片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

困っている人を、困っていない人は助ける義務がある

2010年09月24日 | 私の正論
日本は、困っている人と困っていない人の差が歴然としてきた。
困っていない人(私も)は、世の中で困っている人がいるのを知っていても、忙しいふりをして何もしない。

困っていない人は、自己申告で「週XX時間困っている人のために役立てます」宣言をしたらどうだろうか。
自治体は住民からその時間を集めて、困っている人に配分してあげるのだ。
自治体でなくてもいい、自治会でもいいし、NPOでもいい。

私は2時間ですが、自分の時間を供出します。

中国と日本、このままでは戦争になる、という友人がいた。

2010年09月24日 | 私の正論
尖閣列島問題がエスカレートしそうだ。
このままでは戦争になる、と友人が言っていた。
我々日本人はかつて中国を蹂躙した。
今回の問題は、中国人の古傷に触ったのだと思う。

尖閣列島がどちらの国のものであるか、ちょっと調べたくらいでは我々にもわからない。
そんな問題が、すぐ解決つくわけがない。
とにかく争いをエスカレートさせないことだ。
国の強力な指導者に期待するのではなく、市井の我々が一気に世論を形成するときだ。
幸いツイッターというのがある。
みなさん、ぜひこれ以上国の指導者に過激な発言や対応に出ないよう警告を発しましょう。
相手がどうでようともです。

尖閣列島を日本の領土と主張し続けるために、あなたは人を殺せますか。
今ならこの議論が冷静にできます。

無肥料無農薬で作った米で作った純米酒「森乃司」

2010年09月24日 | 感動したこと
ラベルにこんなことが書いてあります。

「無肥料 無農薬」でつくられた「自然栽培米のササニシキ」(秋田県大潟村の石山模夫さん作)を全量使用し、仕込み水には自然豊かな山麓に湧き出る天然水の湧き水を使って「スッキリとした、うまい酒になれよ」とモロミに語り掛けながら発酵させた酒です。
嬉しい時、悲しいとき、辛い時、何もかも心得た古女房のごとく、あなたにそっと寄り添ってくれる酒です。

実はこの酒は、映画「降りてゆく生き方」の中のお酒です。

映画を見て、出口で2本注文しました。
それが届いて、今日初めて飲みました。

寺垣武さんが作ったプレーヤーとスピーカーから出る音と同じです。
何の変哲も無いのです。
自然というほかありません。
飲んでいて、感動で涙が出ます。
日本酒はわかりません、でも感動します。

こんなブログもありました。
この方も私と同じ日に映画を見ていたようです。

小笠原さんに飲ませねば。。。。




戦い

2010年09月23日 | 日曜百姓
10日ほど前、もんしろちょうが、しきりに大根の葉に卵を産みつけていた。
追い払わなかったのが失敗だった。
卵が孵化して幼虫になり、すっかり食い荒らされてしまった…
20匹ほど潰したが後の祭り。

モンシロチョウの一生は羽化してから50日くらいの命だそうです。
年に4,5回繰り返して、冬はさなぎで越冬するそうです。
ちっともかわいくないですけど。

企業のIT部門をお母さんに例えると

2010年09月22日 | 私の正論
その昔、企業の情報システムは自前で作った。当初コンピュータの専門化はいないから、事業部で仕事がバリバリできる20代後半から30代の若手が抜擢されて、IT部門ができた。
しかしシステム開発は、一段落すると人が余ったり、景気が悪くなったので外でも稼げるようにと、分社化がブームとなった。一方メーカーや大手システムインテグレーターが、安定的ユーザを求めて、IT部門やIT子会社の買収に走った。そして今に至る。

IT部門は、家庭に例えると、一家のお母さんだと思う。
夫や子供がが外で十分働き、勉強できるように、裏方として生活を支える。
その、企業のお母さん的役割のIT部門を分社化したということは、お母さんにパートで働いてもらう共働き家庭のようだ。
IT部門をベンダーに売り渡してしまったケースは、お母さんを家政婦にしてしまったようだ。必要なことだけやってくれればいい、会社の将来を自分のこととして考えてくれなくてもいいと。
IT部門を自社部門として残し、技術を蓄積し、経営とITが一体化している企業もある。

それぞれメリット、デメリットがある。よくよく考えて運営していくことが肝要だ。

神奈川県ITコーディネーター連合会セミナーにて

2010年09月20日 | Biz/Browser
神奈川県ITコーディネータ連合会からの依頼で、Biz/Browserの話をして欲しいとのことで出かけました。
9月20日(月)13:30から15:30の2時間でした。
祭日にもかかわらず40名ほどのITコーディネータの方が出席されてます。
いくつか質問も出ました。
パンフレットもいろんな種類のものを持っていき、自由に取っていただきましたが、ほとんどはけました。
私のあとは、iPadを使ってのマーケティングセミナー。
とても面白いです。
懇親会があるというので参加させていただくこととしました。



どうでもいいこと

2010年09月20日 | Weblog
書類に日付を書く時、求められるのが和歴だったり西暦だったりする。
私は昭和天皇が亡くなった昭和64年(1989年)以来、年代をを西暦で考えるようにいている。
普段和暦を意識していないため、和歴で書くよう急に求められると慌てる。
そこで西暦に11を足して和歴を出すことにした。
2010年に11を足すと2022になる。
下2桁が平成の年号だ。
昭和の時代は25だったな。

プログラマーならみんな知っている。
プログラムを組まなくなって久しい。

大人のクラシック発表会

2010年09月20日 | チェロ奮戦記
魚水さんが主催する2010大人の発表会「ブリランテの会」に出演した。
歌あり、指笛あり、ビアノあり、夫婦連弾、ヴァイオリン、チェロ、弦楽合奏、合唱など、クラシックならなんでもあり。
今年で9回になるという。
頭が下がります。
ありがとうございました。

私は、孫と娘のピアノ伴奏で「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。
今年はよかったんじゃない、という、大学時代の友人の野崎さんの評価でした。
初めての合格点、しかしまだまだですねえ。

すべてを自分たちでやるマザーハウスに感動

2010年09月19日 | 22世紀を目指して
世事にうとい私としては目からウロコの思いだった。
バングラディッシュに自前の工場を持ち、世界の一流ブランドと伍してバッグの製造販売をしているマザーハウス
副社長の山崎さんの講演を聞いた。

バングラディッシュに工場を持ち、一号店が東京に入谷で、しかも店の前は一日50人くらいしか通らないような場所。
常識では考えられないビジネススタイルで快進撃を続けている。
お店に立つのはすべて社員。デパートに卸して売ったこともあるが、社員が直接売るのとは雲泥の差があるという。
自前でやるのは売ることだけではない、素材選びからデザイン縫製、店のデザイン改築(材木を買ってきて自分たちでやる)、何でも自らの手でやる。
だから、物だけを売っているのではない、作り手の思いを乗せて売っている。デパートに置いてもはまったく売れなかったのが、通りから二本も入った入谷も店で自分たちが売ると売れたという。

旅行会社のH.I.Sとタイアップして、カバン作り体験ツアーをやったという。
日本の方にバングラディッシュまで行って頂き、工場で縫製などの作業をしてもらうのだという。
驚いたのは、品質がよくなったことだという。
工場の従業員は、作っているカバンをだれが使うのか考えもしないで作っている。
それが、使う人が目の前に現れて一緒に仕事をしたのだ。
「ああこういう人たちが使っているのか」そう思うと、品質向上に向けて従業員同士が意見を出し合うようになり一気に品質が向上したという。

ITのエンジニアにも同じことが言えそうだ。
自分が作った画面を操作する人を直接知ることだ。
そうすれば働くことが楽しくなる。
もっともっと工夫するようになる。
本番前に改善点に気付いたら、徹夜してでも直して提供したいと思うはずだ。

しかし思わず日本人の特性について考えてしまった。
目先の創意工夫ということにかけては、異様な能力を持っている民族だと思う。

グリーンITに関する研究発表で、思わずお願いをしてしまいました。

2010年09月19日 | 私の正論
IBMのユーザ会的な団体の「日本ガイドシェア」の研究発表会がありました。
いくつかの発表を聞いたのですが、グリーンITに関する発表は、商売とも関係するので、ちょっと真剣に聞きました。
よく整理された素晴らしい発表だったのですが、私には不満が残りました。
何か新しいハードやソフトを買えば電力消費を抑えられるという視点から抜けていなかったからです。
「システムの作り方で電力消費を抑える」という視点があることを知っていただきたく重いました。
そこで、手を挙げまして、
「もし来年も研究会が続くようだったら、リッチクライアント技術を使えば、サーバの台数は確実に三分の一にできるのて、そういった研究もして欲しい」と発言してしまいました。

しかし最も消費電力の少ないシンクライアント端末の消費電力が14Wというのには驚きました。