本年もいよいよ最終日、年末寒波がやってきた、近畿地方中部でも雪が舞う予報、2年前12月22日雪が積もった時の金閣寺、鏡湖池に写る庭園の雪景色が見事でした。
京都市北区衣笠、衣笠山に夕日が差す時間帯、金閣寺を訪ねると金箔を施した三層の楼閣「舎利殿」が黄金色に輝きます。
【金閣寺】
丸く美しい稜線を空に描く衣笠山の麓、鏡湖池に金閣が輝く絵葉書を誰もが見た記憶のある観光京都のシンボル的な寺院。
もと西園寺家の別荘であったこの地を足利吉満が譲り受け隠居地とした、吉満の死後「鹿苑寺」と号する禅刹として夢窓国師が開山。
当時の金閣は昭和25年(1950)一修行僧の放火で消失、この事件は三島由紀夫の「金閣寺」、水上勉「五番町夕霧楼」等の文学作品で紹介された。