で救急医療部長の著書

現場の救急の医師の話はやはり説得力があるなあというのが感想。

他のこころの本とはまた違う。

美しい所作は心と体にいい。

この言葉にははっとした!そうか今まで自分はこれがたらなかった・・

残心

ドアや襖は、静かに、最後まで閉める。湯呑、コップ、食器は、静かに置く。

静かに歩く。無用な音は立てない。

常に緊張することはないのですが、自分に注意を払う。

これは少しずつ気を付けてやってみるとなるほど気持ちがいい感じがする、快適な感じです。

静かに姿を消すぐらいの感じでいるのが自分には快適かもしれない、いや自分はそんな感じが快適だと思う。

期待しない、依存しない。

信頼しても、期待はしない。そして求めない、結果を求めない、もとめると依存が生まれる。

無理をする、かんばりすぎる、そんな生活は変える。

規則正しい生活に縛られるよりもからだが喜ぶ生活をする。

道ばたの花、小鳥のさえずり、頬をなでる風、月のやわらかな光。

心を豊かにしてくれるものは、すぐそばにある。

風の匂い、日の長さ、空の色。

少しずつ変わって行くことに気ずく。

思い立ったが吉日でふらっと旅に出る、

ぼんやりする。

ぼっとする。

何もしない時間をただ味わう。

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30年ぶりぐらいに宮本武蔵を読む

2017-11-21 20:47:35 | 2017年本


20代のころに読んだ宮本武蔵をもう一度読んで見ることにした、文庫本は旧版の文庫本は字が小さいサイズなので読むのが

難儀するので結構本を処分した、宮本武蔵は色があせてたかで処分した。

ブックオフに本を出しに行って待ってる時に宮本武蔵が目に入った。

おお!!こんなビジュアル重視の文庫本の表紙になったのね、今のはやりの歴女への対策なのかな

かっこよすぎるよな・・

映画俳優でいけば・・三船敏郎・・ そのあとは中村錦之助ですね 中村錦助がいいですね

お通さん!!入江若葉だったか

30代の時に友人と岡山の山 三室山と後山へ登った時に大原町の町営の武蔵の里五輪坊という宿泊施設に泊まった。

武蔵の故郷

1巻 関が原の戦いに落ちぶれていくところから始まり、柳生へ 2巻 吉岡道場との因縁が燃え盛る・・・

2巻では前髪の少年剣豪佐々木小次郎も登場・・

次々に役者がそろってきたぞ・・

毎日少しずつ寝る前に読む楽しみ・・

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満願 不運と思うな を読む

2017-11-13 19:56:51 | 2017年本


満願 米澤穂信を読む

先月文庫本が全面的に店頭で宣伝して売っていた、ぱらぱらめくり買うかとも思ったが・・

やめた・・

図書館へ行くと単行本であったので借りて読む。

ミステリー作品 警察ものからミステリーものの短編集、面白かったというのが感想。



もう1冊 伊集院静 大人の流儀シリーズ6冊目 不運と思うな

3・11の時に自宅のある仙台ですごした時の事からエッセイは始まる

ささっと読む。

3・11はほとんど忘れられているような感じがする、たがが5年半前にあったことなのに

復興庁?て一体何をしてるのだろうか。。



YOUTUBで見つけました。

なんかなつかしく思います、後姿の女の子の服が自分の娘の幼いころの服と同じでした。

なつかしい時代ですね、あのころはもう戻らないのだなと思うと寂しくなりますね。

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琥珀の夢 小説鳥井信治郎 伊集院静 を読む

2017-11-08 04:04:20 | 2017年本


日経新聞に連載されていた小説

サントリーの創業者 鳥井信治郎の小説です、今まで鳥井信治郎の小説は芳醇な樽とかいくつかありましたが

本格的な小説は初めてではないかと思います。

単なる立志伝の物語りではなくて信治郎が、幼いころから母親の教育をいかにうけてきたかというのもすばらしい。

こどものころ、母親に連れられて天神さんへお参りにいく途中橋の上で物乞いの人が沢山いて母親はいくらかのお金を

上げていたが、上げても後ろは振り向かず、信治郎へも絶対振り向いてはいけない、後ろをふりむいたらりがとうござい

ますとおおげさに礼を言ってるだろうけど、振り向かない。

お礼をいわれたり、ありがたがられたりするのは徳にはあたらない、なにもいわれずとも徳をすること、人が見てない

ところで徳を積む、名前を言わずに寄付をする、陰徳のこころを母親に教え込まれそれが代々受け継がれている。

阪神大震災の時も3・11の時にもそうだったとのこと、ささっと現金で各都道府県の知事に寄贈したらしいと

新聞で伊集院静氏はいっていた。

琥珀色、小西儀助商店に丁稚で入り儀助に見込まれて一緒に洋酒の調合を毎晩してた時に見た、本場のウィスキー

の色。これほどきれいな色はない・・琥珀色・・

上巻は信治郎の子供のころから小西儀助商店への奉公の時、そしてハイカラ修行をして独立へ

下巻は寿屋洋酒店の創業 そして大ヒット商品 赤玉ポートワイン 山崎蒸留所 ジャパンウイスキーの誕生

そして現代までの琥珀の夢・・

関東大震災で東京の得意先が壊滅的な打撃にあった、船をしたてて支援物資を積んで信治郎は得意先へ回った。

国分商店の店の中が焼けたのは一目瞭然だった。

「鳥井さんもし集金にこられたなら、見ての通りの決済どころか・・・」

「こんな時に何をいうたはるのだす、そや番頭はん寿屋の伝票持ってきてくれますか」
「かましませんから伝票ください「」

信治郎は伝票を奪うようにしてとると目の前で破り捨てた。

「これで決済は完了だす。」

あはれ東海の日出ずる国に 今し方万人渇仰の美し酒 サントリーは産れぬ その香味の典雅風韻の高逸

ただに 吾が醸造界に一新世紀を封しえたるのみにはあらず。

陰徳を積むという言葉は以前から自分にはインパクトを与えている、

何かなんでもいいから一日1回なにか人の為になる行いをするというように決めている。

何でもいい、コンビニの募金箱でもいいし、みんながつかうところで軽く掃除するのもよし

ひとには知られずとも行いを積む、その大事さにこの年になり気が付いた。

寄付をしたり義援金をしたりして、中にはSNSでおせたりする人がいるがそれは違うと思う

自分の善行は周りに広めず、人に知られずするのが大事だと思う。

久々に心がゆさぶられた本だった。



響17年ラベル・・

琥珀色

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東芝大裏面史 を読む

2017-10-14 21:59:39 | 2017年本


FACTA編集部著 東芝大裏面史を読んだ。

すでにもうゾンビ企業になる東芝の裏の歴史、2007年から2016年までの裏の歴史をつずる

これほどまでに醜いのか・・

経済産業省は原発ルネッサンスという原発を輸出することにより国を繁栄させる政策を掲げ

東芝がババをぬかされたということだ、経済産業省は今の官邸の今井

ウエステイングハウスの買収

そして3・11の福島・・

本来ならもう死んでいる東芝がなぜ生きらえてるのか・・そこには日本の核燃料サイクルを維持する

為の経産省の深謀がある。

今さらですが

読んでいてあきれるというか・・人間のなすことではないですね、ろくでなし経営者とはこいつらですね。

平気で不正会計をして決算をごまかしてよくも平気でいられるもんだ・・

人間の業なのか

人間は権力や地位をつかむと強欲になるのだね、次から次へと欲がでてきて、そして地位にれんめんとしがみつき

自己保身の為なら人も陥れるし騙す、

そんな経営者がやってる会社の技術はろくなもんではない。

なんとか食べていけて生活できたらそれでいいと思うけどね、権力と地位を握った人間はろくでなしになるから

そんなように思わないなんだね。

人間は進化しただろうか?て考える・・退化したと思える・・アフリカでホモサピエンスが誕生して世界各地に

歩いてひろまった人間 狩猟を中心とした原始共同体、シエアーし分業しグループで生活する。

人間としての本来の能力は高かっただろうし、共存する力も高かっただろうし 自然の中で生きる力も強いだろうし

富が生まれて人間は変わった・・

挙句の果てがこのありさまだ・・

足るを知る、釈迦はいい言葉を残した。

鳥居信次郎の教え 陰徳を積む 自分はいいことをしたと人にも言わずなにも言わずに人の為に何かを

する、陰徳を積む・・
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観応の擾乱 を読む

2017-10-07 21:58:18 | 2017年本


最近は毎週金曜日の帰りに八重洲ブックセンターへ立ち寄る、いけば1時間ははいる

そして本を買って帰る週末読もうと思い・・・で積読状態

観応の擾乱も1け月も積読してしまう。

観応の擾乱?正直なところぴんとこなかった・・・尊氏と直義の兄弟の争いがあったのは知っていたが

この乱と違い擾乱として位置付けである、長期にわたる争い

読めば読むほど複雑で、少々頭が混乱してくる感じも7する。

尊氏が戦いでは力を発揮したがどうも政治には興味がさほどないような結構まかせきり高師直に

直義もたんぱくな感じで兄との争いはさけたい、欲がさほどない、年をとってできた子供も5歳でなくし

余計にやる気をなくす、なんとなく無気力な兄弟に尊氏の後継の義詮、直義に養子にやった直冬

南朝方もくわわり

高師直一族も、細川 山名 赤松もくわわり 争いを繰り返す、ころころと敵味方が変わる争い

読んでいてあれ??どつち方だったか??とかなる。

ここのところ中公新書ででた応仁の乱以降、室町時代にスポットライトが書店であたってる。

同じく応仁の乱と観応の擾乱の解説ガイド本まででていた、それほど複雑な感じなんだろう。

千葉駅がきれいになった駅のショッピングビルもできてきれいになり、駅周辺も整備された

新しい道もできて変わった。

家のかたずけしていたら子供のころに集めていた切手があったので売りにいった、たいした金にはならない

のだったが・・持っていてもしかたない。



千葉駅はかわったが・・通称ションベン横丁は昔のままだった、店は入れ替わってるが・・

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読まない方がいいんだけど老後の本

2017-10-06 21:59:26 | 2017年本


ついつい読んでしまった、タイトルで

50歳からの人生幸せ上手になる方法、50歳からの人生を楽しむ老後術

だいたいはいろいろと本を読んでると

タイトルだけで中身がわかるんんだよね、予想通りだった つまらない

年金が70歳でもらえるかどうかもわからない、死ぬまではたらかないといけないかもしれない我々世代

なのに、なんてこんなノー天気なことを書いてるのか?また読んでる自分もなさけないなあ

自分たちの老後は一種のサバイバルだよね

老後という言葉はない、安倍のばかのいう一億総活躍(最近は死語になる)のごとく労働力人口も少ないから

財政も危機をとおりこして破綻してるから、だから死ぬまではたらけ、お国の為に働けといってる。

そんな安倍のつくる日本でいかにサバイバルするかが問題だ。

小池にしても一蓮托生だよ、いってることは変わらない、あんなのにだまされる国民だからB級国民だと

いわれるんだよ、まともに公約を咀嚼せず、ただ雰囲気だけで投票行動するB級国民だから。

選挙前だからこれぐらいに・・・

とまあ、健康であるには・・・子供と孫には 付き合いは・・・ 食通やおしゃれ名人になるとか

電車に乗ってカルチャーセンターへ とか 老後もやれる趣味を今からはじめる・・・とかとか

自分の老人像とは大きく違うような感じがする。

というか今の60代70代の年金がもらええて、生活がなりたつ人の話でしかない。

現実は結構多くの老人が孤独であり 生活困窮者でもある、それが今の日本の現状でこんな話は

恵まれた層の話ではないかと思いながら読んだ。

老人になってこんな理想な姿の本を読んでギャップが大きいのではないかと思う、そこまで日本の老後は甘くない

65歳定年もたぶん70歳まで延長になり、70歳からも働くことにあんるのではないかとも思う。

一つ考えてるのが子供も完全に独立したら自宅を処分しようかと思ったりする。

どこでもいいし駅に近い徒歩10分以内で理想は2DKの平屋 無理ならアパートに二人で住んで十分だろうと

思うしね、年取って一軒家に二人で一人でいても仕方ないし効率悪いし残されたものの迷惑だしね。

家てそんな重要なものだろうか?今になって思う、子供が独立する年になり特に思う。

いや必要ないね、家を建てて家具を買って少々洒落た感じで庭を作り それがいいとは思えない。

無駄ではないかな、重石になるだけではないかと思うようになってる、住宅ローンはあと1年半で終わるが・・

家があるということはその家に縛られるということだよねて思う、なくていいんじゃねえ

2年ごとにあちこち変わるのもいいかもよ最小限の荷物持って、その方が楽しそうな感じがするね

今の東京勤務でも今は千葉で、今度は湘南あたりで 次は高尾あたりで 少し通勤時間がんばって外房のあたりにとか

たまに埼玉も

関西で言えば大阪勤務で、京都に住んで 次は滋賀の湖西線あたり そんで枚方あたり 阪南のぴちぴちビーチあたりとか

そんな感じでふらふらするのも理想だな・・

とか思ったりする。

年とともに自分の持ってる本性がでてきたように思う、一つのところに腰をすえて生活するのがつまらないと

思う、旅するように暮らすて言葉 いろいろな取り方はあるけれど

自分なりに解釈すると 持ち物は少なく身軽になり いろいろなところで住んで生活することと思う。

いいさ!

じじいいになって死期がお告げがきたらふらっと旅にでてしらない町でのたれ死ぬかな



佐倉城址公園で春の光景

20年前はこんな感じだったかなて・・
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村上海賊の娘4巻 読了しました。

2017-09-30 17:17:34 | 2017年本


村上海賊の娘 全四巻読みました、戦国エンターテーメント!

面白かったな、率直なところ

史実は村上武吉の娘はいたのだろうが、これほどまでに男勝りに合戦へいくというのはものがたり

海賊は瀬戸内海の海賊 村上とか 九鬼水軍とかは 泉州の真鍋海賊というのがいてたんだ・・

それは知らなかった。

時代小説は、こういう痛快エンターテーメント的なものも面白い。

リア充という言葉が当たり前になって、SNS映えするのがこれからのマーケテイングかとも言われている

SNS映えしてるて?SNSでどこへいって、どう自分ていいだろう!どうだおいしそうだろう!この充実した自分

幸せそうな自分を演出するツールでSNSが存在するのかね?あきらかにマーケテイングもその方向へ動いてる

そういうのが虚実な世界 見た目の写真での虚実な自分 反対の精神性の自分 大きな矛盾

自分がどのポジションにいるかを誇示するのか、できるだけよく見せて、他人とは違うのを強調するのかな

結局SNSは現実逃避のツールのような感じがしてならない・・

社会人1-2年生とか若者とかが、また普通のサラリーマン 主婦が 背伸びをした写真を載せているような

感じがする、自分なりに結構無理してるなあと思えるのもあるし、自分では金銭的に無理だし感覚が違うというのもある。

SNSは良質の情報を発信伝達するのには強力なツールだが・・たとえば2015年安保法案のデモなどもSNSの拡散で

ひろまったりした が反対に自分をよく見せるために無理をし、それを拡散するマイナス面もある。

SNSとは距離を置いた方がいいとも思う。
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