季節の便り

四季の移ろいを伝えたい。

街道を往くⅥ

2016-11-08 10:56:38 | 写真

 今回の旅の最終日、早めのチエックアウト、一之瀬園地の白樺樹林を見納めに乗鞍林道を下る。

 東海北陸道、長野自動車道等の開通により当初有料のこのルートは現在無料開放中、対面の全山紅葉が朝日を浴びて見事。

 野麦峠に向かう街道から分かれ木曽川源流域へ峠を越える、国道19号(旧中山道)立ち寄った「道の駅」東西中間の標識がありました。

 島崎藤村の代表作「夜明け前」の舞台「妻籠宿」江戸時代から受け継がれてきた風情ある宿場町の雰囲気、外国人観光客に人気。

 急な坂道を挟んで建てられた宿場の最上段、手打ちそば店の店先に、京へ五十二里半、江戸へ八十里半の標識が建つ。
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街道を往くⅤ

2016-11-07 19:05:42 | 写真

 シャトルバス約20分、平湯温泉に戻る、乗鞍へのルートはマイカー規制(通年)乗鞍山系から流れ落ちる平湯大滝、落差45m、日本名瀑100選。

 再びR158安房トンネル(4.2km)を抜けて梓川沿いを下る、前川渡大橋から林道を登り乗鞍高原へ、一之瀬園地から見る山頂は雲の中。

 黄昏が迫る、幅10m、落差25m「善五郎の滝」善五郎という釣り師が釣ったイワナに滝壺に引き込まれ命からがら逃げ帰ったという伝説が伝えられている。

 仰ぎ見る西の空に乗鞍岳最高峰の「剣が峰」3,029m が浮かぶ、高原の中心観光センターや旅館が立ち並ぶ「鈴蘭」から林道を登り今日の宿舎へ向かう。
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街道を往くⅣ

2016-11-06 10:18:52 | 写真

 翌朝、平湯温泉バスターミナルからシャトルバスで上高地へ、昨夜の雨は上部では雪に、山頂は雲の中。

 大正池下車、上流に向かって移動、河原に残る立ち枯れの古木、自然に任せ放置されているため減少、数本を残すのみ。

 田代池到着、周りを湿原に囲まれた風景は変わらず。

 上流の河童橋へは林間コースと梓川コースに分かれる、川沿いを往く、カラマツの黄金色が見事、約5kmの距離を2時間、バスターミナル到着。
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街道を往くⅢ

2016-11-05 19:55:19 | 写真

 飛騨高山から中部山岳地帯を超えて信州松本市へ伸びる国道158号、乗鞍岳への分技の標識、カラマツの色合いが濃くなる。

 平湯温泉から旧道を登り安房峠(標高1,790m)展望台、正面に穂高連峰の山並みが秋空に聳える。

 付近の山腹にはすっかり葉を落とした「ダケカンバ」の疎林、白と緑のコントラストが美しい。

 右に目を転じると山並みの向こうに明神岳の山頂付近が見える、明日朝に予定している上高地の前面に聳える峯だ。
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街道を往くⅡ

2016-11-04 10:31:10 | 写真

 国道から分かれて旧郡上街道へ、昼近くなっても天候は回復せず、薄曇り状態が続く。

 南北を分ける分水嶺「西ウレ峠」駐車場脇の巨木が白い空に向かって枝を広げていました。

 峠を登る車が次々とやって来る、付近は路上駐車であふれる。

 飛騨高山方面に流れる「川上川」に沿って下る、谷筋の駐車スペース脇、紅葉を背にひっそりと建つ歌碑。
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街道を往くⅠ

2016-11-03 11:50:10 | 写真

 東海北陸自動車道「郡上八幡IC」から飛騨高山に向かうR472、立ち寄った道の駅「明宝」駐車場は満車状態。

 対岸の自然林は少し色づくが手前の楓は青々、紅葉見ごろの情報で平日にもかかわらず多数の観光客が詰めかけている。

 公園の隅に県知事が揮毫した碑が、鎌倉時代初期の武将「梶原景季」が宇治川の先陣を競った名馬「磨墨」伝説が伝えられている。

 高山まで約70km峠越えの「せせらぎ街道」を往く、道端で見つけた紅葉、標高差が高まるにつれて色付く。
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