片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

もう一度グリーン車の話題

2008年04月05日 | 私の正論
昨日疲れ果てて、グリーン車に乗るべく池袋でSuicaにチャージした。750円。これはグリーン車両に乗車できる権利であって着席できる権利ではない。一般的には、わざわざ切符(定期)以外にお金を払う人は少ないので座れる確率は高いのだか、昨日は違った。一般車両並みの混みよう。750円投資した価値はまったくなし。夜も遅く、私と同じような人たちばかりで、かなりイライラしている。JRもよほど考えてこのシステムを考えたのはわかるのだが、こういう状態になるとよくない。アテンダントの女性にしわ寄せが行く。750円事前に投資してグリーン車に乗った人のほか、座れると思って飛び込んだ人もいる。その人からは1000円徴収せねばならないのだ。これはかなりきつい仕事だ。グリーン車のシステムは、席が少し空いている状態では機能するが、定員以上に乗車すると麻痺するシステムだ。そのうち、グリーン車でアテンダントに暴力を振るう乗客が出るような気がする。それから改善策を考えるのだろうか。このシステムを設計した人は、連休前の最終電車のグリーン車に乗って、アテンダントの女性を観察するといい。
コンピュータシステムを設計・開発する人にお願いしたい。自分の作ったシステムが運用に入ったとき、最もクリティカルな作業をしている人と一緒に働いてみて欲しい。たとえばPDAを使った倉庫作業、営業支援端末を顧客の目の前で使う営業、窓口で端末を叩きながら顧客折衝をする担当者、コールセンターのオペレーターなど。改善点が必ず見つかるはずだ。