片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

顧客を知るのではなく知り抜くことが大事

2012年03月23日 | Weblog
自費出版のプログラミング本を書店で売ろうとして、取次店を訪ねたがどこも取り合ってくれない。
それならと有名書店に直接売り込みをかけたら置いてくれ、売れ行きがいいからと系列店にも置いてくれることになったという。

私はどんなふうに売り込んだのか不思議に思って尋ねた。
本人は、何て言ったかな?などと言っていたが、よくよく聞くと、お父さんが渋谷の大型書店の店長だったので、書店のことは子供の頃からよく聞いて知っていたという。
書店の立場に立って話ができたので置いてくれたのではないかと言う。
ああ大事なことだと思った。
本はユニバーサルシェルプログラミング研究所が出している書籍群。
こういう本が売れるのは技術屋の端くれとして無性にうれしい。

宮田眼科病院:院内総合電子化活動見学会報告

2012年03月23日 | Weblog
年間15万人の患者が訪れる宮田眼科病院の総合電子化プロジェクトが佳境に入っている。
夕べは、その指揮をとられている杉浦和史氏に、業務改革と電子化プロジェクトの概要を話していただいた。
私が幹事を務め、集まっていただいた方々は、病院を建設している会社、医療機器を作っている会社、ヘルスケアの会社、什器の会社、通信会社、ソフトウェア開発会社などなど。
一様に感動したのは、コンピュータの使い方を完全に現場の看護師・検査技師・医師が決めていることだ。システムイニシアティブは完全にユーザが取っている。出席者一同、自らの仕事の仕方が甘い!!と反省。

1月に木内さんと私とで都城の宮田眼科病院を訪問してきたが、その感想を述べ、その後出席者20名ほどが数分ずつ感想と期待を述べ、ディスカッションした。
6時から8時半までお茶とおにぎりで集中。

眼科ができれば、総合病院も可能となる。眼科が一番システム化が難しいといわれているからだ。

夕べ集まった人たちは、これから伝道師としてこのシステム「Hayabusa」を語り継ぐ。
2,3年後には、このシステムを使わなければ病院運営はできないというほどの、他を圧倒するパッケージとして普及させるのが目標だ。