My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

銀婚式 篠田節子 を読む

2017-12-22 19:17:16 | 2017年本

会社の帰り道に八重洲ブックセンターがあるので、週に1回は必ず立ち寄る習慣、

必ず新刊とか見る。銀婚式・・・ちょうどおれぐらいの年齢の男だな・・

家庭も職場も失った。

帯につられて買った。

ものがたりは、証券会社NY本部で忙しくきわめていた高津は、一緒にいった妻との関係が壊れて離婚

会社も破たんする、破たん処理をすませて日本に戻るところから話が始まる・・

再就職先は中小の損保、厳しい現実

再び再就職した東北の新設Fランク大学で講師から教授へ 都落ちの寂寥感に沈む高津のもとにあらわれたのは

学部長秘書の清楚な女性だった・・・そして再婚の道へかとおもいきや・・・

低迷する日本経済の中でもがきながら生きるビジネスマン・・同感する部分がやはりある。

一寸先は闇。あの雪印や・・東芝や・・いきなりくる経営難や廃業・・

おいらはなんとかあと9年間定年まで働けばいいのだが・・

銀婚式て特になにもなかったというかしなかったというか27年がすぎた。


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