季節の便り

四季の移ろいを伝えたい。

郡上踊りの夜

2007-08-11 10:38:47 | 写真

郡上踊りは、永禄2年(1559年)室町時代後期、時の城主遠藤慶隆があちこちで踊られていたものを一本化して人心の懐柔をはかったのが始まりと伝えられており以後400年余り町衆たちにより連綿と受け継がれてきた盆踊りです。
長良川の支流吉田川に沿って街が形作られ町並みは京都を模して区画されたと云われており、狭い間口奥行きのある町屋が特徴です。

7月中旬から32夜にわたって踊られる「郡上踊り」は見る踊りではなく参加する踊り、観客席やステージはありません、お囃子は笛と太鼓に合わせて歌うシンプルなもの、アップテンポの春駒は馬産地郡上地方の駿馬をたたえたものとか、他10曲、夜が更けるとともに盛り上がりを見せ去りがたい気持ちにさせる踊りです。
コメント (2)
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