定年ゴジラ・・・・作品は2001年の作品で当時の定年、年金支給は60歳
その時代にいまから20年以上前の作品なので、読んでいてすこしうらやましいような気分でした。
主人公山崎はちょうど60歳になり定年退職した大手都銀の元銀行員、なので
年齢は自分と同じ・・毎日の散歩が日課か・・悠々自適ではないか・・とか
思いうらやましい感じでもある。
自分のところは2012年から定年は65歳になりました、おそらく一番乗りの65歳定年
それまで60歳定年したらどうするかとか考えながらあと10年かと思ってたのが・・・微妙な気分
ものがたりは
開発から30年年老いたニュータウン 武蔵野電鉄が開発したけやき台
そのニュータウンで定年を迎えた定年
とほうにくれる山崎さんに散歩仲間ができた・・・
「ジャージは禁物ですぞ、腰をいためますぞ、腹も出ます」先輩の町内会長
単身赴任で浦島太郎状態のノムさん、新天地北海道へ移住する藤田さん
自分の居場所を探す四人組の日々の哀歌を暖かく描く。
読んでいてやはり20年の時代の流れは随分変わったなという印象がある
この主人公たちはやはり幸せなんだろうと思える。
悠々自適?この言葉はもう死語になりつつあるのではないかと思える・・