季節の便り

四季の移ろいを伝えたい。

瀬戸内紀行Ⅲ

2015-01-24 20:48:04 | 写真

 国道2号線のバイパス「岡山ブルーライン」経由して倉敷へ向かう、午前中の美観地区は観光客もまばらで閑散としていました。

 江戸時代幕府天領地として生活物資の集積地として栄えた街、倉敷川沿いに商家や蔵が立ち並び往時をしのばせる。

 古い町屋を利用したカフェや雑貨店が並び観光客に人気のスポットです。

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瀬戸内紀行Ⅱ

2015-01-23 10:58:04 | 写真

 高台にある宿舎3階屋上が絶景ポイント、この日の日の出はAM7;10.予報に反して上空までびっしりと厚い雲、諦めて部屋に戻る、雲の切れ間に太陽が現れる。

 数分間雲間の太陽をベランダから撮影。

 瀬戸内の多島美と呼ばれる島並から昇る朝日を「追門の曙」と呼んで古くから和歌等に読まれてきたという。

 すっかり日が高くなって雲間から射す光芒がカキ筏の浮かぶ水面を輝かせ始める。
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瀬戸内紀行Ⅰ

2015-01-22 15:31:58 | 写真
 
天候の回復を待って出掛ける、目指すは岡山県瀬戸内市「大平山」山頂から播磨灘の日の出を狙う、立ち寄った「牛窓オリーブ園」展望台に建つ詩碑、江戸時代天然の良港として朝鮮通信使との文化交流が盛んに行われたと伝えられる。

 2,000本が植栽されていると云うオリーブ、冬のこの時期観光客はなく剪定作業が行われていました。

 ローマの丘と名付けられた一角、よく手入れされた畑の向こうに静かな海が拡がる、日本のエーゲ海と呼ばれる風景。
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10日戎Ⅲ

2015-01-14 10:46:47 | 写真

<福娘>毎年11月頃から公募が行われ資格は18歳~23歳、書類審査を経て一次、二次審査を通過した中から最終審査で40名が選ばれる(留学生枠5名)3,000人 以上が応募する狭き門、就職や結婚に有利な肩書きとして応募者が殺到すると云われています。


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10日戎Ⅱ

2015-01-13 11:19:51 | 写真

 <福笹>「節目正しく真っ直ぐに伸びる」「弾力があって折れない」「葉が落ちずに青々と茂る」これらの特徴から家運隆昌、商売繁盛の縁起物として使用されると云う。

 笹を手にした人々は福娘の奉仕するカウンターで神社のお札と共に吉兆の米俵、大判、小判、金鯛等の縁起物を購入飾り付けて持ち帰る。
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10日戎Ⅰ

2015-01-12 20:07:05 | 写真

地下鉄堺筋線「恵比寿町」駅を降りて今宮戎神社の参道を行く、食べ物を売る屋台、縁起物を並べた店が並び呼び込みの声が響く。

 参拝に来る人々が禊ぎをする手水場の裏で撮影準備、次々と去年授かった笹飾りを手にやってきます。

 拝殿正面には返却された笹を収納する場所が設けられ次々と投入された笹は満杯になると焼却場へ運び出される。

 拝殿横の通路には縁起物を授けるカウンターが設けられ福娘達が並ぶ、午後の時間帯、スーツ姿のサラリーマンが目立つ。
<今宮戎>
 江戸時代中期から天下の台所と称された商業都市大阪の今宮戎神社によって十日戎が盛んになったとされる。
 9日(宵戎)10日(本戎)11日(残り福)として3日間行われる。
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雪の新年Ⅲ

2015-01-05 19:34:39 | 写真

 京福電鉄嵐山線(通称嵐電)2両編成の電車はのんびりと走る、北野白梅町駅から西大路通を北へ歩いて金閣寺を目指す。
この日の金閣寺は雪の風景を期待、多数の観光客で大混雑、5ヶ所設けられた拝観券発行窓口は長蛇の列、やっとの思いで辿りついた鏡湖池畔、撮影ポジション確保に一苦労。

 後ろに聳える衣笠山を借景に造営されたと云う池泉式庭園と3層の金閣、西日を受けて雪の池面に映り込む。

 人波に押されながら方丈前に移動、角度を変えて雪景色の葦原島の松の木を主役にした1枚。

 応永4年(1397)西園寺公経の別荘を足利三代将軍義光が譲り受け山荘「北山殿」を築いたのが始まりと伝えられ室町時代の代表的な建造物として1994年世界文化遺産に登録。
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雪の新年Ⅱ

2015-01-04 10:09:42 | 写真

 天竜寺の裏参道「宝厳院」の藁葺き屋根に厚い積雪。

 対面の「五百羅漢」像も全身に雪を纏う、見物の観光客も車夫も寒さに耐える。

 裏側の湯豆腐の老舗「嵯峨野」沿道は除雪されているが屋根や看板灯篭には厚い雪の名残。

 天竜寺の喧騒を避けて表参道を逆行して三門に向う、蓮池も凍結して冬景色を現出。

 青空に延びる樹木の枝にも雪。
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雪の新年Ⅰ

2015-01-03 09:47:02 | 写真

 平成27年(2015)新しい年の幕開け、元旦の日の夕方から降り始めた雪、翌朝は一面の銀世界を現出。阪急電車高槻を過ぎて山崎付近を過ぎると一気に積雪が増える、嵐山駅到着、川向うに見える「愛宕山」山頂付近は雪雲にかすむ。

 中之島公園に向う桂川支流の静かな流れ、遠く雪化粧した嵐山の山嶺を望む。

 無人の河川敷公園広場も白一色、元旦からやってきた観光客の踏み荒らした足跡が続いている。

 渡月橋を渡り対岸の雑木林を見る、びっしりと張り付いた雪が昨夜の吹雪の激しさを物語る。
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四国遍路道を行くⅤ

2015-01-01 11:08:55 | 写真

 宿毛のホテルをチェックアウトしてR56を北に向う、愛媛県最南端の町愛南町、宇和海に突き出た半島「西海地区」静かな湾内には生簀筏が浮かぶ。

 半島の西側に位置する「外泊」集落、明治初年外洋からの強風や塩害から畑地や住居を守るため高い石垣を築いたのが始まりと伝えられ「石垣の里」として知られる。

 集落の入り口に見つけた句碑。

 斜面の上段まで整然と積み上げられた見事な石組。

 観光用に遊歩道は整備されているが、漁業で生計を営む人々にとって浜から急坂を登る毎日の生活は大変なのか廃屋が目立つ。

 山裾まで拡がる石垣積みの宅地や畑は耕作放棄され雑草が伸びて自然に還ろうとしていました。

 道路際に立つ集会所前の案内板、室内は無人で食堂も休業中の張り紙、R56に戻り宇和島IC,松山道、徳島道経由で帰路に、今回の旅を終える。

 
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