東大寺

　聖武天皇が生涯をかけて建立した、奈良・東大寺。盧舎那仏の供養に15,000.の燈火が灯された、と云う。人々は心から平和を願ったに違いない。
　千年の時を超え、奇しくも終戦の日の東大寺には天平の人々と同じ願いを託して人々が集まる。

　1年1回この日普段は閉められている大仏殿の窓が開けられ、中門から大仏の姿を拝むことが出来る、鏡池の周りにも燈籠が並び人々が長い行列を作り参拝の順番を待っていました。

春日大社・万燈籠

　年二回、節分とお盆に行われる、奈良・春日大社の「万燈籠」奈良公園から続く長い参道一帯から境内の3,000.の燈籠に灯が入る。
　創建にかかわった藤原氏をはじめ信者から奉納されたものが多い、この日はつめかける参拝者のために臨時の順路が設けられ仮設の燈籠が並んでいます。

　本殿境内には独特のデザインの籠燈籠が下がる、普段は自由に拝観できる境内もこの日は500円の拝観料を徴収、たくさんの人々が行列を作っていました。
※しばらく夏休みでブログ更新を休止いたしました、ボツボツ再開いたします、時々ご訪問ください。
　　

奈良灯火会Ⅱ

　アメリカから来た一人旅の少女から道を聞かれる、彼女のマップに春日大社に丸印、片言の英語でルートを教える、彼女の去った後猛烈な雷雨。

　遠くの風景が激しい雨脚に霞む、二月堂の大屋根から雨水が滝のように流れ落ちる、約1時間雨宿りの後帰途に、県庁前の地下道が浸水して通行止め、JRのダイヤも雷雨により大幅に乱れたと聞いた。

奈良灯火会

　奈良公園一帯に2万個の蝋燭の明かりをともす「奈良灯火会」今年10回目を迎える夏のイベント、午後4;30.ごろ現地到着、準備に忙しい市民ボランティア、公園の木陰では鹿がのんびりと草を食んでいまし

　東大寺二月堂のテラス、沈む夕日を狙って登ったがあいにく太陽は雲の中、北東から一気に雷雲が押し寄せ、この後豪雨がやってきた。
　イベントはすべて中止、小ぶりになるのを待って引き上げる。
【奈良灯火会】
　1999年に始められた夏のイベント、東大寺横の春日野園地など数箇所の蝋燭の明かりが並ぶ、会期は14日（木）まで午後7;00.～9;45.雨天中止。

生き物二題

　連日35度を越える猛暑の続く昼下がり、池端の道を行く、ハスの葉陰に保護色の昆虫を見つける（バッタの仲間）野鳥などの天敵から身を守っているのか、暑さを避けているのかじっととまっていました。

　びっしりと水面を覆う水草の池面、突き出た石の上に亀の親子が甲羅干し、画面をよく見ると親亀はこちらの接近を警戒して左の前足を動かして小亀に合図を送っているように見える、撮影を終わって振り返ると亀の姿は水中に消えていました。

宴の跡

　先月早朝観蓮会で賑わったハス池、すっかり花を落としてひっそりとしたたたずまいを見せていました、残ったガクが種を宿して異様な姿を見せる。


　成長した葉っぱが一面に池を覆う、裏から見上げると、真昼の透過光を通して鮮やかな葉脈が浮かび上がります。
　

ひまわりⅡ

　一見どの花も同じように見えるが、一重咲き、半八重咲き、八重咲きがあり、花の色もイエロー、オレンジなど多彩、ここではオレンジ色の「のぞみ」が多数栽培されており満開。

　ゴッホやゴーギャンなど画家が描いた「ひまわり」のイメージに近い品種はそのまま品種名がつけられている、チョコレート色の「ココア」も珍しい品種。

ひまわり

　今日から8月、万博公園「チュリップの花園」跡に20種10,000本のヒマワリが栽培され、北西半分が咲いています。

　森を背景に一輪をアップしてみる、害虫の被害から花を守る作業が行われていました。
【万博公園ヒマワリフェスタ】
　8月2日（土）～24日（日）自然文化園「チューリップの花園」