片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

隔週日曜日はオーケストラの練習

2008年04月06日 | チェロ奮戦記
6月の定期演奏会に向けて猛練習です。今日は調子に乗って弾いていて、ビオラを聴いて!とか、八分音符が短すぎるとか、突っ込まないでとか、いろいろいわれました。やっと仲間入りできてきた感じです。みなさまご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
ところで、オーケストラでは、それぞれの楽器はその楽器のリーダに合わせて奏で、さらにコンサートマスター(バイオリンで指揮者のそばで弾いている人)にあわせるのだそうです。指揮者かと思ってましたが違うのです。しかし指揮者は大変です。まず人格者でないとできません。我が鴻巣フィルは、中村さんという素晴らしい指揮者の下、毎回大勢が参加して楽しく練習しています。ありがたいことです。

Biz/Browser開発現場から

2008年04月06日 | 私の正論
Biz/Browserの開発をしている現場で一枚のレーターが話題になっている。それは、あるアメリカのソフトのサポート打ち切りを知らせる手紙だ。こう書いてある。
「この度、XXXXXのサポートを下記の通り終了することになりましたので、お知らせいたします。現在のご厚情に深く感謝すると共に、今後も弊社および弊社製品をご愛用賜ります様お願い申し上げます」
お客様がいる限りサポート終了はないと言い切っているBiz/Browserの開発現場にとって、自分たちがユーザとして使っているこのテスティングツールのサポート終了の案内は、Biz/Browserのユーザがこの文面を受け取る情景が想像できて、改めて自分たちの意志を固めるのに役立ったようだ。そのために私に、そのレターのコピーをくれた。ありがとう。

経済産業省に、サーバの消費電力削減対策を訴えてきました

2008年04月06日 | 私の正論
JUASの細川専務理事がこの機会を与えてくださいました。サーバの消費電力は、ハードだけの問題ではなく、システムの構築の仕方でも大きく変わるものだということがわかりました。リッチクライアント(RIA)技術を使えば大幅に実現できます。このときパソコンの消費電力は、HTMLブラウザを使ったシステムに比べて、変わらないという実験結果も添えて提出しました。
お会いしたのは商務情報政策局情報通信機器課の星野岳穂参事官と荻野洋平技術係長です。お二人とも、とても熱心に聞いてくださり、4つのお願い事にも丁寧にお答えいただきました。今後の政策にぜひ反映していただきたいと思っております。ありがとうございました。

グリーンITの観点から情報システムを点検する

2008年04月06日 | 私の正論

企業や自治体などで、IT機器の食う電力が馬鹿にならないウエイトを占め始めた。折りしもCO2削減、グリーンITが緊急の課題になってきた。そこで今分かっていることから、省エネ対策を考えてみた。


ノートパソコンは電力を食わないようです。タイプ別平均消費電力量をごらんください。メーカ、機種によってもずいぶん違うので要注意です。サーバを仮想化して台数を減らす方法もあります。これらはお金を出せば短期間で解決できる問題であり、ハードウェアに依存する問題です。


実は、全く違った発想ですが、システムの構築方法で消費電力を下げる方法があります。プロパンガス大手のある会社では、基幹業務をWeb化しましたが、Webサーバの数はわずか3台です。これは、リッチクライアント(RIA)技術を採用することで実現しました。HTMLベースで開発したら8台は必要だったそうですので60%以上の削減効果です。さらに、これをもしメタフレームなどのターミナルサービスを使うとしたら、サーバ台数は15台になるということで、80%の削減効果となります。


企業のCIOや自治体のCIO補佐官の新たな大きな役割として、IT機器の消費電力の削減が与えられたと思います。ぜひ研究なさってください。「2008年~2012年までに温室効果ガスの排出量を1990年比6%削減」を掲げる京都議定書の第一約束期間に入りました。