神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

水車用水2

2018-02-19 06:05:47 | 神田川4

 元の中ノ橋下流で左岸に分岐し、本郷道と通称された通りと並行する水車用水の続きで、山手通りを越え相生橋手前で本流に戻るまでです。なお、氷川神社境内にある「本郷道改修記念碑」の解説プレートには、明治33年(1900年)から二年半かけて行われた本郷道の改修に関し、次のような記述がみられます。「この道は、本郷村の氷川神社の傍らを通る旧道で、村の中央を東西に貫き、成願寺裏から本郷水車場(現、本町一丁目1番2号)へ製粉、搗立用の穀物を運ぶ重い馬車や荷車が通いました。」

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(明治42年測図) / 中野」  上掲地図と同一場所、同一縮尺です。

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    1. 山手通りを越えた先です。現在は相生通りと名付けられた通りへと連続します。

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    2. 右折すると菖蒲橋に出る、あやめ橋通りと名付けられた通りを越えます。

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    3. 水車用水はこのあたりで通りを離れ、右手にある水車小屋へと向かっていたようです。 

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    4. 水車のあった本町1-1-2はこの右手です。通りはすぐに相生橋を越えます。