片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

久々に栗田さんの登場です

2008年04月17日 | Biz/Browser
親子ほども歳は違うのですが、なぜか馬が合いまして、栗田さんとはしょっちゅう飲んでます。今回は紅二点(倉田さん、丸田さん)も参加して4人で盛大に、恵比寿で酒盛りです。この4人の共通点は永谷裕子さん。PMI東京支部事務局長ですが、私の25年来の友人で、私が栗田さんを永谷さんに紹介したことから、今日があります。それぞれ、別のところで永谷さんに知り合い、永谷邸でのパーティーで一緒になった仲。話の中身は忘れましたが、仕事を離れての楽しいひと時です。永谷さんに乾杯。

女性に人気のバインズサポート

2008年04月17日 | こころ
私が勝手に「秋葉原オフィス」としている場所はバインズサポートの社長の隣のテーブル。同社はIT系人材派遣会社だ。社長の秋山さんは、私のCAC時代の同僚。長いつきあいだ。私は秋山さんが好きだ。何事につけ非常にきちんとしている。そして豪快。言いたいことはずけずけ言うが、根に深い愛情がある。派遣登録に来た人には、本人のおかれている状況をきちんと把握し、能力や目標に沿った派遣先を探してあげている。新入社員が一人入った。いい機会なので私が「バインズサポートを一言で言ってみて」と質問した。わいわいがやがや、ああでもない、こうでもないと話していたが、まとめると「派遣スタッフのきめ細かなフォローではどこにも負けない自信がある会社」ということらしい。紅一点の女性社員は、私の献血友達。いつも一緒に1階のアキバ献血ルームに行く。

6万人に保険証が届かないまま年金からの保険料天引きが始まる後期高齢者医療保険

2008年04月15日 | Biz/Browser
3月25日に西宮市に伺ったとき、対象者の抽出、保険料の算定、保険証の発行、住民からの問合せ応答までの準備が終わっていた。日本一の西宮市だからできたが他の市町村はどうなのだろうと心配していた。案の定大混乱のようだ。西宮市のシステムを全国の区市町村で使えないものだろうか?

多難な地方自治体の電子申請システム

2008年04月15日 | 私の正論
今日のITproの記事。確かにパソコン普及率が50%程度のわが国で、電子申請システムを採用しても普及率は50%以下にしかならない。財政が逼迫している折から、優先順位はどうしても低くなるだろう。やるなら安上がりなローテク電子申請がいい。足が地に付いた、効果の見えるシステムでないと意味がない。

1000人の会社の情報システムをたった二人で回す

2008年04月14日 | 私の正論

先週金曜日にお会いした帝國製薬の村山社長。あれから土日とメールでやりとりしていた。そして今日月曜日午前中なら空いているというので、早速日本橋の東京事務所でお会いした。


知りたかったのは、売上高312億円、経常利益95億円、経常利益率30%の会社のIT要員がたった2名だという秘密だった。


社長の村山昇作さんは、元日銀で10年間日銀の情報システムを仕切ってこられた方。その前は日銀を代表するエコノミストで、調査統計局長も努められた。それが高松支店長時代に知り合った帝國製薬の赤沢庄三社長に「地域の発展のために来て欲しい」と口説かれ、日銀を辞めて社長になられた。


たった二人の要員で全社ITを担当しているコツを伺った。


1.すべてパッケージに頼る。一切カスタマイズはしない。


2.仕様書など書かない。


3.アドホックな現場からの帳票作成要求には即応する。体裁は無視。


4.トラブルでデータベースの内容を書き換えねばならないときも、熟知している二人に任せる。


5.オフコンや自動倉庫もあるが、手直しなどせず使い切る。サポート切れになっても安定稼働しているので構わない。故障に関しては、メーカから余ったパソコンや部品を貰い受けておき、交換する。それで設備の更新を一回スキップする。


6.社員はノートPCを持って世界中を飛び回っている。社長自身もリムーバルHDDを持ち歩き、数箇所にあるパソコンにつないで仕事をしている。データはすべてサーバ。HDDはメールのホルダだ。


7.サーバトラブルも、社員は会社の近くに住んでいるので、何かあれば出社して修復する。365日24時間稼働。


8.ITに限らない。人事部もない、法務もない、組織を作れば無駄が生じる。一人でたくさんの仕事をする。若手がめきめき伸びる。大企業に入って2年目と当社の2年目ではやってる仕事がまったく違う。どんどん成長する。


村山さんは、個人天文台を八ヶ岳に持っている。天体望遠鏡も自作する。追跡ソフトも自作する。今度天文博物館を作るという。私の友人の弟のプラネタリウム作者、大平君を紹介しましょうかと言ったら、是非にとのことだった。


話が発散したが、日本のITをもう一度ユーザの視点で見直すために、たいへん貴重な方に出会えた。「片貝さん、協力しますよ」と言って頂いた。


クーペ&shifoのライブに行った

2008年04月13日 | こころ
クーペ&shifoのライブがNHKホールであった。友人の丸尾さんが応援しており、券を頂いて行ってきた。素晴らしいライブだった。満員のNHKホール。
クーペさんは、自分のせいで25年前に別れた娘から手紙が来て、それがきっかけで生きる勇気が出て、立ち直った。生きていればいつかは会える。生きていたから会えたのですね。

若さを保つ秘訣

2008年04月13日 | 私の正論
若い頃、歳をとるのが怖かった。子供の自分には、無限の選択肢があると思っていた。だから1日無為に過ごすと、何もしなかったという事実が確定され、選択肢が減る。そんな想いを持ち続けていた。そして事実が積み重なって今日に至る、というわけだ。
こんなことを急に思い出したということは、最近は考えていないということだ。今は、還暦を過ぎて、むしろやることが明確になり、それを充実させることに集中できる。本気で生きられるのは、あと10年だろうか、20年だろうか。過去には、そんな時間はあっという間だった。それを思うとこれからの時間は重要だ。歳をとってはいられない?!。しかし、こんなことを考えていらるのも、家族や、会社関係や、友人達のお陰だ。ありがたいことだと改めて思う。