畑のしだれ桜

　今年の桜の季節もほぼ終わり、近所のソメイヨシノはすっかり葉桜に、滋賀県信楽のしだれの一本桜が見ごろと聞いて出かける、新名神道信楽ICからR307を経由焼き物の町信楽の集落を抜けてさらに山越えの林道を上り到着したひなびた集落にひっそりと咲いていました。

　茶畑の丘の上に咲く樹齢400年の「エドヒガンサクラ」の銘木、市指定の天然記念物、高さ12m幹の周囲3.7mの巨樹、伝承によると平家の落人が京から苗を持ち帰り植樹、都を偲んだと伝えられ「都桜」と呼ばれるようになった。

海峡の夕日Ⅱ

　海峡大橋を通過する大型バスのシルエットが落ちる太陽と重なった瞬間、オレンジ色の光芒に感動。

　当日の日没は午後6;26.辺りを茜色に染めて静かに西の水平線に沈みました。

海峡の夕日

　チューリップガーデン撮影の後、海峡を渡るシャトルバスで舞子公園へ、広大な舞子浜の東端、突堤の先端付近で日没を待って待機、この季節夕日は海峡大橋の丁度真ん中付近に沈む。

　沖合いは瀬戸内をゆく船舶の過密航路で有名、小型、中型、大型船が入り乱れて黄昏の海峡を次々と通過する。

淡路・夢舞台Ⅳ

　シックなパープルカラーの一輪に注目、「クイーンオブナイト」の名前が付いていました。

　こちらは同じ色合いの「紫水晶」花びらの先端が少しカールしています、水滴を少しスプレーしてアクセントをつけてみました。

淡路・夢舞台Ⅲ

　雲ひとつ無い快晴、時間の経過とともに刻々と花壇に降り注ぐ光が変化します、逆光を利用して花の形を、オレンジ色が印象的でした。

　こちらは透明感のある薄いピンク、背景の色彩のモザイクが引き立ててくれる。

淡路・夢舞台Ⅱ

　ここでは日ごろ見かけない珍しい品種が植栽されています。　
一重遅咲きと原種の交配種、草丈が高く花が大きいのが特徴、「オリンピックフレーム」と名前が付けられていました。

　逆光を受けている花芯部分をクローズアップ、内部が暗いので手前からレフ板で光を当てて撮影、自然の見事な造形に感動。
【チューリップ】
　世界に6,000.以上の品種が存在、毎年のように新種が登録される、オランダ王立球根生産協会では主に早生、中生、晩生、原種の四つに大別、さらに来歴や花の形等15の系統に分類している。（国営明石海峡公園ガイドブックより）

淡路・夢舞台

　春爛漫、連日気温20度以上の日が続く、写真クラブの仲間10人で淡路島、国立「海峡公園」のチューリップ撮影にゆく、広大な敷地に300品種、60万本のチューリップが植栽されており満開を迎えていました。

　人工池の周りの斜面、紫のムスカリに囲まれて鮮やかなピンクや白のコントラストが見事に演出されている。

京都・府立植物園Ⅱ

　府立植物園の帰路、鴨川沿いを下流に向って歩く、川岸で見つけた満開の「ソメイヨシノ」豪華に咲き誇っていました。

　黄昏時の高瀬川に沿って木屋町通りを歩く、繁華街の中に残る桜並木、毎年見事な花を咲かせる。

京都・府立植物園

　桜満開の植物園、ソメイヨシノ以外の品種を植栽している、大きな花弁に若芽が同時に出てくる品種、盛り上がる花の勢いが青空に映える。

　紅しだれの成木、横に伸びる枝を支柱で支え、枝ぶりの造形が見事です。

チューリップ咲くⅡ

　１枚剥がれた花びらの間から覗く花芯に注目、クローズアップして見る、不思議な蘂の構造が浮かび上がる。

　鮮やかな赤い花びらの先端、強い逆光で重なり部分の色彩の濃淡が現れる。