いぬじゅんという作家は全然しらない、たまたまブックオフに行った時に面白そうな感じなので買ってみた。
舞台は天竜浜名湖鉄道の寸座駅、実際にある駅です。
やがて太陽が傾くころ、空は夕焼けのオレンジ色に染まるでしょう。
高台にある寸座駅からは果てしない空と浜名湖の水平線が見える。
無人駅にあるベンチに座って会いたい人の顔を浮かべてみて。
やさしい思い出と感謝に心刻み、苦い後悔は空と海に逃がすように。
会いたい
本気で願う気持ちは、雲一つない夕暮れが空に届けてくれるかもしれない。
遠くからレールの響く音が聞こえれば、黄金色を湛えた車輛が姿を現す。
それはあなたにやさしい奇跡が訪れる合図。
短編連作で構成されていて、亡くなった愛していた人と一度きり寸座駅で
夕暮れ時に会うことができるというフアンタジーのものがたり・・・
母親がここ数年ですごい読書家になっている・・3年前に少年と犬 馳星周の本を送ったところから始まって
今はすごい週3-4冊のペースで本を読んでいる、お気に入りは重松清 浅田次郎 さだまさし 小川糸とか・・
もっぱら仕入れに本屋とブックオフへいっています。