海の見える理髪店 荻原浩を読む

海の見える理髪店

６つの短編集

海の見える理髪店　いつか来た道　　遠くから来た手紙　　空は今日もスカイ

時のない時計　成人式

いずれも家族の悲しみを乗り越える　いや・・ひきずるというかそんな感じの話

海の見える理髪店は銀座にも２号店をもったオーナーが家族と別れ

年をとってこの海辺の町で理髪店を終の棲家にしてる　孤独と向き合いながら・・・

成人式は１５歳でなくなった娘ちょうど２０歳を前にDMで貸衣装の広告がくる

両親は一念発起して自分たちが成人式に行こうと！

奥さんは美容室で成人式に振袖をきて　旦那は赤い紋付を着ていく！

娘の友人たちと出会い　涙・・・

家族小説はそれほど読まないけれど・・・

なかなかよかった・・

いろいろとみんなあるんだねと思えることがいいことですね。

原発広告 本間龍 を読む

本間龍氏を知ったのはYOUTUBEチャンネルの一月万冊という番組　通称読書家＆経営者の清水有高氏

とレギュラー陣で対談し時世を切る番組、あべすが政権をぶった切る　

特に原発に関しては危機感を伝えている、フェイクニュースの見分け方の著者　烏賀陽正道氏が福島

を１０年間通い詰めて取材したルポ（これをみて昨年　双葉町　富岡町などに自分も行った・・）

本間龍氏は主に東京五輪問題に批判

本間龍氏は元博報堂勤務　広告代理店勤務で電通のあくどいやり方なども批判されておられる・・

この本を知ったのは一月万冊で紹介があったのでアマゾンで買った・・・

この本に掲載されている原発広告２５０点！

年代別にいかに広告戦略でいわゆる原発プロパガンダで国民をだましてきたか

その戦略も緻密に立てている、原発村　電力会社　政府自民党の　戦略で国民は騙され

や洗脳されてきた・・東京電力の広告費は１９７０年　１５億　１９８０年５３億（スリーマイル島事故）

１９８５年１１３億　１９８６年チエルノブイリ事故　１９８７年１５０億　１９９０年２２４億

２００４年美浜原発事故２６８億

このように原発事故が起こるたびに広告費が上がってくる、特に新聞広告は一面広告、対談記事のような広告など

著名人を使い広告をしていた・・

広告費は何が問題かといえば電気料金は総括原価方式であり一般企業が自社の商品のCMで費用を捻出してるのとは違い

原発のCM広告は必要性がない、なくても電気は必要なものだから・・総括原価方式の為、利益が絶対出る方式

いわゆる原価＋諸経費（広告費含む）X１＋利益率になるので広告費は電気代に上乗せされる、電気代を払いながら

原発のプロパガンダを受けていたということだ・・・

先週の東京新聞　週一回の原発特集　原子炉の状態など克明に出している。

自分も？あれ？？と思って気になってたのが福島第一原発１号機と３号機で１３日の地震で

格納容器内冷却水が３０ｃｍ低下したという記事があった・・

なんとなくスルーしそうだったが・・よく考えたら水位低下してるということは２０１１の

爆発で格納容器が損傷を受けて　今核物質デブリを冷却をしてるが、またどこかに損傷が

発生したと考えることができる・・ということは今よりももっと多くの冷却水をいれるペース

を早くする必要がある・・いや今格納容器はどうなってるかわからないのが怖い・・土台の

コンクリートも大きな損傷を受けているし・・

また震度６の地震がきたら、今度はどうなるか・・冷却水が間に合わない　底がぬける？

冷却できずに再臨界？！になればまた帰宅した人も再度非難になる・・

なんか・・絶望的な感もある。

今日本は二つの緊急事態下にある、一つは新型コロナ緊急事態　もう一つは１０年目になっても

解除できない原発事故緊急事態宣言

今すぐ　原発すべて廃炉を急がなくてはならない・・・・

日曜日 成田山新勝寺にまたもお参り

またまた日曜日　成田山へお参りに行った・・・

ご存じのように全国のお不動さんの総本山　全国に成田山はある

緊急事態宣言下というのに駐車場はいっぱいでかなりの参拝客で平時の日曜日並み

特に成田山公園が梅が満開というのもある

お願いすることがある・・

どうしてもお願いしたいことがある・・・毎週いってしまう

どうにもならないのはわかるがそれでもいくのがこころてもんだろう

本堂の横には釈迦堂もお参りする・・

梅は満開・・・

自宅からの荷物に伊右衛門のお菓子があった

大阪の和菓子店が出している福寿園とのコラボ

みるく饅頭で中のあんが抹茶あん

糖尿病治療中だから一個食べるのが精いっぱい

賞味期限までに食べよう・・・

男はつらいよ　寅次郎我が道を行くを観た・・

木の実ナナが若いころ・・すごいいろっぽい

ヒットした歌があったなあ　おまえさん♪

こんなさばさばした女性は好きだな・・寅さんのマドンナででてくるならリリー（浅丘ルリ子）

とかいいね

自分が優柔不断な男だから男前な女性は好きだなああ・・・

PCR検査

会社で希望者に無料でPCR検査ができるというので、受けてみた・・

唾液をいれての簡単な方法

結果は陰性で一安心・・

ほんとは抗体検査もしてみたいように思いますが

去年のこと、体がすごくだるくて立ってられないことが３月ぐらいにありました・・

体温計で計ったら４２度となり次にエラー表示　体温計壊れてる・・・

次の日薬局で体温計ではかったら３７度３分だった・・

今から思えばあの時にかかったのかもと・・ちょうどテレワーク中で仕事で

誰にも接触してないときでしたが・・・

誓約 薬丸岳を読む

薬丸岳の本は二冊目　昨年友罪を読んだ・・緊迫感がじわじわ伝わる感じがうまい

この誓約は・・

あらすじ

家庭も仕事も順風満帆な日々を過ごしていた向井聡の元に、一通の手紙が届いた・・

「あの男たちは刑務所から出てきてます」

便箋には、ただそれだけが書かれていた・・・

送り主は誰なのか、その目的とは、ある理由から警察にも家庭にも相談できない向井は

姿見せぬ脅迫者に一人立ち向かうが・・

故郷、家族、犯した罪・・葬ったはずの過去による復習がはじまる。

読んでいて向かいに殺人の指示をするのはだれだ？？？読みながら推理するが

今一つわからない・・・

最後に思い切りのどんでん返し、読んでいてはらはらしながら読んだ・・

春日部に仕事で行く

春日部には仕事で月に何回か行きます・・

道の駅庄和でよく休憩します・・・

春日部は・・・なんでもクレヨンしんちゃん　ばかり・・

コミニュティバスも・・・クレヨンしんちゃん

春日部のバスだから春バス

春日部と言えばあの大塚家具創業の地、親子の醜い争いの地

春日部駅をはさんで大塚家具と匠大塚が対峙する・・

今はヤマダの子会社

山田うどんではないヤマダ電機

宗吾霊堂 河津桜も満開に

今日も朝、車で宗吾霊堂へお参りにいった、行きだすといかないと気持ち悪い感じもする。

河津桜もほぼ満開

今週はかなり気温が上がっていたので一気に咲いたようだ・・

お参りに・・・

いろいろとお願いすることもあるので・・・

宗吾霊堂の由来

私の親の世代ならみんな知ってる、修身で習ったのが佐倉宗吾義民

民のために命を犠牲にした佐倉宗吾は大日本帝国の教育にはいいんだろう・・

歌舞伎の演目にもあるので

この記念の札があちこちに立っています。

梅も満開・・・

遠くへはまだいけないからね

 

日曜日 手賀沼沿いを歩く

日曜日　２月とは思えない暖かい４月並みの暖かさ

久々に手賀沼遊歩道を歩いて見ました。

遊歩道横の釣り堀は結構にぎわっています。

ひなたぼっこか、餌をさがしているのか・・・

花も咲きだしました・・

小さなオオイヌフグリもあちこちで咲いてます。

ホトケノザも咲いています

手賀沼は野鳥の宝庫でもあります・・・

軽く汗をかいて休憩

お茶を飲んでカカオ７０のチョコをたべて戻る・・

体重が半年前から１０ｋｇも落ちた

運動をしておとしたというより糖尿病治療で食事内容を工夫したので

一気に体重が落ちた・・

さて戻ろう・・・

コーヒーが冷めないうちに 川口俊和を読む

２０１５年刊行された本で、映画化されて有村架純がいとこのウエイトレス役でヒットした作品

この手の感じの本は読まないのだけどなんとなく読んで見た。

あらすじ

とある街で古くからある喫茶店「フニクリフニクラ」は、人気のない路地裏でひっそりと営業していました。

レトロな雰囲気の喫茶店には、まことしやかに囁かれている都市伝説があり、

うわさを聞き付けた人が僅かな望みをかけて店を訪れます。

それは店にある特定の座席に座ると、その席に座っている間は希望する時間へ移動することができる、というもの。

タイムトリップには、めんどくさいルールを守らなければなりません。

喫茶店を訪れたことが無い人には会えない、現実は変えられない、席を立って移動できない、

過去に戻れるのはコーヒーを注いでから冷めるまでの間。いくつも存在するルールを守りながら、座席に座った客は過去へと飛ぶのでした。

第一話　恋人　別れた恋人に一週間前に会いに行く　

第二話　夫婦　記憶が若年性アルツハイマー病でなくなる夫と妻の看護師の話

第三話　姉妹　家出した姉とよく食べる妹の話、旅館をついだ妹が姉を迎えに来る・・・が・・・

第四話　親子　この喫茶店で働くオーナーの奥さんが妊娠した、体が悪い奥さんが無事に子供が生まれるか・・未来へ行く。

すべてこころあたたまる物語だった、殺伐としたおまけにコロナ禍の中で心の栄養は必要だね

心淋し川（うらさびしがわ）西條奈加を読む

芥川賞受賞作

心淋し川　こころはうらと読む　舞台は江戸の千駄木あたりのはずれ、根津権現から流れてくる

川の行き止まりのようなごみのような川、大名屋敷からの下水もながれてきてるような川

その川沿いに並ぶ貧乏長屋の人々の懸命に生きる姿を連作で書いている。

心が染みる話ばかり、下町人情ものといえば山本周五郎　藤沢周平というところだが

そこまで気負っていない日常の暮らしが描かれている。

読んでいて、これでいいじゃないかと思うことがある、どんなところに住んでもいいではないかね

人間起きて半畳寝て一畳しかないのだから、多くをもとめるのはどうだろうかとだんだん思うように

なってきてる・・

人間　大きな家に住んでるのが幸せとは限らないとこの物語はいってきてるような感じがする。

たしかに自分もそんな感じに思える、自分たちが幸せならそれでいいだろうと思う。

住むところは単なる見栄でしかないというのがこの年になればよくわかる。

私事だが単身赴任で住んでるこの団地　平均間取りは３K

住んでおられるのは老夫婦が多いが、二人ならこれで十分ともいえる。

もっと早いこと自分も気が付いていればなあと思っても仕方ない、とりあえず住宅ローンは完済したが

なんか虚しい感じがする。

・・・・

その川は止まったまま、流れることがない。

たぶん溜め込んだ塵芥が重すぎるためだ、十九のちほにはそう思えた。

岸辺の杭に身を寄せている藁くずや落ち葉は、夏を迎えて腐り始めている。

梅雨には川底から呻くような臭いが立つ。

杭の一本に、赤い布の切れ端が張り付いていて、それが今の自分に重なった、ちほはここで生まれ

ここで育った

・・・・

印象に残るところ

「差配さんは心町を大事に思いなさってるんだね」

「傍から見たら、まさに芥箱みたいな町ですがね、汚ねえし臭えしととっちらかってるし、それでもね

あの箱には人が詰まってるんでさ」

「生き直すには、悪くねえ土地でさ」

チック・コリアが亡くなった

Miles Davis - Call It Anything - Isle of Wight Festival - August 29, 1970

金曜日の朝刊でチック・コリアが亡くなったとのニュース

自分はチック・コリアはあまり聴かなかったのですが、学生の時にリタントゥー・フォーエバーのLPを聴いていたぐらいか

マイルスのバンドに入ってフエンダーローズを弾くようになってから、世界が変わったんだなあれから

フュージョンの世界にも入り世界が広がったようだ・・・

同じくキース・ジャレットはマイルスのバンド以降はケルンをはじめソロ　ヨーロピアンカルテット　そしてスタンダーズと

対照的だ・・・な

７９歳か・・

キースは７５歳　キースはもう来日しないのか・・・

 

１１日は成田山新勝寺にお参り

宗吾霊堂のお参りを済ませ・・買物して帰るかと思いましたが

足を延ばして成田山へ行くことに・・

駐車場に車を止めるが・・結構な車

参道は結構な人出・・・大丈夫かあ・・・結構多いよ・・

いつもの山門

江戸魚河岸の提灯

本堂へお参り

お堂の中にいつも入っていましたが、今は人数制限になっていて入れません

普通にお参りをしました。

昨年交通事故おこしたので交通安全のお守りと家内安全のお札を授かりました

いつ見てもここの三重塔（重要文化財）はきれいだ・・・

鮮やかな色

単身赴任なので仏壇がないので、これを毎日拝むようにしよう・・

参道の漬物屋でうりの鉄砲漬と焼生姜佃煮を買った

京都の母親に送ることにした、本と一緒に

母親は本を読むのが早いので、自分が読んだ本でいいから送ってくれたらいいと

言ってたので送るときに入れておこう。

11日は宗吾霊堂へお参り

１２年前に長野に転勤（単身赴任）した時＊ブログのカテゴリー信濃のくにだより参照してください

善光寺にいつもお参りに行った、アパートから歩いて２０分ほど、朝早くのウォーキングと

夜のウォーキング　夜もお参りした、照明は夜も照らしている

おそらく今まで一番お参りした寺は善光寺　次はおそらく成田山新勝寺か

善光寺の浄土宗の大本願に文殊菩薩があって小さなお札があって、ちょうど長女の大学受験だったのも

あってお参りに行っていた。

今はいろいろとあって・・・お参りの習慣をと・・普段の行いとか過去の行いとかを罪とか

お詫びもしないといけないし、家内安全・・これからずっと行こう・・・

河津桜がすでに咲いていた・・・ここ数日４月なみの天気だったからね

梅も満開・・・

お参りするときは、領収書のお参りというのですが・・

今は請求書のお参りになってます・・・

たまちゃんのお使い便 森沢明夫を読む

森沢明夫さんの本は虹の見える喫茶店（映画にもなった）を読んだ

今回の舞台は東京から車で二時間半ほどの海沿いの小さな町　漁港がある町

感じとしては・・・福島のいわきあたりかなて　特にモデルになってる町はないようですが

大学を中退してふるさとに戻つてきた　たまちゃん

自宅はお父さんが経営してる居酒屋　お母さんは１０年前になくなり　今はフィリピン人の

奥さんと再婚している　アイリーン

明るくて日本語もペラペラで料理もうまい、日本人以上にできる奥さん

たまちゃんがはじめたのは、食料品の移動販売

幼馴染がやってる自動車工場で安く車を仕入れてもらい改造をしてもらい

車のデザインは同級生の子にしてもらう・・

たまちゃんが回るのを待ってるお年寄りがいっぱいいる・・・

おばあちゃんとの毎日のやりとりとかお別れとか・・

少し読んでいて泣けてくるところもある、悲喜こもごも・・

心があたたまるハートウォーミングは心のサプリですね。

最近この感じの本は読んでいなかったのですが、これからはサプリのつもりで

読んでみよう。

 

九十九里ビーチラインを走る

土曜日、天気はいいし、気温も４月並みに暖かいので

感染しないように、車で九十九里浜まで行った。

やはり気持ちいいなあ・・・いやなことは忘れるよ少しの間・・

日本一長い砂浜　まずは片貝海岸に・・

なにすることもないのだけど・・・

そうそう思い出した、今年定年退職される自分の元上司にみんなでビデオメッセージを送りましょう

というメールが来てた、できるだけ派手にお願いしますとかあったので

九十九里浜でスマホでビデオメッセージをいれた・・・

波の映像から急に自分が顔を出すという感じで

今年から車が変わりました・・

おじさんの車になりました。

一宮のサーフショップやレストランが並ぶところを通り

大東漁港へ

なぜか漁港にくると落ち着くのが不思議だ・・・

大東ビーチ

家族連れ・・・も

サーフアーも・・・

さてさて・・・

帰るとするか～