片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

IT Leaders今月号の木内里美の「是正勧告」は、宮田眼科病院の見学報告だ

2012年03月29日 | Weblog
私も一緒に行ったが、現場が完全にシステム設計のイニシアティブを握っている。
だからこのシステムが稼働したら自分の仕事がどうなるか完全に理解している。
現場インタビューの別れ際に必ず言われるのが「早く完成して欲しい」と言う祈るような言葉だった。
ほんとうに感動したが、我々ITベンダーは、そこまで入り込んで仕事をしているだろうかと思うと、努力不足をありありと実感した訪問だった。

昨今のBRMSについての一考察

2012年03月29日 | Biz/Browser

私の30年前から終始一貫して変わらない主張は、
システムを、作る側からではなく使う側から考えるという一点です。
使う人が思う存分使えるかどうかがシステムの評価であって、
作りやすいかどうかとは一線を画して考えています。
そのことを前提として書いたのが以下です。

やっとBRMS時代が来たが、、

システム自動生成ツールは、極論すれば数式で表せる世界です。
しかし、使っている人間は、立場も利用目的も異なります。
リテラシーも違います。
方程式で表そうとすると、一人ひとり違った方程式になるでしょう。
別な言い方をすれば、理屈で決められる部分と好き嫌いの感情で
決めたい部分の統合をどうするかということです。
私の現在の解は、論理と感情の疎結合です。
BRMSは論理を担当しRIAとかリッチクライアントは感情を担当します。
その間のつなぎはCSVかXMLで表現されたデータのみです。